スレッシュは、Q「死の宣告」で敵を鎖につないで捕まえ、W「嘆きの魂灯」のランタンで味方を救い、E「絶望の鎖」で突進してくる敵を弾き、R「魂の牢獄」で戦場を分断する万能型のエンゲージタンクサポートです。フック系サポートの代表格でありながら、攻め・守り・ローム・ピールをすべて一手で切り替えられる自由度の高さが最大の持ち味で、Qの一投げが試合そのものを動かします。
パッチ26.13時点のスレッシュは、キーストーンをアフターショックに据えた不滅メインのルーンと、サポートアイテムを進化させた至点のソリを起点に、ソラリのロケット・騎士の誓い・ジークコンバージェンスへつなぐ守り寄りの構成が主流です。本体への弱体化はなく、2026シーズンを通してタンク・エンゲージ寄りのサポートが優遇されたこともあり、集計サイトでは勝率50%台前半〜半ば・Sティア級と、サポートの中でも上位の立ち位置を保っています。スレッシュの勝敗は火力ではなく、「Qを当てられるか」「当てた後に飛ぶか残るか」「ランタンをいつ出すか」という一連の判断にかかっています。
- Q「死の宣告」でキャッチ、W「嘆きの魂灯」で救助の万能サポート。まずはこの2つの役割を覚える
- Qが当たっても、飛び込むかどうかは毎回判断する。体力が低い・味方が遠いなら飛ばない
- 危なくなりそうな時はW(ランタン)を早めに準備する。捕まってからでは間に合わない
パッチ26.1〜26.13 スレッシュ(SUP)の変化点まとめ ─ 本体は据え置き、タンクサポート優遇の追い風でSティア級を維持
前提:スレッシュは「キャッチ・救助・二方向CC・分断」で戦う万能エンゲージタンク
スレッシュは、Qの引き寄せ、Wのランタン救助、Eの引き寄せと弾き飛ばし、Rの牢獄という、性能の根っこが何年も変わっていないチャンピオンです。2026シーズンもこの持ち味はそのまま。変わったのは、スレッシュを取り巻くアイテム・サポートの仕組みと、環境全体の方向性です。
26.1:シーズン2026開幕 ─ ロールクエストの整備と視界報酬の追加
開幕パッチ26.1で各ロールに専用の「ロールクエスト」が整備され、サポートにはコントロールワードの専用枠や割引といった、視界管理を後押しする報酬が組み込まれました(詳細は後述のコラムで解説します)。あわせて至点のソリなどのサポートアイテムのゴールド生成が引き上げられ、視界に投資しても装備の完成が遅れにくくなっています。フックを狙う下準備として視界を確保したいスレッシュにとって、追い風となる変更です。
シーズン中盤〜26.11:エンチャンター寄りメタへの調整でタンク・エンゲージが優遇
本体に弱体化はなく、むしろ環境がスレッシュに味方しました。エンチャンター一辺倒だったサポート環境を見直す大きな調整が入り、タンク・エンゲージ系のサポートが押し上げられています。飛び込む味方を守るガーディアンのクールダウンが短くなり、シールドに増加体力の反映が乗るようになったことで、Qで前に出るスレッシュはより粘り強く戦えるようになりました。
26.13:直接変更なし ─ 勝率50%台前半〜半ば・Sティア級で安定【現在地】
26.13でもスレッシュ本体への変更はありません。集計サイトではピック率の高いサポートの一角として、勝率50%台前半〜半ば・上位ティアで安定しています。まとめると、やること(Qを当てる・飛ぶか残るかの判断・ランタン救助)は昔のまま、視界報酬とタンクサポート優遇の環境で追い風が吹いているのが2026シーズンのスレッシュです。本記事のルーン・ビルドの項で最新の形を確認してください。
スレッシュは今SUPで強い?初心者にもおすすめ?
結論から言うと、スレッシュ SUPはパッチ26.13でも上位グループの強さがあり、サポートを本気で上達したい人に自信を持っておすすめできるチャンピオンです。ただし、Qの命中率・ランタンを出すタイミング・飛び込む判断・ロームのタイミングと判断量が多く、「できることが多い分だけミスも出やすい」タイプなので、最初の1体としては少し難しめです。裏を返せば、スレッシュを練習するとエンゲージ・ピール・視界管理・ローミングが自然と身につく、サポート最高の練習台でもあります。
- 現環境での評価:上位グループ。勝率50%台前半〜半ば・Sティア級。タンク・エンゲージ優遇の環境と視界報酬が追い風
- 初心者〜中級者におすすめできるか:中級者向け。サポート全般を上達したい人には特におすすめ
- 操作難易度:高め。Q・W・E・Rすべてに判断が必要で、認知負荷が大きい
- エンゲージ性能:非常に高い。Qが当たるとキルチャンスを確定させやすい
- ピール性能:高い。WのランタンとEの弾き飛ばしで味方を守れる
- ローミング性能:非常に高い。QとEの長射程CCでミッドへの寄りが強い
- どんな人に向いているか:フック・ランタン・ピール・ロームを使い分けて試合を動かしたい人
スレッシュで最初に意識したいのは、「毎回Qで飛び込むこと」ではなく「Qを当てて、飛ぶか残るかを状況で選ぶこと」です。フックの命中に強さが大きく依存するため、外し続けると圧力がほぼなくなります。まずはQを当てる練習と、当てた後の判断を最優先にしましょう。サポートというロールの基本から知りたい方は、ボットレーン全般の立ち回りガイドもあわせてどうぞ。
SUPロールクエスト ─ コントロールワード専用枠(40G・最大2個)と、フックサポート スレッシュの活かし方
SUPは「チームの視界と安全」を担う特別な役割
サポートは、ボットレーンでADCを支えつつ、チーム全体の視界とピール・イニシエートを引き受ける役割です。2026シーズンからは各ロールに専用のクエストと報酬が用意される「ロールクエスト」が導入され、サポートにはこの役割を後押しする報酬が組み込まれました。クエストはサポートアイテムでのゴールド獲得や味方の近くでの立ち回りなどで自然に進みます。
2026シーズンのSUPロールクエストでもらえるもの
- コントロールワード専用の保管枠:クエスト完了後、アイテム欄とは別枠でコントロールワードを保管できるスロットを得ます。装備の枠をひとつも犠牲にせず、終盤まで視界の主導権を握り続けられます。
- コントロールワードが40Gに割引・最大2個ストック:完了後はコントロールワードが40Gに値下がりし、専用枠に最大2個まで持てます。リコールのたびに気軽に補充できる価格です。
- サポートアイテムからのゴールド生成の上昇:サポートのゴールド獲得が底上げされ、視界に投資してもコアアイテムの完成が遅れにくくなりました。
スレッシュにとっては「フックの角度を作る土台」になる報酬
Qの一投げで試合を動かすスレッシュにとって、視界はそのままフックを通す角度の確保です。茂みや川に敵ワードがあると、こちらがブッシュから角度を作ろうとしても逆に奇襲される側に回ってしまいます。コントロールワードを安く・別枠で持てるこの報酬は、レーンブッシュを制圧してQの射線を作る、川やドラゴン前の敵視界を消してローム経路を隠す、といったスレッシュらしい下準備を毎回できるようにしてくれます。ゴールド生成の強化で至点のソリやソラリのロケットの完成も早まるため、「視界でフックの角度を作り、装備で味方を守る」循環を意識しましょう。
スレッシュ(SUP)の強みと弱み
強み
- Q「死の宣告」の命中でキルレーンを作れる
フックが当たるとスタンして引き寄せ、そのまま自分も飛べます。飛ぶかどうかは再発動で選べるため、状況に応じて柔軟に仕掛けられるのが最大の武器です。 - W「嘆きの魂灯」で味方を救い、シールドも配れる
捕まったADCやジャングラーを安全な位置へ引き寄せられます。ジャングラーをボットへ呼び込む、逃げる味方の退路を作るなど、汎用性が非常に高いスキルです。 - E「絶望の鎖」が攻めにも守りにも使える二方向のCC
敵を引き寄せることも、突進してくる敵を弾き飛ばすこともできます。Qの前にスロウを入れて命中率を上げる使い方も強力です。 - ローミング性能が高く、ミッドへの影響力が大きい
QとEの長射程CCでミッドへの寄りが強く、キルを作りやすいです。ランタンでジャングラーをボットへ呼ぶこともできます。 - パッシブ「魂の束縛」で防御が永続的に伸びる
周囲で敵が倒れるたびに魂を集め、物理防御と魔力が増えます。試合が長引くほど固く、Qのダメージも重くなります。 - 集団戦での選択肢が多い万能サポート
エンゲージ・ピール・進路妨害・Rでの分断と、構成や状況に応じて役割を切り替えられます。
弱み
- スキルショット(フック)に強く依存する
Qが外れると圧力がほぼなくなります。ミニオンの後ろに隠れた相手にはフックが通りにくく、当てられないと仕事が半減します。 - 判断が多く、初心者には認知負荷が高い
Qで飛ぶか残すか、Wを出すか温存するか、Eで弾くか引くか、ロームするか残るかを、瞬時に判断し続ける必要があります。 - Qで飛び込みすぎると試合が崩れる
Qが当たるたびに飛ぶと、敵陣で孤立して先に落とされます。「飛ぶかどうかを毎回考える」意識が欠かせません。 - 遠距離ポークに弱い
ゼラス・ブランド・ラックスのような相手には、間合いに入る前に大きく削られてしまいます。 - ランタンが機能しないこともある
味方がランタンの使い方を知らないとWの価値が下がります。使う場面を早めにチャットで伝えておくことが大切です。
スレッシュ(SUP) おすすめルーン(パッチ26.13)
スレッシュ サポートのルーンは、現在も不滅メインのアフターショックが主流です。アフターショックはQやEでCCを入れた瞬間に物理防御と魔法防御が跳ね上がり、Qで飛び込んだ後に倒されにくくなる、エンゲージタンクの基本キーストーンです。生命の泉で味方の継続戦闘を支え、ボーンアーマーで序盤の被弾を抑え、気迫でスロウ耐性と防御を足します。サブは天啓で、ビスケットデリバリーがレーン維持を助け、宇宙の英知がサモナースペルの回転を速めてQのチャンスを増やします。相手のエンゲージが激しく、飛び込みを受け止めるピールに寄せたい試合は、キーストーンをガーディアンに変える選択も有効です。
| 項目 | 選択 |
|---|---|
| メインパス | |
| キーストーン | |
| メインルーン 2段目 | |
| メインルーン 3段目 | |
| メインルーン 4段目 | |
| サブパス | |
| サブルーン 1 | |
| サブルーン 2 | |
| ステータスシャード | スキルヘイスト / 移動速度 / 体力 |
- キーストーンはアフターショック。QやEでCCを入れた後に物理防御と魔法防御が上がり、飛び込んだ後に倒されにくくなる、スレッシュのための基本ルーン
- 生命の泉はCC後に味方の体力を回復し、ADCの継続戦闘力を底上げする。Q・E・Rのすべてと噛み合う
- ボーンアーマーは序盤の被弾を抑えてQを狙う時間を作る。ゼラスやブランドのようなポーク相手だけ息継ぎに変える
- サブの天啓は、ビスケットデリバリーでレーンを維持し、宇宙の英知でフラッシュやイグナイトの回転を速めてQのチャンスを増やす
※サモナースペルはフラッシュ+イグナイトが基本です。フラッシュはQを当てる位置取りの微調整と自衛に、イグナイトはQを当てた後のキル確定に使います。ロームで試合を動かしたいなら、イグナイトの代わりにテレポートを選んでミッドやトップへの寄りを増やす手もあります。
スレッシュ(SUP) おすすめビルド(パッチ26.13)
スレッシュ サポートのビルドは、耐久とユーティリティで味方を守る守り寄りが主流です。スレッシュ自身がダメージを出すのではなく、Qで捕まえて味方が安全に火力を出せる状況を作るのが役割なので、サポートアイテムを進化させた至点のソリを起点に、ソラリのロケット・騎士の誓い・ジークコンバージェンスで味方の生存と火力を底上げしていきます。
スタートアイテム
ワールドアトラス
体力ポーション
サポートの基本スタートです。体力ポーションで序盤の体力交換を支えながら、サポートアイテムとSUPロールクエストを進めます。
コアビルド
至点のソリ
スイフトネスブーツ
ソラリのロケット
騎士の誓い
ジークコンバージェンス
至点のソリでエンゲージ後の追撃を補助し、ソラリのロケットで集団戦前に味方全員をシールドで守ります。騎士の誓いは育ったADCへのダメージを肩代わりし、ジークコンバージェンスはRのスロウと組み合わせてADCのダメージを大きく伸ばします。4品目以降は、さらに硬くなりたいならフローズンハート、まとめて味方を立て直したいならリデンプションと、試合を見て入れ替えましょう。
ワールド アトラスの5つの派生先 ─ なぜスレッシュは至点のソリを選ぶのか
サポートアイテムはワールド アトラスから5種類に派生する
2026シーズンのサポートアイテムは、スタートのワールド アトラスがクエスト進行でルーンのコンパスへと成長し、最終的に下の5つのいずれかへ派生します。どれもゴールド生成とワード設置という土台は共通で、違うのは「伸ばすステータス」と「戦い方の方向性」です。自分がどう戦うサポートなのかで選ぶ完成形が変わります(効果は26.13時点、細かな数値はゲーム内を参照)。
| 派生先アイテム | 主な特徴と向いているサポート |
|---|---|
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体力・ユーティリティ。敵に行動不能を与えると味方に移動速度バフを配る。仕掛けて速度で押し込むエンゲージ・タンク向け(スレッシュはこれ) |
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体力・防御に加え、近くの敵から受けるダメージを軽減するオーラとCC後のスロウ。前線を張るタンク/ウォーデン向け(ノーチラス等) |
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魔力・スキルヘイスト。味方へのシールドと回復を強化する。味方を守るエンチャンター向け(セラフィーン等) |
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攻撃力・脅威(貫通)。敵への攻撃で追加ダメージと移動速度を得る。自分でも削る攻撃的なAD・仕掛け系サポート向け(パイク等) |
|
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魔力。スキルが敵に当たると周囲に爆発の魔法ダメージ。遠くから削るメイジ・ポーク系向け |
なぜスレッシュは至点のソリなのか
ドリームメーカーやザズ=ザクのレルムスパイクは、魔力を伸ばして「味方を回復する」「自分で削る」ためのアイテムです。ところがスレッシュはCSを取らず、装備で火力を伸ばすタイプでもないため、魔力系を積んでもその恩恵をほとんど活かせません。スレッシュの仕事は火力ではなくQで捕まえ、Rで分断し、ランタンで味方を救うことだからです。ブラッドソングは自分で削る攻撃的なサポート向けで、味方を守る役割のスレッシュとは方向性が噛み合いません。
スレッシュに最も合うのは至点のソリです。敵に行動不能を与えると味方へ移動速度バフを配るため、Qのスタンやフックの引き寄せ、Rのスロウを起点に、味方の追撃と自分のロームを一気に加速できます。「捕まえて、速度で押し込む」というスレッシュのエンゲージ・ローム型の戦い方をそのまま後押しする完成形です。一方、前線でCCを当て続ける硬さを最優先したい試合や、相手のバーストが重い試合では、体力・防御とダメージ軽減オーラを備えるセレスティアル オポジションも有力な第二候補になります。迷ったら、テンポとロームで試合を動かせる至点のソリを選べば、スレッシュらしさを最大限に引き出せます。
アイテム詳細・選択肢
-
至点のソリ(サポートアイテム完成形) ワールド アトラスから進化する、タンク・エンゲージ向けのサポートアイテムです。QやEでCCを入れた後に近くの敵へダメージを与え、味方の追撃を補助します。スレッシュのエンゲージスタイルに自然に噛み合い、SUPロールクエストと合わせて視界と支援を両立させながら育てましょう。 -
ソラリのロケット 使用すると周囲の味方全員にシールドを付与できます。スレッシュは集団戦で味方を守る役割が大きいため、戦闘の直前に使うと効果が高いです。体力や防御も付き、スレッシュ自身の耐久も伸びる定番の1品目〜2品目です。 -
騎士の誓い リンク先の味方が受けるダメージの一部を肩代わりし、回復も提供します。育ったADCを守り抜きたい試合で最大限の効果を発揮します。飛び込んだADCに付けておくと、多少無理をしても生き残らせやすくなります。 -
ジークコンバージェンス R「魂の牢獄」のスロウとジークの凍気が組み合わさると、止めた敵に味方の火力を一気に叩き込めます。味方への攻撃速度バフも付くため、通常攻撃主体のADCと組む試合で特に映える、集団戦特化の一品です。 -
フローズンハート(選択肢) 大量の物理防御と、周囲の敵の攻撃速度を下げるオーラを得られます。敵ADCやブルーザーが多い試合で選ぶと、スレッシュが硬くなり、Q後の飛び込みでも生き残りやすくなります。マナとスキルヘイストも補えます。 -
リデンプション(選択肢) 指定地点に広範囲の回復を発動できます。集団戦やオブジェクト戦で味方をまとめて立て直せるうえ、倒された後でも使えるのが利点です。回復を厚くしたい試合や、複数人を同時に支えたい構成で有効です。 -
ミカエルの祝福(選択肢) 味方1人の行動妨害を解除して回復します。相手に強力な単体CCがいて、味方キャリーが毎回捕まってしまう試合の保険として優秀です。マナ回復も付くため、装備が整うまでのマナ管理も楽になります。 -
ガーゴイルの石板鎧(選択肢) 発動すると一時的に大きなシールドを得て、集団戦の的になりながら耐えられます。敵の火力を一身に受けてから、Rやランタンで味方を守り抜きたい前線タンク寄りの立ち回りで有効な生存枠です。
ブーツ選択
スイフトネスブーツ
アイオニアブーツ
プレートスチールキャップ
基本は移動速度とスロウ耐性で前に出やすくなり、ロームとQの角度作りを助けるスイフトネス ブーツです。集団戦が多くフックの回転を増やしたい試合はスキルヘイストの付くアイオニア ブーツ、ドレイヴンやカイ=サのような通常攻撃火力の高いADCが相手ならプレートスチールキャップを選びましょう。積極的に動くスレッシュにとって、移動速度への投資は見た目より価値が高めです。
スレッシュの戦術 ─ 「Qの命中と飛ぶ判断」「ランタンのタイミング」「Eの二方向の使い分け」の三本柱
Q「死の宣告」は当てた後の判断こそが本体
スレッシュの強さの根っこはQですが、重要なのは「当てること」より「当てた後にどうするか」です。Qが命中したら、再発動で飛ぶかどうかを一瞬で選びます。味方が追撃できる位置にいる・敵ジャングラーが近くにいない・自分の体力が十分、という条件がそろえば飛んでキルを狙い、ひとつでも欠けるなら飛ばずにスロウとダメージだけ取って下がる。「Qが当たった=必ず飛ぶ」ではなく、毎回この判断を挟むだけで、孤立死がぐっと減ります。外した時は前に出ず、一度引いてクールダウンを待ちましょう。
W「嘆きの魂灯」は「危なくなる前」に置く
- 捕まる前に準備する: ランタンは、味方が捕まってから出しても間に合わないことがあります。「危なそうだ」と感じた瞬間に先出しし、味方がいつでも掴めるようにしておくのが基本です。
- ジャングラーを呼び込む足にする: ボットやドラゴン前へジャングラーを素早く合流させる手段としても使えます。ガンクの起点を作れる、スレッシュならではの使い方です。
- ローム後の退路にする: ミッドへロームした後にランタンを置いておくと、味方や自分の逃げ道になります。攻めと守りの両方でランタンを設計しましょう。
E「絶望の鎖」は攻めと守りを状況で切り替える
Eは、振る方向によって敵を引き寄せることも弾き飛ばすこともできる二方向のCCです。攻めではQの前にEでスロウを入れてフックの命中率を上げ、守りでは飛び込んでくる敵を弾いてADCから引き剥がします。レオナやラカン、サミーラのように仕掛けてくる相手がいる集団戦では、Eを攻めに使わず守り用に温存する意識が生死を分けます。R「魂の牢獄」は、Qで飛び込んだ後に敵の退路をふさぐ、あるいはADCの前に置いて突進を止める、という使い分けが基本。Qの命中・飛ぶ判断・ランタン・Eの二方向という三本柱がかみ合ったとき、スレッシュは一手で試合の流れを丸ごと引き寄せられます。
スキルオーダーとスキルの使い方
スキル上げ順
基本の優先順位:R > Q > E > W
R 最優先
Q 2番目
E 3番目
W 最後
R「魂の牢獄」は取れるレベル(6・11・16)で必ず上げます。Q「死の宣告」はダメージとクールダウン短縮が伸びるため最優先で上げ切り、E「絶望の鎖」はスロウとダメージが次に重要で3番目、W「嘆きの魂灯」はシールドが伸びるものの最後で構いません。取得順はレベル1でE(スロウでフックの布石)、レベル2でQ(キャッチ)、レベル3でW(ランタン)と、3レベルまでに全スキルを揃えるのが基本です。
各スキルの解説
近くで倒れた敵の魂を集め、物理防御と魔力を永続的に獲得します。試合が長引くほどスレッシュが固くなり、Qやスキルのダメージも重くなっていくパッシブです。
- 自分が倒した敵以外の魂も回収できる
- 無理に拾いに行って被弾しすぎないよう注意する
- ドラゴンや集団戦の後など、魂が自然に集まる場所で拾うのが効率的
やってはいけないのは、魂欲しさに危険な位置へ拾いに行くことです。防御と魔力は自然に溜まっていくので、安全に回収できる時だけ拾いましょう。
鎌を投げ、命中した敵をスタンさせて自分の方向へ引き寄せます。再発動するとスレッシュ自身が敵の元へ飛んでいきます。命中するとクールダウンが短縮される、スレッシュ最大の武器です。射程1075。
- 命中後に飛ぶかどうかは選択できる。状況を判断してから決める
- ミニオンを貫通しないため、ブッシュや角度で射線を作る必要がある
- 命中するとクールダウンが短くなり、次のフックを早く狙える
やってはいけないのは、当たるたびに何も考えず飛び込むことです。飛んだ先で孤立すると、そのまま落とされます。飛ぶ条件がそろっているかを毎回確認しましょう。
ランタンを投げ、周囲の味方にシールドを付与します。味方がランタンをクリックすると、スレッシュの元まで素早く移動できます。自身と最初に利用した味方1人にシールドが乗ります。射程950。
- 危なくなりそうな時に早めに出す(捕まってからでは遅い)
- ジャングラーをボットへ呼び込む足としても使える
- ローム時に置いておくと、味方や自分の退路になる
やってはいけないのは、ランタンを出し忘れることです。初心者に最も多い失敗なので、危なそうだと思ったら早めにWを準備しておきましょう。
鎖を振り、振った方向へ敵を引き寄せるか弾き飛ばします。命中した敵にはスロウと魔法ダメージを与えます。自動効果として、前回の通常攻撃から時間が空くほど次の通常攻撃に追加ダメージが乗ります。射程500。
- 手前から奥へ振る:近くの敵を自分側へ引き寄せる(攻め用)
- 奥から手前へ振る:突進してくる敵を弾き飛ばす(守り用)
- Qの前にEでスロウを入れると、フックの命中率が上がる
やってはいけないのは、ピールが必要な場面でEを攻めに使い切ることです。飛び込み型の相手がいる集団戦では、敵の突進を弾く守り用に温存しましょう。
自身を中心に霊体の壁による牢獄を出現させ、壁に触れた敵に大きなスロウと魔法ダメージを与えます。壁を1枚壊されると、残りの壁はダメージがなくなりスロウ時間も半分になります。射程450。
- 敵の逃げ道をふさぐ・ADCへ近づく敵を止める・集団戦で分断するのに使う
- Qで捕まえた後に使うと、敵が壁に引っかかりやすくなる
- ジークコンバージェンスのスロウと合わせると、味方の火力を集中させやすい
やってはいけないのは、味方を巻き込む向きに壁を張ることです。ADCを守りたい時はADCの前に、分断したい時は敵集団の中央にと、置く位置と向きを意識しましょう。
スレッシュのミッドローム ─ 長射程CCで「ボットの外」にも影響を広げる、フックサポート最大の武器
スレッシュはサポートの中でも屈指のローム性能を持つ
QとEという長射程のCCを持つスレッシュは、ボットレーンだけでなくミッドへのロームで試合を動かせる数少ないサポートです。エンチャンター系が味方に張り付いてボットで戦うのに対し、スレッシュは自分から動いて別のレーンにキルを作りにいけます。これがスレッシュならではの強みであり、「ボットで五分でも、ロームでミッドを勝たせて試合を傾ける」という勝ち筋を持っています。
いつ・どうやってロームするか
- 動くタイミング: ボットのミニオン波を相手のタワー下へ押し込んだ後、味方ADCがリコールした後、敵ボットが下がった後が、安全にロームできる合図です。ADCを危険にさらさない瞬間を選びましょう。
- ミッドでの仕掛け: 草むらや川からQを狙い、当てたら味方ミッドの火力に合わせます。EでスロウしてからQを重ねると命中率が上がります。ミッドの敵はサポートの接近を警戒していないことが多く、不意のフックが刺さりやすい相手です。
- ランタンで退路と合流を作る: ロームの前後にランタンを置いておくと、自分の帰り道になり、ジャングラーの合流も早められます。攻めた後に無理をせず引ける準備をしておきましょう。
ロームは「ADCを置き去りにしない」のが大前提
ミッドへの影響力が魅力とはいえ、ボットを空けすぎてADCを何度も死なせては本末転倒です。波を押し込んでから・ランタンを置いてから動くという安全確認を徹底すれば、ローム中もADCが助かりやすくなります。ボットレーン全体の考え方をさらに深めたい方は、ADC完全ガイドもあわせてどうぞ。
スレッシュ(SUP)の立ち回り
序盤(レベル1〜5):ブッシュを使ってQの角度を作り、当てやすい場面だけ仕掛ける
序盤はブッシュを使ってQのプレッシャーを出しながら、当てやすい瞬間だけ仕掛ける時間です。レベル1でEを取り、敵ADCがCSを取りに前へ出た瞬間にEスロウ→Q狙いの流れを意識します。マナ管理も忘れずに、当たらないフックの空撃ちは避けましょう。
- レーンブッシュを確保するとQの角度が作りやすい。コントロールワードで視界を取る
- レベル2でQが当たったら、飛ぶかどうかを判断。ADCが追撃できる位置なら飛ぶ
- Qを外したら前に出ない。一度下がってクールダウンを待つ
- ゼラスやブランドなどのポーク相手は、前に出すぎずガンク合わせやスキルが落ちた瞬間だけ動く
中盤(レベル6〜):Rを覚えたら、ボットの外にも影響を広げる
R「魂の牢獄」を覚えると、ボットの2対2だけでなく、ミッドへのロームやドラゴン周りの集団戦で強い圧力を出せる時間に入ります。SUPロールクエストの報酬が揃うのもこの頃で、コントロールワードを使った視界の取り合いが本格化します。
- ボットを押し込んだら、ADCが安全なタイミングでミッドや川へロームしてキルを狙う
- ドラゴンの1分前にコントロールワードを置き、相手の視界を消して奇襲や集団戦に備える
- ドラゴン入口ではQを狙える位置に立ち、入ってきた敵にフックを合わせる
- Qが当たっても体力が低い時は飛ばない。ランタンで味方を救える状況か確認してから動く
終盤・集団戦:エンゲージかピールかを状況で選び、一手で流れを作る
装備が揃った終盤のスレッシュは、味方の構成・敵の構成・育ったキャリーを見て、自分がエンゲージ役かピール役かを選ぶのが仕事です。毎回自分から飛び込むのが正解ではありません。
- エンゲージ型:先にQで敵キャリーを捕まえ、Rで逃げ道をふさいでADCの追撃につなげる
- ピール型:ADCをWとEで守り、飛び込んでくる敵をEで弾いて安全に戦える状況を維持する
- 視界管理:集団戦前に赤トリンケットで敵ワードを消し、バロン・ドラゴン前の入口に視界を置く
- Wは温存:味方が捕まったらすぐランタンを出せるよう準備しておく
- Qが当たっても、飛ぶかどうかは毎回判断する。孤立しそうなら飛ばない
- Eは飛び込み型の相手がいるなら守り用に温存する
- 迷ったらまずピール寄りに。ADCを守り続ければ試合は崩れにくい
有利な相性・不利な相性(対面サポート)
スレッシュは、機動力が低くQを避けにくい相手や、体力の低いポーク型には強く、高機動でフックをかわす相手や、自分を上回る遠距離ポークを持つ相手には弱いチャンピオンです。「相手がこちらのQを避けられるか」で相性を読むと分かりやすいです。
有利な相性(戦いやすい相手)
移動技がなくQを避けにくい相手です。捕まえると味方からの回復が間に合わずキルになりやすく、序盤からフックのプレッシャーで一方的に圧をかけられます。
ソラカのQのスネアを避けてから前に出ましょう。沈黙を受けている間はスキルを返せないので、そこがフックの狙い目です。
機動力が低く、Qの射程内に入りやすい相手です。ナミのEバフはADCを強化しますが、先にフックで捕まえてしまえばバフを活かす前に倒せます。
ナミのバブル(Q)が外れた直後が前に出るチャンスです。ミニオンを盾にしてバブルの射線を切りながらフックを狙いましょう。
機動力がなくフックで捕まえやすい相手です。ポークは強いものの体力が低めなため、Qが当たれば即キルチャンスになります。特に序盤はフックのダメージで大きく削れます。
ブッシュから角度を作ってQを狙いましょう。パワーコード(パッシブ)が溜まっていない時間帯を選ぶと、反撃を受けにくくなります。
ADCに乗っている間はフックの対象になりません。裏を返せば、乗り先のADCをこちらがフックで捕まえてしまえば、ユーミが降りた瞬間も逃さず追えます。
ユーミが分離している短い時間に、EでADCをスロウしてからQを狙いましょう。実質2対1の状況を作れます。
前線での耐久が低く、ブッシュから角度を作ればフックが刺さりやすい相手です。ルートスネアを避けた後がフックのチャンスで、捕まえるとキルに直結しやすくなります。
ニーコのバースト(Q)が落ちた後に前へ出ましょう。Eのスネアを踏まないよう、ブッシュの視界を確保しておくのが大切です。
不利な相性(戦いにくい相手)
機動力が非常に高く、Wのダッシュでフックを避けやすい相手です。エンゲージをエンゲージで返され、チャームで反撃を受ける展開になりがちです。
Eをピール用に温存しましょう。ラカンが飛び込んできた瞬間にEで弾いてADCを守るのが基本の対応です。
移動速度を上げて逃げたり追ったりできるため、フックが当てにくい相手です。爆弾のスタンを受けるとフックを外しやすく、R(時間の巻き戻し)でキルを無効化されることもあります。
加速が切れた後にフックを狙いましょう。Rを使わせてから集団戦を始めると、キルを消される事故を減らせます。
高火力の範囲ポークが強く、フックで飛び込む前に大きく体力を削られます。燃え広がるパッシブで、近づいたスレッシュとADCがまとめて焼かれてしまいます。
体力が低い状態で飛び込まないこと。ガンク合わせか、ブランドのスキルが全部落ちた後だけ仕掛けましょう。
超長射程のポークで、フックの間合いに入る前から一方的に削られます。前に出るとスキルを合わせられ、体力を大きく持っていかれる苦しい相手です。
スキルショットを避けられる立ち位置を最優先に。ミニオンや壁で射線を切り、味方ジャングラーのガンクを絡めて主導権を取り返しましょう。
Wでダッシュを無効化するため、フック後の再発動の飛び込みをキャンセルされます。壁へのスラムでスタンも受けやすく、近距離では非常に苦しい相手です。
Qで飛び込まない意識を持ちましょう。フックを当てても飛ばず、ランタンで安全に引くことを先に考えるのが得策です。
相性の良いADC(味方)
スレッシュは、QのCCに合わせて短時間でバーストを出せるADCや、ランタンで機動力を活かせるADCと組んだ時に最も輝きます。代表的な相方を紹介します。
Qのスタン中に、ジンの4発目(大ダメージ+スロウ)を確実に叩き込めます。スタンとスロウを重ねて逃がさず倒せる、屈指の組み合わせです。
ジンが4発目を撃てる位置かを確認してからフックを使いましょう。スタン中に確実に合わせてもらうのが理想です。
Qのスタン中にドレイヴンの高い通常攻撃火力を確定させられる、最強のキルレーンです。レベル2〜3から積極的に仕掛けると、多くの対面に勝てます。
フックを当てたら、ドレイヴンが斧を拾える位置取りを意識しましょう。外しても焦らず、次の機会を待つのが大切です。
射程が長く、Qのスタン中に安全な距離から削れます。スレッシュが飛び込まなくてもケイトリンが一方的に攻撃できるため、チームとして圧力を出しやすい相方です。
スタン中にトラップやヘッドショットを合わせてもらいましょう。フックとトラップでキルチェーンを作れます。
Qのスタンや、Rの牢獄で止めた敵に、ミス・フォーチュンのR(バレットタイム)をフルヒットさせやすい相方です。狭い通路のドラゴン戦では、フック→R→牢獄で集団戦が一瞬で終わることもあります。
ドラゴン前の通路でフックを当て、ミス・フォーチュンのRを誘いましょう。Rの牢獄で敵を足止めしつつ合わせる二重妨害が強力です。
スレッシュ(SUP)のスキルレシオ(反映値)
スレッシュのレシオで最も大切なのは、固有スキル「魂の束縛」で集めた魂が、そのまま物理防御と魔力に変わる点です。魂を1つ集めるごとに物理防御と魔力が0.75ずつ、上限なしで永続的に伸びていくため、試合が長引くほど固くなり、Qやスキルのダメージも重くなります。スレッシュは装備で魔力を積むタイプではなく、この魂の蓄積が実質的な火力・耐久の源です。各スキルのダメージは基礎値が主体で、反映は控えめな配分になっています。
固有スキル「魂の束縛」は、魂1つにつき物理防御と魔力を0.75ずつ、上限なく永続的に伸ばします。E「絶望の鎖」の自動効果は、前回の通常攻撃から時間が空くほど強化通常攻撃のダメージが増える仕組みで、増加攻撃力を反映します。Q「死の宣告」やR「魂の牢獄」のダメージは基礎値が主体で、Rはダメージよりスロウで敵を止める価値の方が主役です。W「嘆きの魂灯」のシールドもレベルで伸びる基礎値中心です。総じて、スレッシュは装備で火力を積むより、魂を集めて自然に固く・重くなる設計だと理解しておきましょう。なお、レシオは細かな調整で変わることがあるため、最新の数値は下記のまとめでご確認ください。
▶ 全チャンピオンのスキルレシオ検索はこちら(レシオ一覧・ランキング)スレッシュは、狙った敵へQ「死の宣告」を通し、飛び込んでくる敵をE「絶望の鎖」で弾き、危険を察知してランタンを先出しするチャンピオンです。強さの大半が一投げの精度と、一瞬の判断の速さに集約されるため、腕前と同じくらい操作環境が結果に出やすいタイプです。自分の弱点に合わせて、優先度の高いものから見直してみましょう。実際に筆者が使っている機材の全体像は愛用デバイス・プレイ環境のまとめ記事で公開しています。
- マウス:ミニオンの隙間を通すフックや、飛び込んでくる敵に合わせるEの弾き飛ばしは、カーソルを正確に運べるかで命中率が決まります。軽量で追従性の高いゲーミングマウスは、スレッシュの生命線であるスキルショット精度に直結します。選び方はLoL向けゲーミングマウスの解説記事でまとめています。
- キーボード:フック→再発動の飛び込み→R→ランタンと、短時間に多くのスキルを正確に押す場面が多いチャンピオンです。反応の速いゲーミングキーボードは、大事な場面での押し間違いや出し遅れを減らします。詳しくはゲーミングキーボードの選び方をどうぞ。
- ヘッドセット:味方のピング音や敵のリコール音、ジャングラーの足音を聞き分けられると、ロームに出てよい瞬間とフックを狙う瞬間の判断が正確になります。奇襲を音で察知できることは、前に出るスレッシュの生存に直結します。選び方はゲーミングヘッドセットの解説記事で紹介しています。
- モニター:高リフレッシュレートのモニターなら、乱戦の中でも捕まえるべき敵と守るべき味方を見失いにくくなります。飛んでくるスキルショットの回避や、フックの射線を見極めるのにも効きます。選び方はゲーミングモニターの解説記事にまとめました。
- まとめて見直したい人へ:マウス・キーボード・ヘッドセット・モニターを一気に整えたい場合は、ゲーミングデバイス総まとめで全体像を確認するのがおすすめです。
初心者〜中級者がやりがちな失敗
- Qが当たるたびに必ず飛び込む
スレッシュ最大の失敗です。飛ぶかどうかは毎回判断しましょう。体力が低い・味方が遠い・敵ジャングラーが近い時は、飛ばずにスロウとダメージだけ取って下がるのが正解です。 - ランタン(W)を出し忘れる
危なくなってからでは間に合わないことがあります。「危なそうだ」と感じた瞬間に先出しし、味方がいつでも掴める状態を作っておきましょう。 - Eを攻めだけに使い切る
レオナ・ラカン・サミーラなど飛び込み型がいる時は、Eをピール用に残しましょう。敵が飛び込んだ瞬間にEで弾ければ、ADCを守れます。 - ブッシュの視界を取らずにQやEを狙う
レーンブッシュを確保し、赤トリンケットで敵ワードを消し、コントロールワードを置くと、フックの角度が作りやすくなります。視界がフックの精度を支えます。 - ADCを置いてロームしすぎる
ミッドへの影響力は魅力ですが、ボットを空けすぎるとADCが死にます。波を押し込んでから、ランタンを置いてから動くという安全確認を徹底しましょう。 - コントロールワードを買わない
SUPロールクエスト完了後は専用枠で40G・最大2個ストックできます。視界でフックの角度とローム経路を作るのがスレッシュの仕事なので、リコールのたびに補充しましょう。
スレッシュ(SUP)はどんな人におすすめ?
スレッシュ SUPは以下のようなプレイスタイルに向いています。
- フック系サポートに興味がある人
スレッシュはフック系の中でも汎用性が高く、フックを練習するなら最適な選択です。一投げで試合を動かす手応えを味わえます。 - 攻めと守りを状況で使い分けたい人
エンゲージもピールも一手で切り替えられます。決まった正解をなぞるより、その場の判断で立ち回りを変えるのが好きな人にぴったりです。 - ロームで試合を動かしたい人
ミッドへの影響力が高く、ボットの外にも仕事を広げられます。マップ全体を見て動きたい人に向きます。 - サポートの基礎を全部身につけたい人
エンゲージ・ピール・視界管理・ローミング・ADCとの連携が、スレッシュを練習するだけで自然と身につきます。
- スキルショットが苦手な人(フックの命中に強さが大きく依存する)
- 判断が多いのが苦手な人(飛ぶ・出す・弾く・動くを瞬時に選び続ける必要がある)
- 最初から安定して勝ちたい人(まずはソラカやルルなどエンチャンター系の方が入りやすい)
スレッシュ(SUP)に関するよくある質問(FAQ)
Q. スレッシュは初心者向けですか?
A. 操作難易度は高めで、中級者向けのチャンピオンです。Qの命中・飛ぶ判断・ランタン・Eの使い分けと判断量が多いためミスも出やすいですが、その分サポートに必要な要素をまとめて練習できます。サポートを本気で上達したい人には、これ以上ない教材になります。まずは「Qを当てる」「当てた後に飛ぶか毎回考える」の2つから始めましょう。
Q. パッチ26.13でスレッシュは何か変わりましたか?
A. 26.13でスレッシュ本体への直接調整はありません。基本ビルド・ルーン・立ち回りはこれまで通りでOKです。2026シーズンを通してタンク・エンゲージ寄りのサポートが優遇され、飛び込む味方を守るガーディアンの強化なども追い風となって、勝率50%台前半〜半ば・上位ティアで安定しています。
Q. ルーンはアフターショックとガーディアン、どちらが良いですか?
A. 基本はアフターショックです。QやEでCCを入れた瞬間に硬くなり、飛び込んだ後に生き残りやすくなるため、自分から仕掛けるスレッシュと最も噛み合います。相手のエンゲージが激しく、飛び込みを受け止めるピールに全振りしたい試合だけ、ガーディアンを選ぶ手もあります。迷ったらアフターショックでOKです。
Q. Qが当たったら必ず飛び込むべきですか?
A. いいえ、飛ぶかどうかは毎回判断します。味方が追撃できる位置にいて、敵ジャングラーが近くにおらず、自分の体力も十分なら飛んでキルを狙います。ひとつでも条件が欠けるなら、飛ばずにスロウとダメージだけ取って下がりましょう。飛び込みすぎての孤立死が、スレッシュで最も多い負け方です。
Q. 最初に上げるスキルはどれですか?
A. R>Q>E>Wの順で、QからMAXにするのが基本です。Q「死の宣告」はダメージとクールダウン短縮が伸びるため最優先。取得順はレベル1でE、レベル2でQ、レベル3でWと3レベルまでに全スキルを揃えます。序盤にEを先に取るのは、スロウでフックの布石を作るためです。
まとめ:スレッシュ(SUP)で勝つための3ポイント
スレッシュ SUPは、Q「死の宣告」で敵を捕まえ、W「嘆きの魂灯」で味方を救い、E「絶望の鎖」で突進を弾き、R「魂の牢獄」で戦場を分断する、すべての役割を一手でこなす万能エンゲージタンクです。パッチ26.13時点で本体への変更はありませんが、2026シーズンのタンク・エンゲージ優遇の環境と視界報酬が追い風となり、勝率50%台前半〜半ば・上位ティアの安定した立ち位置にいます。SUPロールクエストのコントロールワード専用枠(40G・最大2個)でフックの角度とローム経路を作り、至点のソリとソラリのロケットを揃えて、「視界で捕まえる準備をし、味方を守り抜く」流れを回すのが現環境の勝ち筋です。
- Qが当たっても、飛び込むかどうかは毎回判断する
- W「嘆きの魂灯」は危なくなりそうな時に早めに出す
- E「絶望の鎖」は攻めだけでなく、敵の突進を止める守りにも使う
スレッシュは、一投げのフックで試合の流れを丸ごと引き寄せられるチャンピオンです。最初はQの命中や飛ぶ判断に悩むかもしれませんが、「いつフックを当て、当てた後に飛ぶか残るか、いつランタンを出すか」を設計できるようになれば、ボットの内でも外でもチームを勝たせる主役になれます。「スレッシュ ビルド」や「スレッシュ ルーン」をなぞるだけでなく、視界・判断・ロームまで意識して練習してみてください。鎖の一投げで獲物を絡め取る、縛鎖の看守の手応えを感じられるはずです。ボットレーン全体の考え方をさらに深めたい方は、ADC完全ガイドも参考にしてみてください。

