9月8日に公開されたDev Updateで、メイヘムの次セットが「音楽」をテーマにすることが発表されました。ただ、公式の要約記事はメイヘムに関して3行ほどしか触れておらず、動画のほうも約70秒。それでも、映像と発言をていねいに拾うと「試合の何が変わるのか」はかなり見えてきます。この記事では、動画のメイヘムパート(3:06〜4:15)で語られたことをすべて並べたうえで、そこから推測できることをメイヘムプレイヤー目線で整理します。
この記事の読み方
この記事は確定情報ではなく、動画から推測できることをまとめたものです。文中のバッジは次の意味です。
- 動画で明言 開発者が口に出した内容。ほぼ確定。
- 映像から読み取り 動画のゲーム画面から読み取れること。演出は変わる可能性あり。
- 推測 管理人の考察。実装で外れることがあります。
正式なパッチノートやセット紹介が出たら、この記事も書き換えます。
動画で語られたメイヘムの内容を全部並べる
まずは推測を混ぜずに、動画のメイヘムパートで言われたことだけを並べます。公式の要約記事から落ちている項目が多いので、ここだけでも読む価値があります。
| 項目 | 動画での発言 |
|---|---|
| 次セットの開始 | 動画で明言「次のメイヘムセットはもうすぐ始まる」「来月後半にセットが始動」。音楽テーマに寄せる。 |
| ステージ演出 | 動画で明言スポーンすると音楽アクト(バンドやアーティスト)がセンターステージに登場し、試合にバラエティをもたらす。「アリーナの主賓(Guest of Honor)に似た仕組み」と説明。 |
| 登場するアクト | 動画で明言「聞いたことのあるバーチャルバンド」に加えて、ゲーム独自のアクトとしてアーケード、カフェキューティーズ、そしてビー(ミツバチ)が初登場。 |
| インゲームミッション | 動画で明言メイヘムでいろいろなビルドを試すと報酬がもらえる「試合内ミッション」を導入。例として「遠距離から敵チャンピオンをスナイプし続ける」「ウルトで大ダメージを出す」を挙げた。 |
| ミッションの報酬 | 動画で明言ミッション報酬はメイヘムの進行トラック(ミニパス)とは別枠。「全部ほしければ全部やってね」。 |
| 新オーグメント | 動画で明言新オーグメントを追加。全部は挙げず、お気に入りとして「Beeees!!!」(敵に蜂の巣を投げる)と「Get Jinxed」(ジンクスのロケットに乗る)を紹介。 |
※日本語の要約記事には「メイヘムセットが初登場し、新たなオーグメントも登場」「スポーン時に盛大な音楽パフォーマンス」「独自報酬のミッション」の3点しか載っていません。
いつ来る?──パッチ26.20(10月上旬)が本命
動画では「来月後半」と言っていますが、この動画は8月24日に収録されたものです(冒頭で開発者自身が日付を言っています)。8月24日から見た「来月後半」は9月後半なので、そのまま受け取るとパッチ26.19(9月23日)に見えます。
ただ、日本語の要約記事には「パッチ26.20でメイヘムセットが初登場」とはっきり書かれています(表記は「26.2」ですが26.20のことでしょう)。加えて、動画の冒頭で「Act 2はパッチ26.20から」とも言っています。音楽テーマはAct 2の目玉なので、Act 2の開始と同じ26.20で新セット開始と考えるのが自然です。
開始時期の整理
動画で明言Act 2はパッチ26.20から始まる/セットは「来月後半」(収録は8月24日)
動画で明言要約記事では「パッチ26.20でメイヘムセットが初登場」
推測パッチ26.20は公開スケジュール上10月7日(米国時間)、日本では10月8日ごろの適用。現行セット(Set 2)のミニパスが10月上旬に終わる予定なのも、ここで切り替わると考えるとつじつまが合います。
動画の「来月後半」は収録時点の予定で、その後26.20に寄せたのだと思われます。
「ステージ主賓」──スポーン時に決まる、試合ごとのルール変更
今回の発表でいちばん大きいのがこれです。動画では「スポーンすると音楽アクトがセンターステージに登場し、アリーナの主賓のように試合にバラエティをもたらす」と説明されました。
映像から読み取れること
映像から読み取り2枚の場面はどちらもブッチャーズブリッジのスポーン台で、台の中央にそのアクトのマーク(ミツバチ/ティーカップ)が浮かび、台の外周にアクトのメンバーが並んでいます。台の上には通常どおり自分のチームのチャンピオン5体がいるので、これはゲーム開始直後に、各チームのスポーン地点で流れる演出と考えてよさそうです。
映像から読み取り2場面でアクトが違うのに、マップの位置とカメラはほぼ同じ。つまり「その試合のアクト」が1組決まり、スポーン台の見た目がそれに合わせて変わる作りです。動画にはこのほか、レーザーとスポットライトだけのライブ会場のようなカットもあり、アクト登場のカットインか、ステージの転換演出だと思われます。
アリーナの主賓とどう違うか
アリーナの主賓は、特定のラウンドでプレイヤーが投票して選び、その試合のルール(オーグメントの出方や報酬など)を1試合まるごと変える仕組みです。メイヘムのステージ主賓はこれを下敷きにしていると開発者が言っているので、「1試合の間、そのアクト固有のルール変更が効き続ける」ところは同じだと考えられます。
違いそうなのは決め方です。動画は「スポーンすると登場する」としか言っておらず、投票やピック画面の話は出ていません。メイヘムは試合前に選ぶものが何もない(チャンピオンもオーグメントもランダム)モードなので、アクトもランダムに決まると考えるのが素直でしょう。
アクトごとに何が変わりそうか
ここは完全に推測になりますが、アクトの顔ぶれ自体がヒントになっています。初登場の3組は、3組ともLoLのスキンラインの名前です。
| アクト | 元になっているもの | 連想できる方向性 |
|---|---|---|
| ビー(ミツバチ) | ビィーモ、ハチ=マウ、ブンブン クランク、みつばちオリアナ、蜂の王ビィガー などのミツバチ系スキン | 推測同じ動画で紹介された新オーグメント「Beeees!!!」と同じモチーフ。ビーのステージでは蜂まわりの効果やオーグメントが出やすい、といった連動があってもおかしくありません。 |
| カフェキューティーズ | グウェン、アニー、ルル、ジンクス、ソラカ、バード などのメイド喫茶スキン | 推測映像ではスポーン台にティーカップのマーク。お菓子や飲み物のモチーフなので、回復・バフ寄りのルールを連想しますが、根拠は見た目だけです。 |
| アーケード | アーリ、エズリアル、ミス・フォーチュン、ソナ、カイ=サ などのゲーム機スキン | 推測映像は出ていません。「スコア」「コイン」「ボス」といったゲームセンターらしいギミックが思い浮かびますが、これも想像の域です。 |
| 既存のバーチャルバンド | K/DA、ペンタキル、True Damage、HEARTSTEEL | 推測動画では「聞いたことのあるバーチャルバンド」とだけ言い、名前は出していません。LoLのバーチャルバンドはこの4組なので、この中から登場すると考えるのが自然です。 |
プレイヤーとして押さえておきたいのは、ロード後にまずスポーン台を見て「今日のアクト」を確認するという一手間が増えそうなことです。アリーナで主賓を見てオーグメントの取り方を変えるように、メイヘムでもアクトを見てからオーグメントの優先度を組み立てる遊び方になるかもしれません。
インゲームミッション──「ビルドを試すと報酬」の仕組み
動画では「メイヘムでいろいろなビルドを試すことに報酬を出す試合内ミッション」を導入すると言っています。例として挙がったのは次の2つです。
- 遠距離から敵チャンピオンをスナイプし続ける(原文は「consistently sniping enemy champs from long range」)
- 試合を通してウルトで大量のダメージを出す(原文は「dealing tons of damage with your ultimate over the course of a game」)
今のミッションと何が違うのか
現行セットにもミニパスのミッションはありますが、あれは「メイヘムを○試合プレイ」のようにクライアント側で数えるものです。今回わざわざ「インゲーム(試合内)」と言っているので、試合中の行動そのものが条件になり、試合中に進捗が見える形だと考えられます。「試合を通して」という言い回しからも、1試合の中で積み上げるタイプに見えます。
報酬が進行トラックとは別枠なのも重要です。ミニパスはプレイしていれば勝手に進みますが、こちらは条件を満たしにいかないと取れないので、コレクションを揃えたい人はセット期間中に意識して消化する必要があります。
2つの例に向いているチャンピオン
メイヘムはチャンピオンがランダムなので狙って引けませんが、「引いたときに意識する」ための目安として挙げておきます。遠距離スナイプ系は、長射程スキルを持つポーク型が候補です。
ゼラス
ジグス
ジェイス
エズリアル
ヴェル=コズ
ウルトで大ダメージ系は、ウルトが主力ダメージで、しかも1試合に何度も撃てるチャンピオンが有利です。
カーサス
ジンクス
ラックス
アッシュ
ハイマーディンガー
推測「ビルドを試すことに報酬を出す」と言っているので、ミッションはチャンピオンではなくビルドやオーグメントの選び方に寄った条件になる可能性もあります。たとえばウルト系のミッションなら、ウルトのCDを縮める系のオーグメントを取ると達成が近づく、という設計です。実装されたら条件の文面を見て、どのオーグメントが噛み合うかをまとめ直します。
新オーグメント──動画で紹介された2つを映像から読み解く
新オーグメントは「全部は挙げない」としつつ、開発者のお気に入りとして2つが紹介されました。どちらも短いゲーム映像が付いているので、そこから効果を推測します。
Beeees!!!(ビィィィズ!!!)
動画での説明:敵に蜂の巣を投げつけられるようになる
動画で明言「throw beehives at enemies」=敵に向かって蜂の巣を投げる。開発者2人が「蜂、好き」「俺も」とやりとりする、完全にネタ枠の紹介でした。
※日本語名は未発表です。実装後に日本語クライアントの表記へ直します。
映像から読み取り映像では、敵チャンピオンが固まっている場所の脇に巨大なミツバチが落ちて、オレンジの爆発リングと小さな蜂が周りに散っているのが見えます。「蜂の巣を投げる」という説明と合わせると、指定地点に投げる範囲攻撃で、着弾で爆発ダメージ、その後に蜂が周囲に残る、という2段構えに見えます。
推測蜂が「残る」のか「散って消える」のかは映像では判断できません。残るなら持続ダメージやスロウの設置技、消えるなら単純な範囲攻撃です。メイヘムには既にアクティブ効果を追加する系統のオーグメントがあるので、それらと同じ「発動キーが増える」形で来る可能性が高いと見ています。
Get Jinxed(ゲット・ジンクスト)
動画での説明:ジンクスのロケットに乗れるようになる
動画で明言「lets you ride on one of Jinx’s rockets」=ジンクスのロケットのひとつに乗る。名前はジンクスのテーマ曲「Get Jinxed」から。ジンクス本人を引いていなくても取れる、という前提の紹介でした。
※日本語名は未発表です。実装後に日本語クライアントの表記へ直します。
映像から読み取り映像では、チャンピオンがロケットにまたがって「HA HA HA」の文字の軌跡を残しながら、敵チャンピオンのいる方向へ一直線に飛んでいます。ジンクスのウルト「スーパーメガデスロケット!」の見た目そのままで、移動距離はかなり長そうです。
推測ここから読めるのは「長距離の一方向ダッシュ」だということ。ジンクスのウルトが着弾で範囲ダメージを出す技なので、乗って突っ込んだ先で爆発してダメージ、という形が自然に思えます。ただ、ダメージがどれくらいか、途中で降りられるのか、敵に当たった時点で止まるのかは映像から分かりません。ブッチャーズブリッジは一本道なので、射程外から敵の後衛に一気に飛び込むエンゲージ手段として使われそう、というのが現時点の見立てです。
この2つが「お気に入り」として挙がっている以上、ほかの新オーグメントもこの路線、つまり音楽・スキンラインのネタを乗せた派手なアクティブ効果が中心になると考えています。全リストが出たら新オーグメント一覧に反映します。
既存バンドの再登場と、翌日の「音楽発表」
動画のメイヘムパートは「聞いたことのあるバーチャルバンド」と言うだけで固有名を挙げていません。LoLのバーチャルバンドはこれまでにK/DA、ペンタキル、True Damage、HEARTSTEELの4組が出ているので、この中の誰かがステージに立つことになります。
そして動画の冒頭では「Act 2は音楽にスポットライトを当てる」「最初の音楽関連の発表は明日(9月9日)」とも言っています。メイヘムのステージ主賓は、この音楽アクトの発表と歩調を合わせて公開されていくはずです。どのバンドが来るかは9月9日以降の発表で分かるので、そこで追記します。
みんなで確かめたいこと
動画だけでは決められないことが多いので、実装後に確かめたいポイントを挙げておきます。セットが始まったら、管理人も自分の試合で追いかけますが、気づいたことがあればコメントやXで教えてもらえると助かります。特にアクトは1試合に1組しか見られないので、みんなで持ち寄ったほうが早く全体像が見えます。
- アクトは何組いて、ランダムか。スポーン台のマークとメンバーを見れば分かります。既存バンドが何組来るかも。
- アクトごとに試合の何が変わるのか。オーグメントの出方、アイテム、マップギミックのどれに効くのか。
- 両チームで同じアクトか。映像は片方のスポーン台しか映っていません。
- インゲームミッションの条件文と進捗の見え方。試合中にどこに表示されるか、達成が1試合内で完結するか。
- Beeees!!!とGet Jinxedのレア度と、発動キー。プリズムなのか、アクティブ枠がどこに入るのか。
- 現行の216種のオーグメントが残るのか。新セットで入れ替えがあるなら、一覧の作り直しが必要になります。
よくある質問
Q. 今やっているセット(Set 2)のミニパスはいつまで?
A. 海外の情報では10月上旬(10月5日ごろ)に終了する予定とされています。次セットが26.20(10月7日・米国時間)なら、その直前で締まる計算です。取り残しがある人は9月中に片づけておくのが安全です。正確な日付はクライアントのパス画面で確認してください。
Q. ステージ主賓は自分で選べる?
A. 動画では「スポーンすると登場する」としか言っていません。投票やピックの話は出ていないので、現時点ではランダムと見ています。実装で違えば書き換えます。
Q. ジンクスを引かないとGet Jinxedは取れない?
A. 「ジンクスのロケットに乗れる」という説明なので、ジンクス以外のチャンピオンでロケットに乗るオーグメントだと考えられます。映像で乗っているチャンピオンもジンクスには見えません。
Q. 新セットで今のオーグメントは消える?
A. 動画ではまったく触れられていません。「新オーグメントを追加する」という言い方だったので追加が中心だと思っていますが、入れ替えの有無は確定ではありません。
まとめ:実装日までにやっておくこと
次セットは「スポーン時に決まるアクトが1試合のルールを変える」「試合内で条件を満たすミッション」「派手なアクティブ系オーグメント」の3本柱で、試合ごとの当たり外れがいまより大きくなる方向です。ここまでの内容を踏まえて、10月上旬までにやっておくとよいことを書いておきます。
まず、Set 2のミニパスを9月中に走り切ること。切り替わりの直前に慌てないためです。次に、ポーク型やウルト主体のチャンピオンを引いたときに「遠くから当て続ける」「ウルトを毎回きっちり当てる」プレイを意識しておくこと。インゲームミッションの例がまさにこの2つなので、慣れておくと初日から取りにいけます。
そして9月9日以降の音楽関連の発表を追いかけること。どのバンドがステージに立つかは、そこで分かります。当サイトでも新セットの情報が出しだいメイヘムまとめと新オーグメント一覧を更新し、アクトごとの立ち回りは実際に遊んで集計してから書きます。
出典:Riot Games「Team Voice, Classic & More | Dev Update」(2026年9月8日公開)、同要約記事「Dev Update要約:チームボイスチャット、クラシックなど」/画像はDev Update動画より引用。記事中の「推測」は当サイトの考察であり、Riot Gamesの公式見解ではありません。
