タリックは、ターゴン山の頂で天上の力を授かった「ヴァロランの守護者」。宝石の光で味方を癒やし、星のビームで敵をスタンさせ、最後は周りの味方をまとめて数秒間無敵にしてしまう、「倒されるはずだった味方を、倒されないまま戦い続けさせる」ことで勝つ守護型のサポートです。W「バスティオン」で繋がった味方からも自分のスキルが発動するので、タリックは実質「2か所から同時にスキルを撃てる」チャンピオンでもあります。
2026シーズンのタリック本体は、26.1〜26.20の20パッチで一度も数値を触られていません。動いたのは10月21日実装のパッチ26.21で、運営は「その昔、マスター・イーとタリックを使ったファンネリング戦法が流行したため」に入れていた制限を、ロールクエストが実装された今はもう必要ないとして部分的に元に戻しました。繋がった味方が対象指定不可になっていても、Q・E・Rが不発にならなくなったのが今回の変更です。同じ26.21では、タリックが終盤に選べるドーンコアも強化されています。この記事では、パッチ26.21時点のタリックSUPを、ビルド・ルーン・Wの繋ぎ方・Eのスタンの当て方・Rの合わせ方・対面ごとの立ち回り・集団戦まで、ファンネリングの話も交えて解説します。
- Wは試合中ずっと相方のADCに繋いでおく。繋がっていれば、Eのビームが自分とADCの2か所から出る
- スキルを1つ使ったら通常攻撃を2回。固有「ブラバド」で全スキルのクールダウンが縮み、Qの回復も貯まる
- Rは発動してから無敵になるまで少し間がある。味方が溶けてから押すのでは遅く、敵が飛び込んできた瞬間に押す
2026シーズンの本体調整は、26.21の「制限の解除」だけ
タリック本体の最後の変更は、前シーズン25.15のW「バスティオン」の不具合修正でした。26.1〜26.20の20パッチは数値の変更がなく、26.21で初めてスキルの動作に手が入っています。そのほかはルーン・アイテム・サポートのルールの変更です。〇は追い風、×は向かい風、△は「数値は変わっていないが判断に関わる」項目です。
| パッチ | 向き | 内容 |
|---|---|---|
| 26.1 | 〇 | ロールクエスト導入。SUPは達成でコントロール ワードが40Gになり、専用枠に最大2個保管できる。運営が26.21で「ファンネリング対策の制限はもう要らない」と判断した理由もここにある |
| 26.11 | 〇 | アフターショックの防御力 35→45。ソラリのロケットの防御力 +25→+30、騎士の誓いの肩代わり 12%→14%・回復 10%→12%。タリックが最初に積む守りのアイテムがそろって強化 |
| 26.16 | 〇 | ロームのペナルティが「レベル5までBOT外で-33%」へ強化。2対2の時間が伸び、Wで繋いだADCと2本のEを合わせる回数が増えた |
| 26.19 | △ | ワールド アトラス/ルーニック コンパスの体力 30/100/200→0/60/200、基本体力自動回復 25%/50%/75%→50%/75%/75%。レーンに残る力は増えた一方、最大体力を参照するWのシールドは序盤だけほんの少し小さくなった |
| 26.20 | △ | タリック本体・サポートアイテムともに変更なし(10月7日実装) |
| 26.21 | 〇 | Q「スターライトタッチ」・E「ダズル」・R「コズミックレディアンス」:繋がった味方が対象指定不可の状態でも、正常に発動するように。ただし姿を消している味方からはEが出ない(ツールチップに追記)。同じパッチでドーンコアの「基本マナ自動回復100%ごとの魔力」10→15(10月21日実装) |
26.21:数字は1つも変わらないが、「空振り」が消える
運営のコメントは「タリックのスキルセットの粗削りな部分を調整し、もう少し輝けるようにします」というものです。今までは、タリックがスキルを使った瞬間に、Wで繋がった味方がダッシュや無敵などで対象指定不可になっていると、そのスキルが不発に終わっていました。ADCがフラッシュではなくスキルで避けた瞬間、Rの無敵化が自分にしか掛からなかった、という経験がある人もいるはずです。26.21からはQの回復もRの無敵化も、繋がった味方の状態に関係なく出ます。詳しい経緯は、次の章のファンネリングの話でまとめています。
26.11:入れ替わりで殴られる時間を、ルーンとアイテムが支える
26.11はサポートの環境をタンク側に戻しにきたパッチで、アフターショックの防御力が35→45、ソラリのロケットの防御力が+25→+30、騎士の誓いの肩代わりが12%→14%に上がりました。タリックはEのスタンでアフターショックを起動し、ソラリのロケットのシールドと騎士の誓いで味方を守るのが基本形なので、この3つがまとめて強くなったのはそのまま追い風です。
26.19:自動回復は得、Wのシールドはほんの少しだけ損
26.19でサポートアイテムの体力が自動回復に置き換わりました。ワールド アトラス
の体力が30→0、基本体力自動回復が25%→50%です。タリックのWのシールドはタリック自身の最大体力の一定割合なので、アトラスの体力30が消えたぶん、序盤のシールドもわずかに小さくなりました。とはいえ数ポイントの差で、レーンに居座れる時間が延びたほうが大きい、というのが実戦の感覚です。
- 結論:26.21のタリックは「本体の数字は昔のまま、スキルの空振りがなくなり、終盤の選択肢(ドーンコア)が1つ増えた状態」です。覚えるべきことは「Wは常にADCへ」「スキルの後は通常攻撃2回」「Rは早めに押す」の3つです。
ファンネリングとは?26.21でタリックの「制限」が外れた理由
26.21のタリックの変更は、「ファンネリング」という戦法の歴史を知っているとぐっと分かりやすくなります。運営のパッチノートにも、わざわざ「その昔、マスター・イーとタリックを使ったファンネリング戦法が流行したため、タリックのWが調整されました」と書かれています。
ファンネリング=ゴールドと経験値を1人に「流し込む」戦法
ファンネル(funnel)は英語で「じょうご」のこと。ファンネリングは、本来なら複数人で分けるミニオンやモンスターのゴールド・経験値を、じょうごで注ぐように1人のチャンピオンに集中させる戦法です。集中させる相手は、育てば手が付けられなくなるマスター・イーのようなチャンピオン。ほかのメンバーは自分の取り分を譲り、守りと補助に回ります。
そこで相棒として選ばれたのがタリックでした。理由はW「バスティオン」です。Wで繋がった味方からはタリックの全スキルが発動するので、イーが敵陣に飛び込めば、その場からEのスタンが飛び、Rの無敵がイーの周りに広がります。タリック本人は離れた安全な場所にいながら、育ったイーの前で敵を止め、倒されないように守れる。ゴールドを1人に集めた見返りとして、これほど噛み合う組み合わせはありませんでした。
なぜ制限が入り、なぜ今外れたのか
イーのQ「アルファストライク」は、使っている間イー本人が対象指定不可になって画面から消えるスキルです。当時はこの瞬間に合わせてタリックのスキルを使い、敵からは触れないイーの位置からスタンが飛んでくる、という対処しにくい場面が生まれていました。そこで運営はWを調整し、繋がった味方が対象指定不可になった瞬間にタリックがスキルを使うと、そのスキルは不発に終わる仕様にしました。
ところがこの制限は、ファンネリングをしていない普通の試合のタリックにも効いていました。ADCがザヤのR「フェザーストーム」のような対象指定不可になるスキルで避けた瞬間や、味方が無敵のスキルを使った瞬間に、Q・E・Rが空振りしてしまうのです。運営は26.21で、「ロールクエストが実装された現在、スキルの動作に関する厳しい制限はもはや必要ない」として、この制限を部分的に元に戻しました。2026シーズンのロールクエストは、各ロールが自分のレーンでクエストを進めて報酬をもらう仕組みです。1人にゴールドを注ぎ込むと、ほかのメンバーのクエストが進まず、その報酬を丸ごと失うことになります。ファンネリングそのものが割に合わなくなったので、タリックを縛っておく理由もなくなった、というのが今回の判断です。
残された例外:「姿を消した味方」からはEだけ出ない
ただし全部が元通りではありません。画面上から姿を消すチャンピオンに対しては、Eの例外が残ります。運営は「ゲームプレイが非常に分かりにくくなるため」と理由を書き、最後に「ごめんね、マスター・イー」と添えています。つまり、Q中のイーに繋いでいても、QとRは発動するが、Eのビームはイーの位置からは出ないということです。ツールチップにも「姿を消している味方からは「ダズル」が発動しない」旨が追記されています。
| 繋がった味方の状態 | 26.20まで | 26.21から |
|---|---|---|
| 対象指定不可(ダッシュ中・無敵中など) | Q・E・Rが不発になることがあった | Q・E・Rとも正常に発動 |
| 姿を消している(イーのQなど) | 不発 | QとRは発動、Eだけ出ない |
ソロキューでの意味 ─ Rの「合わせ損ね」が減る
ランク戦でタリックとイーのデュオを組む人は今も少なくありませんが、26.21の恩恵が一番大きいのは、むしろ普通にADCへWを繋いでいるタリックです。ADCが敵のスキルを避けようとダッシュした瞬間にRを押しても、ADCに無敵がきちんと掛かります。集団戦は「誰かが動いた瞬間」にRを合わせる場面の連続なので、空振りがなくなるのは数字以上に大きな改善です。ファンネリングを狙うのではなく、Wの繋ぎ先を信じてRを早めに押せるようになったと考えておきましょう。
タリックは今SUPで強い?初心者にもおすすめ?
26.21のタリックは、数値は据え置きのまま、スキルの不発がなくなった分だけ実戦で強くなったという立ち位置です。強さの目安はパッチごとに動くので、ここでは「どんな試合で頼りになるか」で整理します。相手に一気に飛び込んでくる暗殺者や、ADCをワンコンボで倒しにくるエンゲージ役がいる試合では、Rの無敵化がそのまま試合をひっくり返します。逆に、遠くから削ってくるメイジのサポートが相手だと、近づく前にレーンで体力を削られやすく、得意な展開を作りにくくなります。
初心者へのおすすめ度は「中」です。スキル自体はシンプルで、Wを繋いでEを当て、危ないときにRを押すだけでも役に立てます。一方で、Rは押してから無敵になるまで間があるため、「いつ押すか」を覚えるまでは味方が先に倒れてしまうことがあります。最初の10試合は、Rを「味方が危なくなってから」ではなく「敵が飛び込んできた瞬間」に押すことだけを意識してみてください。
SUPのクエストは「サポートアイテムのクエスト達成」がそのまま条件
2026シーズンのロールクエストで、SUPの条件はワールド アトラスから始まるサポートアイテムのクエストを進めることです。サポートアイテムで稼いだゴールド1につき1ポイントが入り、800ポイントで達成。近接のタリックは、ADCの近くで敵チャンピオンに通常攻撃を当てるか、ADCが取り切れないミニオンを拾うかで進めます。固有「ブラバド」の通常攻撃2回はそのまま「敵に当てる」回数になるので、スキルを使ったあとに相手チャンピオンを殴るだけで、クエストも進みます。
2026シーズンのSUPロールクエストでもらえるもの
- サポートアイテムが「世界の恵み」へ無料強化:セレスティアル オポジションなど5種類の完成形へ無料で進化でき、10秒ごとのゴールド獲得が5から9へ、ワードのチャージが3から4に増えます。
- コントロール ワードが40Gに:通常75Gのコントロール ワードが、クエスト達成後は40Gで買えます。
- ロールクエスト専用枠に最大2個保管:通常のアイテム枠ではなく専用枠に入るので、6枠すべてを装備で埋めたまま、常に2個のコントロール ワードを持ち歩けます。
タリックにとっての意味 ─ 見えていない飛び込みに、Rは間に合わない
タリックのRは押してから無敵になるまで間があるので、ブッシュから飛び出してきた敵を見てから押すと、間に合わないことがあるスキルです。オブジェクト前では、相手が隠れていそうなブッシュに専用枠のコントロール ワードを先に置き、敵の暗殺者の位置を見ておく。それだけで「飛び込まれる前にRを押し始める」余裕が生まれます。
タリックの強みと弱み
パッチ26.21のゲーム内データから、タリックの強み・弱みを整理します。
強み
- R「コズミックレディアンス」で、周りの味方をまとめて無敵にできる
発動から少しして、自分の周りの味方チャンピオンが数秒間無敵になります。Wで繋がった味方の周りにも同じ効果が広がるので、離れた2か所の味方を同時に守れます。 - E「ダズル」が、自分と繋がった味方の2か所から出る
星のビームを構え、短い遅延のあとに魔法ダメージとスタンを与えます。Wで繋がっていれば味方の位置からもビームが出るので、2方向から挟むように撃てて、避けにくいのが特徴です。 - W「バスティオン」で、自分と繋がった味方の物理防御が上がる
自動効果で自分と繋がった味方の物理防御が増え、発動すれば両者にシールド。ADCに繋いでおくだけで、相手のADCとの殴り合いに強くなります。 - 固有「ブラバド」で、スキルの回転が速い
スキルの後の通常攻撃2回が素早くなって追加魔法ダメージが乗り、通常スキルのクールダウンも縮みます。スキル→通常攻撃2回を繰り返すほど、Eのスタンが戻ってくるのが早くなります。 - Q「スターライトタッチ」で、周りの味方をまとめて回復
時間経過とブラバドの通常攻撃でスタックが貯まり、発動で全部を消費して周りの味方を回復します。
弱み
- 射程が短く、近づかないと何もできない
Eの射程は610、Qの回復範囲は325。遠くから削ってくるメイジのサポートには、近づく前に体力を削られます。 - Eは遅延があり、見てから避けられる
ビームを構えてから爆発するまでに間があるので、まっすぐ撃つと横に歩くだけで外されます。相手が動けない瞬間や、2本で挟める角度を待つ必要があります。 - Rは押してから効くまでに間がある
瞬間的に大ダメージを出す相手には、無敵になる前に味方が倒されることがあります。早めに押す判断が要ります。 - 自分から仕掛ける力は弱め
移動スキルを持たないので、自分で入ってスタンを当てにいく形には向きません。味方の仕掛けに合わせる「守り」と「返し」が本領です。 - マナの消費が重い
Q・Wのコストはどちらも60、Rは100。序盤にQの回復を連打するとすぐにマナが尽きるので、回復は「ここぞ」の場面に残します。
タリックのおすすめルーン
タリックのルーンは、Eのスタンで起動するアフターショックを軸にした不滅が基本です。スタンを当てた瞬間に自分が硬くなり、周りの敵にダメージも入るので、前に立って味方を守るタリックの役割とそのまま重なります。サブは天啓で、ビスケットデリバリーと宇宙の英知でマナとスキルの回転を補うのが定番です。
メイン:不滅 ─ アフターショック/生命の泉/ボーンアーマー/生気付与
サブ:天啓 ─ ビスケットデリバリー/宇宙の英知
ステータス:スキルヘイスト/移動速度/体力
キーストーン相性表(〇=好相性/△=条件付き/×=不向き)
| キーストーン(系統) | 相性 | ひとこと理由 |
|---|---|---|
| 〇 | Eのスタンで発動する。Wで繋がった味方の位置から出たEでも起動するので、敵の真ん中にいなくても硬くなれる。26.11で防御力が35→45に強化。 | |
| △ | 近くの味方がダメージを受けるとシールドを張る。相手に暗殺者が多く、ADCを守る時間が長い試合なら選択肢。レーンの殴り合いはアフターショックが上。 | |
| △ | Eのスタンで冷気が広がり、スロウと与ダメージ低下を与える。相手のADCの火力を落としたい試合向け。自分の硬さは増えない。 | |
| × | 同じ相手を殴り続けるレーンのためのルーン。ブラバドで殴る回数は多いが、サポートの立ち位置では発動の機会が少ない。 |
サブで相性の良いルーン
| ルーン | 相性 | ひとこと理由 |
|---|---|---|
| 〇 | 移動を妨げた敵を味方が攻撃すると、その味方が回復する。Eのスタンを当てるたびに、殴っているADCの体力が戻る。 | |
| 〇 | 回復とシールドの効果が上がる。QとWの両方に乗るので、守りの量が底上げされる。 | |
| 〇 | 体力とマナを回復するビスケットが届く。マナの消費が重いタリックの序盤を支える。 | |
| 〇 | サモナースペルとアイテムのヘイスト。フラッシュの戻りが早くなり、E→フラッシュの仕掛けを狙える回数が増える。 | |
| △ | 相手にレベル2で仕掛けてくるエンゲージ役がいるときに。心身調整と入れ替えて使う。 |
タリックのサモナースペル
基本はフラッシュ+イグゾーストです。イグゾーストは、相手の暗殺者やファイターがADCに飛びかかった瞬間に与ダメージを下げられるので、Rの無敵が間に合うまでの時間稼ぎになります。相手のBOTが回復の多い組み合わせ(ソラカ・ユーミなど)なら、イグゾーストをイグナイトに替えるのも手です。フラッシュは、Eのビームを構えている間に使うとビームの発射位置ごと移動できるので、タリックにとっては逃げ以上に「仕掛け」のスペルになります(コンボの章で解説)。
タリックのおすすめビルド
タリックのビルドは、「味方を守るアイテム」→「自分が前に立つための防御アイテム」の順に積むのが基本です。スキルのクールダウンが縮むほどEのスタンとWのシールドの回数が増えるので、スキルヘイストの付いた守りのアイテムと相性が良くなります。
スタートアイテム
ワールド アトラス
+体力ポーション×2。26.19で体力自動回復が増えたので、レーンで少し削られても自動回復とポーションで戻しやすくなっています。クエストが進んだら、完成形はセレスティアル オポジション
(相手に飛び込み役が多いとき)か、至点のソリ
(味方を加速させて仕掛けたいとき)から選びます。
コアビルド(守りの王道:ソラリ→騎士の誓い)
- ソラリのロケット(2200G):周りの味方にシールドを張る発動効果つき。Rの無敵が始まるまでの「間」を、このシールドで埋めるのがタリックの守りの基本形です。26.11で防御力が+30に上がりました。
- 騎士の誓い(2300G):選んだ味方が受けるダメージの一部を肩代わりし、自分は回復します。Wを繋いでいるADCを選ぶのが基本。26.11で肩代わりが14%に強化されています。
- リデンプション(2300G):離れた場所に回復の光を落とせる。乱戦で味方がバラけたときに、Qの範囲外の味方まで支えられます。
状況に応じた選択肢
- ジーク コンバージェンス
(2200G):味方の仕掛け役がいる試合で、自分も前に出てEを当てにいくとき。 - フローズン ハート
(2500G):相手が通常攻撃中心のADCやファイターのとき。マナとスキルヘイストも付き、タリックのマナ不足を補えます。 - アビサル マスク
(2650G):相手に魔法ダメージが多いとき。 - ドーンコア:26.21で「基本マナ自動回復100%ごとの魔力」が10→15に強化。運営は「現状で購入しているのはソラカだけ」と書いており、回復とシールドに寄せたタリックが4〜5つ目に試す価値が出てきました。ただし体力も防御力も付かないので、前に立つ時間が長い試合では防御アイテムを優先します。
タリックはどのブーツがよい?(相性表)
SUPのロールクエスト報酬にティア3ブーツはありません。ブーツはティア2で完結するので、相手のダメージの種類で選ぶのがタリックの基本です。
| ブーツ | 相性 | タリックにとっての一言 |
|---|---|---|
| ◎ 最適 | Wの物理防御と重なり、相手のADCとの殴り合いに強くなる。迷ったらこれ。 | |
| ○ 有力 | RとEの回転、フラッシュの戻りが早くなる。レーンで有利なときや、相手のダメージが分散しているときに。 | |
| ○ 有力 | 相手にスタンや拘束を連打してくるサポートや、魔法ダメージの多い構成のとき。Rを押す前に止められると致命的なので、CCの多さで選ぶ。 | |
| △ 条件付き | 移動スキルのないタリックの足を補う。マップを動き回って視界を取る時間が長い試合向け。 |
スキルオーダーとスキルの使い方
スキル上げ順
R > E > W > Qが基本です。レベル1はE、レベル2でW、レベル3でQを取り、そのあとはEを最大まで上げます。Eはランクごとにクールダウンが16→12秒まで縮み、スタンの回数がそのまま増えます。Wは繋ぎ先の物理防御とシールドを伸ばしたい試合で次に上げ、Qは最後です。
各スキルの解説
固有:ブラバド
スキルを使ったあとの通常攻撃2回が素早くなり、追加の魔法ダメージが乗ります。さらにこの通常攻撃は、通常スキル(Q・W・E)のクールダウンを短縮します。タリックは「スキル→通常攻撃2回」を1セットと考えるチャンピオンで、ここを省くとEが戻ってくるのが目に見えて遅くなります。レーンでEを撃ったら、外れても相手か近くのミニオンに2回殴っておきましょう。
Q:スターライトタッチ(クールダウン3秒・マナ60)
時間経過と、ブラバドの通常攻撃が当たるたびにスタックが1つ貯まります。発動すると全スタックを消費し、スタック数に応じて周りの味方チャンピオンの体力を回復します。スタックを貯めきってから一気に使うのが効率の良い使い方で、1スタックずつ使うとマナばかり減ります。Wで繋がった味方の周りにも回復が出るので、離れたADCも回復できます。26.21からは、繋がった味方が対象指定不可になっていても不発になりません。
W:バスティオン(クールダウン15秒・マナ60・射程800)
自動効果で自分の物理防御が上がり、繋がった味方も近くにいる間は同じだけ物理防御を得ます。発動すると味方チャンピオンと繋がり、タリック自身の最大体力の一定割合のシールドを両者に付与します。そしていちばん大事なのが、繋がっている間はタリックの全スキルが、繋がった味方からも発動されること。離れすぎると繋がりは一時的に切れるので、レーンではADCから大きく離れないようにします。
E:ダズル(クールダウン16〜12秒・マナ40・射程610)
星のビームを構え、少し遅れて爆発させて魔法ダメージとスタンを与えます。Wで繋がっていれば、ADCの位置からも同じ方向にビームが出るので、2本のビームで相手を挟むように撃つと避けにくくなります。遅延があるので、相手が別のスキルで止まっている瞬間や、ラストヒットのために前に出て足を止めた瞬間を狙います。26.21の変更後も、姿を消している味方からはEだけ出ない点は覚えておきましょう。
R:コズミックレディアンス(クールダウン180/150/120秒・マナ100)
天空の加護を呼び寄せ、少し遅れて周りの味方チャンピオンを数秒間無敵にします。範囲は自分の周り400で、Wで繋がった味方の周りにも同じ無敵が広がります。押してから効くまでの間に味方が倒されないよう、敵が飛び込んできた瞬間、または相手の大技が見えた瞬間に押すのが基本です。無敵の間は味方がダメージを気にせず殴れるので、守るためだけでなく「殴り合いに勝つため」のスキルでもあります。
タリックのコンボ ─ 2本のビームとRの合わせ方まで5つ
タリックのコンボは、「Wで繋ぐ」「Eで止める」「通常攻撃2回でスキルを戻す」「Rで守る」の4つの部品の並べ替えです。下の5つは覚える順に並べています。1〜3はレーンの基本、4と5は慣れてから足していけば十分です。
| # | コンボ | 入力 | 使う場面 | 難しさ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 基本のスタン | E → AA → AA | Lv1〜・レーンの基本 | ★☆☆ |
| 2 | 2本のビームで挟む | W(ADC)→ E | Lv2〜・キル狙い | ★★☆ |
| 3 | 守りの返し | ソラリ → R → E → Q | Lv6〜・飛び込まれた時 | ★★☆ |
| 4 | Eフラッシュ | E → フラッシュ | あと1歩届かない相手 | ★★★ |
| 5 | 繋ぎ先から仕掛ける | W(仕掛け役)→ R → E | 集団戦・味方の仕掛け | ★★★ |
使う場面:相手のADCがラストヒットのために前へ出て、足を止めた瞬間
Eを構え、スタンが入ったら通常攻撃を2回。ブラバドの追加ダメージが乗り、Eのクールダウンも縮みます。スタンの間に味方のADCが殴れる距離にいるかを先に確認してから撃ちましょう。
失敗しやすい所:相手が歩いているときにまっすぐ撃つと、遅延の間に横へ避けられます。止まった瞬間を待つのが一番の近道です。
使う場面:レベル2になった直後、自分とADCが相手を左右から見られる位置にいるとき
WでADCと繋いでからEを撃つと、ビームが自分とADCの2か所から同じ向きに出ます。自分とADCが少し横にずれて立っていると、2本のビームの間に相手が挟まれる形になり、片方を避けてももう片方に当たりやすくなります。
失敗しやすい所:ADCが自分の真後ろにいると、2本のビームがほぼ重なって意味がありません。レーンでは少し横に立つ癖をつけましょう。
使う場面:相手の暗殺者やエンゲージ役が、味方のADCに飛び込んできたとき
飛び込まれたらすぐRを押し、無敵が始まるまでの間をソラリのロケットのシールドで埋めます。飛び込んできた相手は味方の真ん中にいるので、そこへEを撃てばほぼ確実に当たります。無敵が切れる前後にQで回復すれば、相手の残りの攻撃にも耐えられます。
失敗しやすい所:ADCの体力が減ってからRを押すと、無敵が始まる前に倒されます。「飛び込まれた」と思った瞬間に押してください。
使う場面:相手がEの射程のぎりぎり外にいて、フラッシュで詰めれば届くとき
Eはビームを構えてから爆発するまでに間があり、その間にフラッシュで移動すると、ビームの発射位置ごと前に動きます。相手からすると、届かないと思っていたビームが急に伸びてくる形です。フラッシュしてからEを撃つより、構えを見せる時間が短いぶん反応されにくくなります。
失敗しやすい所:フラッシュが遅れるとビームが爆発してしまいます。Eを押した直後に、すぐフラッシュを押すのがコツ。練習モードで何度か試してから実戦で使いましょう。
使う場面:味方のジャングラーやTOPが敵陣に飛び込む集団戦
集団戦の直前だけ、Wの繋ぎ先を仕掛け役に替えます。仕掛け役が飛び込む少し前にRを押せば、着地したころに仕掛け役の周りが無敵になり、そこからEのビームも飛びます。タリック本人は後ろにいたまま、敵陣の真ん中で守りとスタンを両方出せる、ファンネリングの時代から続くタリックらしい戦い方です。26.21からは仕掛け役がダッシュ中で対象指定不可でもQとRが不発にならないので、タイミングの許容範囲が広がりました。
失敗しやすい所:Wの繋がりは離れすぎると切れます。仕掛け役が遠くへ飛びすぎる場合は、自分も前に詰めておきましょう。
タリックの立ち回り(レーニングフェーズ)
序盤(レベル1〜5)─ Eを当てたら2回殴る、を繰り返す
レベル1はEを取り、相手がラストヒットで前に出た瞬間を狙います。レベル2でWを取ったらすぐADCに繋ぎ、以降は試合の大半をADCと繋がったまま過ごします。Wの自動効果の物理防御はADCにも乗るので、相手のADCとの殴り合いは、繋いでいるだけでこちらが少し有利になります。Qはスタックを貯めておき、殴り合いの後に一気に使うのが基本。マナが重いので、体力が少し減った程度では使いません。
26.16のロームのペナルティ強化で、レベル5まではBOTに残るのが基本です。26.19のアトラスの体力自動回復も、レーンに長くいるほど得をします。
中盤(レベル6〜13・1コア完成後)─ Rを持ったら、守りの拠点になる
レベル6でRを取ったら、BOTのタワーや中立モンスター前の戦いで「ここにいれば倒されない」場所を作るのがタリックの仕事です。相手のジャングラーのガンクが来たら、敵が飛び込んだ瞬間にRを押すだけで2対3の戦いに勝てることもあります。ソラリのロケットが完成したら、ドラゴンや上位の中立モンスター前では、味方の固まっている位置に立ちましょう。
後半(レベル14〜)─ Wの繋ぎ先を選ぶ
後半は、Wの繋ぎ先を「その戦いでいちばん倒されてはいけない味方」に切り替えます。基本はADCのままですが、味方の仕掛け役が飛び込む集団戦ではそちらに繋ぎ直し、コンボ5の形で仕掛け役の周りにRとEを出します。Rのクールダウンは最大ランクで120秒。Rがあるかないかで、そのオブジェクトを戦うかどうかを決めるくらいでちょうどいいです。
タリックの有利な対面・不利な対面
タリックの対面相性は、「相手が近づいてくるか、遠くから削ってくるか」でほぼ決まります。自分から飛び込んでくるエンゲージ役には、Rの無敵とEの返しのスタンがそのまま刺さる一方、射程の外から削ってくるメイジには、近づく前に体力を持っていかれます。
有利になりやすい相手
レル
レルのRは敵を引き寄せてまとめるスキルですが、引き寄せられた先でタリックのRが入れば、まとめた意味がなくなります。レルが跳び込んできた瞬間にRを押し、落ちてきたところへE。レルの仕掛けは返しのスタンに弱いのが本音です。レルの立ち回りはレルSUP攻略で解説しています。
レオナ
レオナはE「ゼニスブレード」で一直線に飛び込んできます。飛び込まれたらEのビームを着地点に重ねて返し、ADC同士の殴り合いはWの物理防御で上回ります。Rを先に吐かせれば、レオナのR「ソーラーフレア」に合わせて守り返せます。
アリスター
W→Qで飛び込んでくるアリスターは、入ってきた位置がそのままEの狙い目になります。殴り合いが長引くほど、ブラバドで殴る回数の多いタリックが得をします。
不利になりやすい相手
ゼラス
射程の外から削ってくる代表格です。Eの射程610に入る前にQとWで体力を削られ、レーンで何もできないまま押し込まれがちです。無理に近づかず、ミニオンの後ろに隠れてレベル6まで耐える。ジャングラーのガンクに合わせてEを当てにいくのが現実的な勝ち筋です。
ザイラ
植物でレーンを支配され、近づくと拘束で止められます。26.21で強化を受けた側でもあるので、序盤は特に慎重に。植物を通常攻撃で処理しながら、ブラバドでスキルを回します。
ジャンナ
近づこうとするとQ「ハウリングゲイル」で打ち上げられ、仕掛けが通りません。ジャンナはシールドで相手のADCも守るので、殴り合いの差も付きにくい対面です。ジャンナの考え方はジャンナSUP攻略も参考にしてください。
マウス ─ 2本のビームの角度を、狙った位置に置く
Eは自分と繋がった味方の2か所から同じ向きに出るので、少しの角度のずれが当たり外れを分けます。狙った位置にカーソルを止められる高精度センサーの軽量マウスは、命中率にそのまま効きます。マウス選びはLOL向けゲーミングマウスおすすめで詳しく解説しています。
キーボード ─ E→フラッシュを途切れずに押す
コンボ4のEフラッシュは、Eを押した直後にフラッシュを押せるかで決まります。反応が速く打鍵感の揃ったゲーミングキーボードなら、入力の間が詰まります。選び方はLOL向けゲーミングキーボードおすすめ6選にまとめています。
ヘッドセット ─ 飛び込みの音を、見る前に聞く
タリックのRは「見てから押す」と間に合わないことがあるスキルです。画面の外から敵のウルトの詠唱音や味方の危険ピングが聞こえた方向を聞き分けられると、押す判断が一瞬早くなります。おすすめはLOL向けゲーミングヘッドセットおすすめ6選で紹介しています。
モニター ─ 相手が足を止めた瞬間を見逃さない
Eは遅延のあるスキルなので、相手がラストヒットで足を止めた一瞬を捉えられるかが勝負です。高リフレッシュレートのモニターなら、相手の動きの変化が滑らかに見えます。選び方はLOL向けゲーミングモニターおすすめ6選を参考にしてください。
PC ─ 集団戦のエフェクトが重なる瞬間こそフレームレートが命
Rの光と味方・敵の大技が重なる瞬間は、エフェクトが最も重なる場面です。安定した動作環境を整えたい人はLOL向けゲーミングPCの選び方をどうぞ。チェアやマウスパッドも含めた環境づくりはLOLゲーミング環境まとめにまとめています。
集団戦でのポジショニングと役割
タリックの集団戦の立ち位置は、「守る味方のすぐ前」です。Rの範囲は自分の周り400なので、ADCから離れて敵陣に入りすぎると、無敵がADCに届きません。Wで繋いでいれば繋ぎ先の周りにもRが出ますが、繋がりは離れすぎると切れるので、自分が前に出すぎないのが前提です。
集団戦の流れは、(1) 敵の飛び込みを待つ → (2) 入られた瞬間にRとソラリ → (3) 入ってきた相手にEのスタン → (4) 無敵の間に味方が殴り返す、の4拍子です。こちらから仕掛ける集団戦なら、コンボ5の形でWの繋ぎ先を仕掛け役に替え、仕掛け役の周りに無敵とスタンを出します。どちらの場合も、Rが終わったあとは騎士の誓いの肩代わりとQの回復で、残った味方を最後まで支えます。
初心者〜中級者がやりがちな失敗
- 味方の体力が減ってからRを押す
Rは押してから無敵になるまで間があります。「危ない」と思った時点では遅いことが多いので、敵が飛び込んできた瞬間に押しましょう。 - Wを繋がないまま戦う
Wが繋がっていないと、Eのビームは1本だけ、Rの無敵も自分の周りだけです。デスやリコールのあとは、まず繋ぎ直す癖をつけましょう。 - スキルを撃ったあとに殴らない
ブラバドの通常攻撃2回を飛ばすと、スキルのクールダウンが縮まず、Qのスタックも貯まりません。 - Qを1スタックずつ使う
Qはスタックを全部消費して回復するスキルです。こまめに使うとマナが尽きるので、貯めてから使います。 - マスター・イーのQ中にEが出ると思い込む
26.21でQとRは出るようになりましたが、姿を消している味方からEは出ません。イーと組むときは、Eは自分の位置から当てる前提で考えましょう。
タリックはどんな人におすすめ?
タリックは、派手なキルよりも「味方が倒されなかった」ことに手応えを感じる人に向いています。自分のRで味方が生き残り、そのまま集団戦に勝つ瞬間は、ほかのサポートではなかなか味わえません。また、仲の良い友達とデュオを組む人にもおすすめです。Wで繋いだ相方の位置からスキルが出るので、2人で声を掛け合うほど強くなるチャンピオンだからです。26.21で、相方がダッシュした瞬間の空振りもなくなりました。
タリックのスキン一覧(全8種)
SKINS — THE SHIELD OF VALORAN
タリックは、ターゴン山の頂で天上の力に選ばれた「ヴァロランの守護者」。かつてはデマーシアの兵士だったが、自らの過ちを償うために山を登り、いまは宝石の光で仲間を癒やし、守り抜くことに生涯を捧げている。
- 8スキン
- 4エピック
- 28クロマ
- 552最終スキンから(日)
最新スキンは「運命の破壊者タリック」(2025年4月16日)。そこから 552 日、およそ1年6か月のあいだ新しいスキンが来ていない計算になります。
画像:© Riot Games(Data Dragon より取得)。スキンの入手可否・価格はゲーム内ストアを確認してください。レガシー表記のスキンは通常ストアに並びません。リリース日は北米サーバーでの実装日を基準にしているため、日本サーバーとは1〜2日ずれることがあります。経過日数はページを開いた日で自動計算しています。
まとめ
26.21のタリックは数字が1つも変わっていないので、ランク戦の画面だけ見ていると変化に気づきにくいパッチです。だからこそ、最初の数試合は練習モードで「相方がダッシュした瞬間にRを押す」動きを試しておくと、本番で迷いません。以前なら不発を恐れて半拍待っていた場面で、今は押してしまってかまいません。
もうひとつ試したいのが、4〜5つ目のドーンコアです。運営が「現状で購入しているのはソラカだけ」と書くほど選ばれていなかったアイテムなので、回復とシールドに寄せたタリックで使った感触を持っている人はまだ少ないはず。相手の飛び込みが少なく、後ろで味方を支える時間が長い試合で1回組んでみて、防御アイテムを積んだときとの違いを比べてみてください。
そしてデュオを組む相手がいるなら、ぜひ一度タリックで遊んでみてください。ファンネリングの時代に縛られていた「繋いだ相方から全部のスキルが出る」タリックの面白さが、ロールクエストの時代になって、やっと素直に味わえるようになりました。








