
「グラブ行こう」のピンに合わせて上の川へ向かったものの、何体取ればいいのか、取ったら何が起きるのか分からないまま終わってしまう。ヘラルドを倒したのに、拾った瞳をどこで使えばいいか迷っているうちに消えてしまう。そんな経験はありませんか。ヴォイドグラブとリフトヘラルドは、どちらも「タワーを折るため」のオブジェクトです。この記事では、2つの出現時間と効果、倒し方、ヘラルドの召喚から突進までの使い方、そして取られたときの守り方までを、管理人がゲーム内で確かめた数値と画像つきで解説します。
この記事の結論
- ヴォイドグラブは8:00に3体、リフトヘラルドは15:00に1体。どちらも1試合に1回だけで、出る場所はバロンと同じバロンピットです。
- グラブを倒すと、チーム全員に「ヴォイドの交わり」が1スタックずつ付き、タワーへの通常攻撃に確定ダメージが乗ります。1体目から2体目で3倍になるので、取るなら2体以上が目安です。
- ヘラルドは背中の「バロンの瞳」を殴ると、1回で最大体力の約12%を削れます。正面から殴るのとは比べものになりません。
- 倒すと落ちる「ヘラルドの瞳」は20秒以内に拾い、拾ったら300秒以内に使います。召喚したヘラルドに乗ってタワーへ突進させると、1回で3,000以上の確定ダメージです。
- グラブもヘラルドも、価値はそのあと実際にタワーやプレートを折ったときに生まれます。取って満足せず、どのレーンで使うかまで決めてから動きましょう。
ヴォイドグラブとリフトヘラルドって何?|タワーを折るための2つのオブジェクト
ヴォイドグラブとリフトヘラルドは、マップ上側の川にあるバロンピットに、時間をずらして出てくるエピックモンスターです。ドラゴンがチャンピオンを強くするのに対して、この2つはタワーを折る力をくれます。試合の序盤から中盤にかけて、上側の戦いの中心になるのがこの2つです。
- 8:00ヴォイドグラブが3体出現
1試合に1回だけ。倒しても次は出てきません - 15:00リフトヘラルドが出現
こちらも1試合に1回だけ。倒すと「ヘラルドの瞳」を落とします - 20:00同じピットにバロンナッシャーが出現
ここからはバロンの時間です
シーズン2026(パッチ26.1)で、どちらも少し性格が変わりました。グラブは硬くなったかわりに、ゴールドがトドメを刺した本人だけに入る形(1体30G・3体で90G)になり、ジャングラー以外のレーナーが取りに来ても損をしにくくなっています。ヘラルドは背中の弱点の仕組みが単純になり、ジャングラー1人でも狙えるオブジェクトになりました。バロンの出現が20:00に戻ったので、ヘラルドは「バロンが出るまでの5分間に使い切るもの」と考えるとちょうどいいでしょう。
ヴォイドグラブの効果|「ヴォイドの交わり」と「ヴォイドの飢え」
グラブを1体倒すたびに、倒したチームの全員に「ヴォイドの交わり」が1スタック付きます。効果は、建造物(タワー・インヒビター・ネクサス)への通常攻撃に、4秒間の継続確定ダメージを乗せること。スタックが増えるほどダメージが上がり、近接チャンピオンは遠隔チャンピオンの2倍のダメージになります。

| 倒したグラブ | 近接(毎秒) | 遠隔(毎秒) | 追加でできること |
|---|---|---|---|
| 1体(1スタック) | 8 | 4 | - |
| 2体(2スタック) | 24 | 12 | - |
| 3体(3スタック) | 32 | 16 | 「ヴォイドの飢え」でヴォイドマイトを召喚 |
※パッチ26.21で、管理人がゲーム内のツールチップで確認した値です。どのスタックでも効果時間は4秒間です。
いちばん大きいのは「2体目」
表を見ると分かるとおり、1体目から2体目でダメージが3倍に跳ね上がり、2体目から3体目は少し増えるだけです。ツールチップにも「2スタックになるとダメージが大幅に増加する」と書かれています。つまり1体だけ取って終わるのがいちばんもったいない。グラブを触るなら、最低でも2体は取り切れる状況かどうかを考えてから入りましょう。
3体すべてを取ると、「ヴォイドの飢え」が付きます。これは建造物を通常攻撃したときに、ヴォイドマイトを1体呼び出して一緒にタワーを殴らせる効果で、クールダウンは15秒です。呼び出したマイトは近接ミニオンと同じくらいの体力があり(パッチ26.11で強化)、タワーの攻撃を少し引き受けてくれます。3体目の価値は、ダメージよりもこのマイトにあると考えてください。
サイドレーンでタワーを殴る機会が多い近接のTOPと、レーンを押してタワーを触りやすい近接のジャングラーが、いちばん得をする組み合わせです。遠隔チャンピオンにも効果はありますが、ダメージは半分になります。
ヴォイドグラブの倒し方|マイトの湧きと「回復」に注意

グラブは3体がまとまって出てきます。戦っている間、グラブ1体につきヴォイドマイトが4体ずつ、20秒ごとに湧いてきます。3体残っていれば一度に12体です。マイト自体は弱いものの、時間をかけるほど数が増えて、こちらの体力がじわじわ削られます。
もう1つ覚えておきたいのが、グラブを1体倒すと、残ったグラブの体力が回復することです(ゲーム内のヒントにも「倒すと、他のヴォイドグラブの体力が回復します」と出ます)。1体ずつ倒し切っていくと、そのたびに残りが回復して、結果的に時間がかかります。
- 3体をまとめて削る。範囲攻撃のスキルを持っているチャンピオンが一緒に殴ると、グラブとマイトをまとめて削れて速く終わります。
- 体力が近いところまで削れたら、続けて倒し切る。回復が入る前に次のグラブを落とせるよう、トドメのタイミングをそろえます。
- トドメは「ゴールドがほしい人」に。グラブのゴールドは倒した本人だけに入ります(1体30G)。ヴォイドの交わりはチーム全員に付くので、トドメを譲っても効果は変わりません。
20秒ごとの湧きを甘く見ない
手間取っている間に次のマイトが湧くと、敵のジャングラーが来たときにはこちらの体力が半分、ということも起きます。1人で時間がかかりそうなら、近くのレーナーを呼んで一気に終わらせるか、いったん引いて別のタイミングを待ちましょう。
リフトヘラルドの倒し方|背中の「バロンの瞳」を殴る
15:00になると、同じピットにリフトヘラルドが出てきます。ヘラルドは正面から殴ってもほとんど減りません。弱点は背中にある紫色の目で、ゲーム内では「バロンの瞳」と呼ばれています(説明文は「リフトヘラルドは背後からの攻撃に弱い」)。

背中の目は6秒ごとに開く
背中の目は6秒ごとに開きます。開いたタイミングで背中側から通常攻撃を当てると、大きな確定ダメージが入ります。シーズン2026からは、殴っても開く間隔が短くならない単純な仕組みになったので、6秒ごとに背中を1回殴るだけ覚えれば大丈夫です。

1回で最大体力の約12%
管理人が練習ツールで確かめたところ、背中の目を殴った一撃は1,406の確定ダメージでした。これはヘラルドの最大体力の約12%にあたります。同じタイミングで正面から殴った通常攻撃は53。背中に回れるかどうかで、ダメージがまったく違います。
背中の目だけで倒すなら、約9回殴る計算です。6秒ごとなので、目だけでも1分弱。実際には通常攻撃やスキル、スマイトのダメージも入るのでもっと早く倒れますが、「1分近くピットに入りっぱなしになる」つもりで、周りの状況を見てから始めましょう。
ヘラルドの正面に立たない
ヘラルドは目の前の相手に突進や爪の攻撃をしてきます。背中側に回り込んで殴り続けるのが、ダメージを出す意味でも、被弾を減らす意味でも正解です。2人以上で殴るなら、1人が正面で注意を引き、もう1人が背中を狙うと速く倒せます。

ヘラルドを倒すと、ピットの中にヘラルドの瞳が落ちます。拾えるのは倒したチームの1人だけで、20秒で消えるので、倒したらすぐに誰が拾うか決めましょう。拾うのは、このあとタワーを攻めに行くレーンにいる人(多くはジャングラーかTOP)です。
ヘラルドの瞳の使い方|召喚してタワーに突進させる
ヘラルドの瞳を持っていると「ヴォイドの目覚め」というバフが付き、次の2つが手に入ります。

強化リコール(4秒)
ふだん8秒かかるリコールが、4秒で終わります。ヘラルドを倒したあとに、すばやくベースへ帰って買い物をしてから攻めに行けます。
リフトヘラルドの召喚
瞳を使うと、味方のリフトヘラルドを呼び出してタワーを攻めさせられます。瞳を持っていられるのは300秒(5分)まで。使わずにいると消えてしまいます。
召喚から突進までの流れは、次のとおりです。
- 瞳を割って召喚する。アイテム欄の瞳を使うと、少しの詠唱のあと、紫の渦の中からヘラルドが現れます。
- ヘラルドをクリックして乗り込む。召喚したヘラルドをクリックすると、自分のチャンピオンがヘラルドに乗り、突撃を操作できる状態になります。
- 円の中で突進先を決める。足元に出る円の範囲で、ぶつけたいタワーの方向を狙います。
- タワーに突進させる。ヘラルドがタワーに体当たりして、大きな確定ダメージを与えます。




練習ツールで敵の外側タワーに突進させたところ、1回の突進で3,443の確定ダメージが入り、同時に240Gが手に入りました。シーズン2026ではタワーのプレートが14分で消えなくなり、1枚120Gになっているので、ヘラルドの突進はプレートのゴールドをまとめて取る手段でもあります。
突撃の操作は、召喚したときに1回、そのあとは近くで敵の建造物が壊れるたびに1回使えます。1本目のタワーを折り切れば、続けて次のタワーにも突進させられる、ということです。

- 味方のTOPがレーンで勝っていて、すぐ押せる
- グラブのスタックを持った近接TOPがいる
- 敵のジャングラーがBOT側に見えている
- MIDのタワーを折って、マップ全体を動きやすくしたい
- 20分のバロンに向けて、川への道を広げたい
- 味方のMIDとジャングラーがそろっている
どちらにするか迷ったら、ミニオンの波と一緒に攻められるレーンを選びましょう。ヘラルドだけをタワーにぶつけても、ミニオンがいないとタワーに狙われるのは自分たちです。
召喚したヘラルドは止められる
召喚されたヘラルドは大型モンスター扱いで、ほとんどの行動妨害を受けます。敵がそろっているところで召喚すると、突進する前に止められて倒されることもあります。敵が少ないレーンで、ミニオンと一緒に使うのが基本です。
グラブ・ヘラルド前の準備|ロール別の動き
グラブもヘラルドも、ピットに入る前の準備で勝負が決まります。出現の1分ほど前から、レーナーとジャングラーで動きをそろえましょう。上側の視界の取り方は視界の基本講座でまとめています。

TOP
グラブもヘラルドも、TOPのすぐ近くです。出現前にレーンのミニオンを押してから川へ寄れるように準備します。近接チャンピオンなら、グラブのスタックはそのまま自分のタワー攻めの力になります。
JG
どちらも主役はジャングラーです。出現時間に合わせて周回を組み立て、スマイトを残した状態でピットに入ります。ドラゴンと時間が重なりそうなら、どちらを取ってどちらを渡すかを先に決めておくと迷いません。
MID
MIDは上の川へいちばん早く寄れるレーンです。ミニオンを押してから寄ると、タワーにミニオンを取られずに助けに行けます。グラブの範囲攻撃役としても頼りになります。
SUP
パッチ26.11で、グラブは「サポートがロームで向かう先」として強化されました。BOTのミニオンの状況が落ち着いていれば、ワードを置きながら上の川へ寄るのも選択肢です。
ADC
ADCは基本的にBOTに残ります。上側で味方がグラブやヘラルドを取っている間は、BOTのタワーやプレートをしっかり削ることが、チーム全体の得になります。
グラブやヘラルドを取られたときの守り方
取られた側がやるべきことは、タワーを1本でも長く残すことと、反対側で同じだけ取り返すことの2つです。
- グラブのスタックを持った近接チャンピオンを、タワーに触らせない。特に3スタックの相手はマイトも呼んでくるので、レーンを押させないように早めにミニオンを処理します。
- 召喚されたヘラルドは止める。ヘラルドはスタンや打ち上げなどの行動妨害を受けます。突進の前に止めたり、乗っている相手ごと倒したりできれば、タワーへのダメージを防げます。
- 反対側で取り返す。上側を取られている間は、敵の多くが上に集まっています。そのすきにドラゴンやBOTのタワーを取れば、損を取り戻せます。
ヘラルドのタックルは「壁」でブロックできる
召喚されたヘラルドがタワーへタックルするとき、その進路に壁を作るスキルを置くとブロックできます。代表的なのが、アニビアのWとトランドルのEです。どちらかがチームにいるなら、ヘラルドが向かってくるレーンで温存しておきましょう。

アニビア W「アイスウォール」
氷の壁で道をふさぐスキルです。ヘラルドとタワーの間を横切るように壁を置くと、タックルがタワーまで届きません。

トランドル E「氷冷の柱」
指定した場所に通れない氷の柱を出すスキルです。壁より小さいので、ヘラルドの目の前(進路の正面)に置くのがコツです。
こんなときどうする?グラブ・ヘラルドのQ&A
Q. グラブとドラゴン、時間が重なったらどっちを取る?
判断の基準:どちらのレーンが押せているか
グラブはタワーを折るための効果、ドラゴンはチャンピオンを強くする効果です。TOPとMIDが押せているならグラブ、BOTが押せているならドラゴンと考えると、取ったあとの動きにつながります。両方を狙って中途半端になるより、片方を確実に取って、もう片方は敵に渡すつもりで反対側の得を拾うほうが安全です。ドラゴンの種類と効果はドラゴン完全ガイドで解説しています。
Q. ヘラルドの瞳を拾った。すぐに使うべき?
基本は「ミニオンの波がタワーに着くタイミング」で使う
瞳は300秒持っていられるので、慌てる必要はありません。まずは強化リコールでベースに戻り、買い物をしてから、ミニオンと一緒にタワーへ向かうタイミングで召喚しましょう。ただし20:00にはバロンが出てくるので、バロンの準備が始まる前には使い切るつもりで計画します。
Q. グラブを1体だけ取れる状況。取る意味はある?
取れるならタダで取ってよい。ただし無理はしない
1体だけでも、全員のタワーへの攻撃にダメージが乗り、トドメを刺した人には30Gが入ります。ただ、1スタックの効果は2スタックの3分の1しかありません。1体を取るために敵とぶつかって誰かが倒されるなら、取らないほうがましです。敵に2体以上渡しそうなときに、2スタック目を防ぐ意味で1体取るのは十分に価値があります。
まとめ|次の試合は「取ったあとに折るタワー」まで決めて上の川へ
グラブもヘラルドも、倒した瞬間には何も変わったように見えません。差が出るのは、そのあとタワーを殴ったときです。次の試合では、上の川へ向かう前に「取ったらどのタワーを折りに行くか」をチャットかピンで決めてから入ってみてください。グラブを2体以上取れたら近接のTOPかジャングラーでサイドのタワーへ、ヘラルドを取れたらミニオンの波と一緒にTOPかMIDへ。それだけで、上側のオブジェクトがはっきり「タワー」というゴールドに変わるのが分かるはずです。
そして15分のヘラルドから20分のバロンまでの5分間は、試合の流れが大きく動く時間帯です。ヘラルドでタワーを折って道を広げたら、そのままバロンの準備に移りましょう。
