タロンは、ノクサスの裏路地で生きるために刃を覚え、いまは名門デュ・クートウ家の養子として帝国の暗殺を請け負う「将軍の懐刀」です。W「飛燕手裏剣」で扇状に投げた刃を往復させてミニオンと相手を同時に削り、Q「ノクサスの刃」で相手に飛びかかり、R「シャドウアサルト」で刃の輪を放って姿を消します。そして何より、E「暗殺者の跳躍」で近くの壁や地形をひと跳びで越えられるのが、ほかのMIDには無いタロンだけの武器です。ウェーブを押してから壁を越えて消え、相手の視界の外からサイドへ現れます。この「消える速さ」でマップ全体を動かすのが、タロンを使う面白さです。
2026シーズンのタロンは、本体のスキルの数値が一度も変わっていません。動いたのは周りのアイテムで、開幕の26.1ではアンブラル グレイブが「ジャングルとミッドのアサシンにとってもっと役立つように」作り直され、敵に見られていないときの次の通常攻撃に確定ダメージが乗る「ナイトストーカー」が付きました。4月の26.9では、タロンの定番だったオポチュニティーが削除され、代わりにボルテイク サイクロソードがスキルのダメージでも発動するように改修されています。9月23日に実装されたパッチ26.19でも、タロン本体に変更はありません。この記事では、最新環境のタロンMIDを、ビルド・ルーン・壁越えロームの手順・対面ごとの立ち回りまでまとめて解説します。
- Wは射程の先端で当てる。刃が戻ってくるときの2回目のダメージとスロウが本命
- スキルで傷を3つ付けたら、必ず通常攻撃を1回挟む。出血が入るかどうかで火力が別物になる
- ロームはウェーブを押し切ってから。押さずに消えると、MIDのCSと経験値だけを失う
2026シーズンのタロンは、アイテムの入れ替えで立ち位置が決まった
まず表で流れをつかんでから、それぞれの意味を見ていきましょう。〇は追い風、×は向かい風、△は「サモナーズリフトのMIDには直接関係しない」か「間接的な影響」の項目です。
| パッチ | 向き | 内容 |
|---|---|---|
| 25.22 | △ | (昨シーズン終盤)モンスターに対するダメージが110%→100%に。運営が「ミッドの強さを損なわない、ジャングル限定のナーフ」と説明した調整で、MIDのレーン戦には関係しません。これが今のところ最後の本体調整 |
| 26.1 | 〇 | アンブラル グレイブが改修。攻撃力55→60、脅威15→18、スキルヘイスト10→15になり、固有効果「ナイトストーカー」(少しの間敵から視認されずにいると、次の通常攻撃が追加確定ダメージ)が追加。価格は2500→2800ゴールド。同じパッチでMIDロールクエストも導入 |
| 26.9 | 〇 | オポチュニティーが削除。代わりにボルテイク サイクロソードが、スキルで敵チャンピオンにダメージを与えてもエネルギー充填効果が発動するように改修(脅威18→10、充填した通常攻撃で4秒間脅威が増加し、対象の現在体力の割合ダメージ。スロウは削除、3000→2900ゴールド)。MIDロールクエストの報酬は増加攻撃力・増加魔力+6%へ |
| 26.10 | × | ボルテイク サイクロソードが2900→3000ゴールドに値上げ。運営は、改修後によく使われるようになったことを確認したうえで、価格で少しだけ抑えた |
| 26.11 | 〇 | MIDロールクエストの増加攻撃力が6%→8%に |
| 26.15 | 〇 | バスティオンブレイカーが3200→3000ゴールドに値下げ、固有効果「シェイプドチャージ」の確定ダメージが30→50(+脅威の150%)に。キル後にタワーやドラゴンを削る、アサシン向けの選択肢が増えた |
| 26.19 | △ | タロン本体は変更なし。対面ではオーロラのE基本ダメージ+10・R延長、ライズのQ増幅とEのマナが弱体化 |
パッチ26.1:アンブラル グレイブが「タロンのためのアイテム」になった
シーズン開幕の26.1で、アンブラル グレイブは大きく作り直されました。運営は、サポートが買う楽しさは残しながら、ジャングルとミッドのアサシンにとってもっと役に立つアイテムにする、というねらいを説明しています。新しく付いた「ナイトストーカー」は、少しの間敵から視認されずにいると、チャンピオンへの次の通常攻撃が追加確定ダメージを与える効果です。
- R「シャドウアサルト」のインビジブル状態から出た最初の通常攻撃に、そのまま乗ります。
- E「暗殺者の跳躍」で壁を越えて視界の外から現れるときにも、同じ条件を満たしやすくなります。
影響:姿を消すスキルと壁越えを持つタロンにとって、ナイトストーカーは「普段どおり動くだけで発動する」効果です。この記事のビルドの章でアンブラル グレイブを1手目に置いている理由はここにあります。
26.9〜26.10:オポチュニティーが消え、ボルテイク サイクロソードの出番に
4月の26.9で、タロンがよく積んでいたオポチュニティーが削除されました。運営は、妖夢の霊剣と役割が重なりすぎていて、機動力の妖夢と先手の交換に強いボルテイクの中間に埋もれていた、と説明しています。同時に、ボルテイク サイクロソードは通常攻撃だけでなく、スキルで敵チャンピオンにダメージを与えたときもエネルギー充填効果が発動するように変わりました。運営のねらいは、通常攻撃を当てないと始まらないという条件をゆるめて、近接チャンピオンでも使いやすくすることでした。W・Q・Rとスキルを当て続けるタロンは、まさにこの恩恵を受ける側です。26.10で3000ゴールドに戻されたものの、今のタロンのビルドでは「2手目のボルテイク」が定番になっています。
パッチ26.19:本体は据え置き。MIDの顔ぶれが少し動いた
9月23日に実装されたパッチ26.19では、タロンのスキルは1つも変わっていません。本体の調整は、MIDで対面する相手のほうに入りました。
オーロラ(強化):E「ウィアーディング」の基本ダメージが全ランク+10、R「世界の狭間」の領域の持続がランク1で2.25秒・ランク2で2.75秒に延長。W「ベールを越えて」で姿を消して抜けてくる相手なので、Qで飛びかかる前に位置を見失わないように。
ライズ(弱体化):Q「オーバーロード」のフラックスによる増幅が25〜100%から15〜90%へ、E「スペルフラックス」のマナが5増加。代わりにレベルアップごとの物理防御が4.7に上がりました。序盤の押し合いが鈍るぶん、タロンがレベル2〜3の飛び込みで先に体力差を作りやすくなります。
- 結論:今シーズンのタロンは、25.22を最後に本体のスキルが変わっておらず、アンブラル グレイブの改修とボルテイク サイクロソードの改修という「周りのアイテム」で強さの形が決まってきました。26.19もその状態のままです。これから覚えるなら、スキルの仕組みを一度身につければ長く使える、落ち着いたタイミングです。この記事では、その土台になる「Wの当て方」と「壁越えロームの手順」を図解します。
タロンは今MIDで強い?初心者にもおすすめ?
結論から言うと、タロンは現環境のMIDで「ウェーブを押して消えることで、マップ全体に圧をかけられる」中堅〜上位の近接アサシンです。レベル2〜3の飛び込みが強く、E「暗殺者の跳躍」で壁を越えられるので、ボットやトップへのロームの速さはMIDでも指折りです。26.1のアンブラル グレイブ、26.9のボルテイク サイクロソードの改修で、「姿を消して、スキルを当てて、通常攻撃で仕留める」タロンの動きに噛み合うアイテムが揃いました。ただし、相手を止めるスキルを1つも持たないので、先に行動を封じられると何もできずに倒されることは覚悟しておきましょう。
- 現環境での評価:ロームでサイドを動かす試合で真価を発揮する、中堅〜上位のピック
- 初心者〜中級者におすすめできるか:おすすめ。コンボが短く、壁越えの手順を覚えるほど結果が変わるので練習が報われやすい
- 操作難易度:中。スキルの操作はシンプルだが、「どの壁を越えるか」「いつ消えるか」の判断に慣れが必要
- レーニング力(序盤の強さ):中〜高。Wでウェーブを押しながら削れて、レベル2〜3の飛び込みも強い
- スケール(後半の強さ):中。育っていれば柔らかい後衛を一瞬で倒せるが、相手が物理防御を積むと倒し切るのが難しくなる
- どんな人に向いているか:レーンに張り付くよりマップを走り回りたい人・味方のキルを作るのが好きな人
MIDは「盤面の中心」を担う特別なレーン
MIDレーンはマップの中心に位置し、上下どちらのサイドにも素早く影響を与えられるレーンです。2026シーズンからは、この中心性を活かすための「MIDロールクエスト」が導入され、ミニオン・タワー・プレート・大型モンスター・敵チャンピオンの撃破などで自動的に進行します。Wの往復でミニオンの列をまとめて削れるタロンは、ウェーブを早く処理しながらクエストを進め、ロームのキルやアシストでもさらに進められるチャンピオンです。
2026シーズンのMIDロールクエストでもらえるもの
- ティア2ブーツがティア3へ無料アップグレード:クエスト完了後、購入済みのティア2ブーツが上位版(ティア3)へ無料で強化されます。ティア3ブーツを持てるのは原則チームでただ1人、このクエストを終えたMIDだけの特権です。
- 増加攻撃力+8%・増加魔力+8%:パッチ26.9で従来の強化リコール報酬が廃止され、装備やルーンで得た増加攻撃力・増加魔力を伸ばす効果に変更。当初の6%から26.11で8%まで引き上げられています。
タロンに効くのは「真紅のアイオニア ブーツ」と「増加攻撃力+8%」
タロンのスキルのダメージは、どれも増加攻撃力に反映します。装備で積んだ攻撃力がさらに8%伸びるのは、そのままQ・W・Rと固有スキルの出血の強化です。ブーツは、アイオニア ブーツがティア3の「真紅のアイオニア ブーツ」になると、スキルヘイスト20とサモナースペルヘイスト20に加えて、スキルで敵チャンピオンにダメージを与えるたびに移動速度が上がる「ノクサスの加速」が付きます。Wを当ててから次の相手へ走る、ロームの足として、タロンと特に相性の良い一足です。
タロンの強みと弱み
最新のゲーム内データ(パッチ26.19時点)から見える、タロンの強み・弱みを整理します。
強み
- E「暗殺者の跳躍」で、壁や地形をひと跳びで越えられる
最も近くにある地形や建造物を飛び越えるスキルで、スキル自体のクールダウンは短く設定されています。ジャングルの壁を次々に越えて、ほかのMIDが歩いて回り込む距離を一直線に移動できます。 - W「飛燕手裏剣」で、ウェーブ処理と削りを同時にできる
扇状に投げた刃が往路と復路の2回ダメージを与え、戻りでは40〜60%のスロウも付きます。ミニオンを処理しながら相手にも当てられるので、押し合いに強く、ロームに出る時間を作れます。 - R「シャドウアサルト」で、仕掛けにも逃げにも使える2.5秒の姿隠し
刃の輪でダメージを与えながらインビジブル状態になり、移動速度も40/55/70%上がります。飛び込む前に距離を詰めることも、囲まれた場面から抜け出すこともできます。 - 固有スキル「血塗られし慈悲」の出血で、倒し切る力が高い
スキルで傷を3つ付けた相手に通常攻撃を入れると、2秒かけて大きなダメージを与える出血が入ります。コンボを最後まで通せば、柔らかい後衛は一度で倒れます。 - Q「ノクサスの刃」は、倒すとクールダウンが半分戻る
このスキルで対象を倒すと体力が回復し、クールダウンの50%が解消されます。集団戦で1人目を倒した直後に、次の相手へ飛びかかれます。
弱み
- 相手を止めるスキルを持っていない
タロンの行動妨害はWの戻りのスロウだけです。スタンや打ち上げを持たないので、相手の移動スキルや逃げのサモナースペルを止められず、倒し切れないと反撃を受けます。 - 先に行動を封じられると、何もできない
体力と防御は近接アサシン相応で、飛び込んだ瞬間にスタンや拘束を合わせられると、コンボを始める前に倒されます。 - 同じ壁は、しばらく越えられない
一度越えた地形は、ランクに応じて160〜60秒のあいだ越え直せません。逃げ道に使いたい壁をロームで先に使ってしまうと、帰り道がなくなります。 - 物理防御を積まれると、倒し切れなくなる
ダメージはすべて物理ダメージです。相手が物理防御の装備を持ち始めると、フルコンボを当てても倒れない場面が増えます。 - 育たないと、仕事が少ない
アサシンなので、序盤に倒されて装備が遅れると、飛び込んでも倒し切れずに帰ってこられません。ロームの失敗も、そのまま装備の遅れになります。
タロンのおすすめルーン
タロン ルーンの主流は、覇道の「電撃」です。3秒以内に個別のスキルか通常攻撃で3回攻撃すると追加ダメージが出るキーストーンで、W→Q→通常攻撃の短い流れで自然に発動し、レベル2〜3の飛び込みで一気に大きな体力差を作れます。中身は電撃+サドンインパクト+グリスリー メメント+至極の賞金首狩りが基本形。サブは魔道(至高+追火)で、Wの回転を上げながら、短い交換のダメージを足します。ステータスシャードはアダプティブフォース/アダプティブフォース/体力スケールが標準です。
キーストーン相性表(〇=好相性/△=条件付き/×=不向き)
| キーストーン(系統) | 相性 | ひとこと理由 |
|---|---|---|
| 〇 | W・Q・通常攻撃の3回で発動。レーンの飛び込みでも、ロームの奇襲でも一瞬で乗る主流。 | |
| △ | 攻撃するたびにスタックが貯まり、最大で回復が付く。ファイターと長く殴り合う試合や、ブラック クリーバーを持つ殴り合い型で。 | |
| △ | 体力の低下した相手にダメージを足し、魂を集めて伸びる。ロームのキルが続く試合なら後半の一撃が重くなるが、序盤の交換は電撃に劣る。 | |
| × | 通常攻撃を連打するための攻撃速度。スキルで傷を付けてから1回だけ殴るタロンのコンボとは噛み合いません。 | |
| × | 回復と移動速度で粘るためのキーストーン。倒し切るまでの時間が短いタロンでは、火力の不足が目立つ。 |
サブで相性の良いルーン
| ルーン | 相性 | ひとこと理由 |
|---|---|---|
| 〇 | ダッシュ・リープの後か、ステルス状態の解除後のダメージに確定ダメージを追加。Qの飛びかかりでも、Rの姿隠しからでも乗る。 | |
| △ | 移動妨害か行動不能の相手に確定ダメージ。Wの戻りのスロウから乗るが、Wを外すと発動しません。サドンインパクトのほうが安定します。 | |
| 〇 | キル・アシストでトリンケットヘイスト。ロームで相手のジャングルを通るタロンは、ワードの回数がそのまま安全につながる。 | |
| 〇 | 異なる敵チャンピオンからキル・アシストを取るたびにRのクールダウンが縮む。ロームで色々な相手に関わるタロンは溜まりやすい。 | |
| 〇 | レベル5・8でスキルヘイスト、レベル11からはキル・アシストで通常スキルの残りクールダウンが20%短縮。集団戦でWとQが続けて戻る。 | |
| 〇 | 10秒ごとに攻撃スキルの命中で燃焼。Wを先端で当てるだけの削りに、ダメージを足せる。 | |
| △ | 川の中で移動速度とアダプティブフォース。川を通ってボットやトップへ向かうロームが多い人は、追火と入れ替え。 |
※基本は覇道メイン(電撃+サドンインパクト+グリスリー メメント+至極の賞金首狩り)+魔道サブ(至高+追火)。ステータスシャードは「アダプティブフォース/アダプティブフォース/体力スケール」が標準で、ファイターやADアサシンが相手で序盤から殴り合いになる試合では、3枠目を体力(+65)に替えます。
タロンのサモナースペル
基本はフラッシュ+イグナイトです。タロンの仕事は、飛び込んだ相手をその場で倒し切ることです。あと少しで逃げられる相手を燃やして止めるイグナイトは、キルの取りこぼしを減らし、回復に頼る相手への回復阻害にもなります。ロームで相手のサイドに現れたときも、イグナイトがあるかどうかで「キルまで取れるか」「追い返すだけで終わるか」が変わります。フラッシュは、Qの射程の外にいる相手へ一気に詰める一手でもありますが、タロンには壁越えとRの姿隠しという逃げ手段があるので、攻めのフラッシュを切りやすいのも特徴です。それでも、Rを入りに使った後、Eで越えられる壁が近くにないレーンの真ん中では、フラッシュが唯一の逃げ道になります。どこで戦っているかを見てから切りましょう。
タロンのおすすめビルド
タロン ビルドの現在の主流は、1コアにアンブラル グレイブを置き、ボルテイク サイクロソードとナイト エッジで仕上げる型です。どれも攻撃力と脅威(固定値の物理防御貫通)を持つアサシン向けの装備で、アンブラル グレイブは姿を消して近づくタロンの動きに、ボルテイク サイクロソードはスキルを当て続けるタロンの戦い方に、それぞれ固有効果が噛み合います。ロームで相手を追い回したい試合は、妖夢の霊剣から入る型もあります。
スタートアイテム
ドランブレード
体力ポーション
ドラン ブレードと体力ポーションが定番です。ドラン ブレードは攻撃力10・体力80・オムニヴァンプ2.5%で、レベル2〜3の飛び込みで削り合うタロンの序盤を、火力と回復の両方から支えます。射程の長いメイジに削られ続けそうな対面では、ロング ソードと詰め替えポーションで回復の回数を増やす選択もあります。最初のリコールでは、アンブラル グレイブの素材になるセレイテッド ダークから買うのが基本です。
コアビルド(現主流のアンブラル グレイブ型)
アンブラルグレイブ
アイオニアブーツ
ボルテイクサイクロソード
ナイトエッジ
セリルダの怨恨
デスダンス
アンブラル グレイブで攻撃力と脅威、そして「ナイトストーカー」を手に入れ、ボルテイク サイクロソードでスキルを当てたあとの通常攻撃を強め、ナイト エッジのスペルシールドで飛び込んだ瞬間の決め技を1つ消す構成です。Rで姿を消す→出た最初の通常攻撃にナイトストーカーの確定ダメージ、スキルを当てる→ボルテイクのエネルギー充填が発動という2つの流れが、タロンのいつものコンボの中で自然に起きるのが、この型の強さです。相手が物理防御を積み始めたら、4手目にセリルダの怨恨で物理防御貫通を足します。
別型(妖夢の霊剣型・ロームでサイドを押し切る)
妖夢の霊剣
スイフトネスブーツ
ボルテイクサイクロソード
セリルダの怨恨
ヒュブリス
妖夢の霊剣は、非戦闘時の移動速度と、発動するとゴースト化して移動速度が上がる「幽霊の歩み」を持つ、足の速さに振ったアイテムです。壁越えと妖夢の足で、相手のジャングラーより先にサイドへ着くのがこの型のねらいで、ボットやトップの相手を何度も倒せている試合ほど価値が上がります。ヒュブリスは、ダメージを与えていたチャンピオンが倒されると攻撃力が上がる、キルを重ねるほど伸びる仕上げの一品です。一方、飛び込んだ後の守りはコア型より薄いので、相手に行動妨害の強いチャンピオンが多い試合はコア型を選びましょう。
タロンはどのブーツがよい?(ティア3相性表)
MIDロールクエストを完了すると、ティア2ブーツが対応するティア3ブーツへ無料で強化されます。基本はスキルヘイストと移動速度ですが、相手の構成によっては守りの靴にも理由があります。
| ブーツ(ティア2→ティア3) | 相性 | タロンにとっての一言 |
|---|---|---|
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◎ 最適 | スキルヘイスト20・サモナースペルヘイスト20。スキルで敵に当てるたびに移動速度が上がり、Wの回転とロームの足を両立できる。 |
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○ 有力 | 移動速度65とスロウ効果25%低下、移動速度の5%をアダプティブフォースに。妖夢の霊剣型でサイドへの到着を早めたいときに。 |
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△ 状況 | 行動妨害耐性30%と魔法防御。スタンやスロウの時間が短くなる(打ち上げには効かない)。行動妨害を重ねてくるAP構成で。 |
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△ 状況 | 物理防御と、通常攻撃で受けるダメージの軽減。ゼドのようなADアサシンや、ADのジャングラーに狙われる試合で。 |
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× 不向き | 攻撃速度はタロンのコンボではほとんど活きません。スキルヘイストか移動速度のほうが得。 |
※結論:タロンは真紅のアイオニア ブーツ(アイオニア ブーツ強化)が基本です。妖夢の霊剣型ならスイフトマーチ、行動妨害を重ねてくる構成ならチェインレースド クラッシャーも選択肢です。ティア3強化はMIDロールクエスト達成後に解放されます。
アイテム詳細・選択肢
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アンブラル グレイブ(1コアの本命・2800ゴールド) 攻撃力60・脅威18・スキルヘイスト15。「ナイトストーカー」は、視界の外にいた後の最初の通常攻撃に確定ダメージを足す効果です。Rの姿隠しから出た一撃、壁を越えて視界の外から現れた一撃に乗るので、タロンは普段の動きのまま発動できます。近くにある敵のステルス ワードやトラップを見えるようにする「ブラックアウト」も、ロームの安全に役立ちます。 -
ボルテイク サイクロソード(2手目の定番・3000ゴールド) 攻撃力55・脅威10・スキルヘイスト10。「刺激」で、スキルで敵チャンピオンにダメージを与えると、準備ができていればエネルギー充填効果が発動し、充填状態の通常攻撃が対象の現在体力の割合ダメージを与えて4秒間脅威を増やします。Wを当てた直後の通常攻撃が強くなるので、傷3つからの出血と重ねて一気に削れます。 -
ナイト エッジ(決め技を1つ消す・3000ゴールド) 攻撃力50・脅威15・体力250と、次に受けるスキルをブロックするスペルシールド。飛び込んだ瞬間に合わせられるスタンや拘束を1つ空振りさせるためのアイテムで、止めるスキルを持たないタロンの弱点をそのまま補います。体力250も、飛び込んだ後に生き残る時間を延ばします。 -
妖夢の霊剣(ローム型の1手目・2800ゴールド) 攻撃力55・脅威18・移動速度4%。非戦闘時の移動速度アップ「幽鬼」と、発動するとゴースト化して移動速度が上がる「幽霊の歩み」。壁越えと組み合わせて、ジャングラーより先にサイドへ着くための一品です。 -
セリルダの怨恨(物理防御を積まれたときの回答・3000ゴールド) 攻撃力45・物理防御貫通35%・スキルヘイスト15。攻撃スキルが体力50%未満の敵に1秒間30%のスロウを与えます。Wの戻り以外にスロウを持たないタロンが、Qや2回目のWでも足を止められるようになり、逃げる相手を追い切りやすくなります。 -
ヒュブリス(キルを重ねる試合の上乗せ・2800ゴールド) 攻撃力55・脅威18・スキルヘイスト10。直前の3秒以内にダメージを与えていたチャンピオンが倒されると、90秒間攻撃力が12+キルしたチャンピオンごとに3増加します。ロームでキルを取り続けている試合だけ、3手目や4手目に挟む選択肢です。 -
アクシオム アーク(Rを何度も使いたいとき・2750ゴールド) 攻撃力55・脅威18・スキルヘイスト20。ダメージを与えてから3秒以内にそのチャンピオンが倒されると、アルティメットスキルのクールダウンが一部解消されます。集団戦でRを2回使いたい後半の試合向けです。 -
デス ダンス(飛び込んだ後に生き残る・3300ゴールド) 攻撃力60・物理防御50・スキルヘイスト15。受けたダメージの一定割合を3秒かけて受けるようになり、ダメージを与えていたチャンピオンが倒されると残りのダメージが消えて体力を回復します。1人目を倒してから次の相手へQで飛ぶ集団戦の後半に効きます。 -
マルモティウスの胃袋(APの一撃が怖いとき・3100ゴールド) 攻撃力60・スキルヘイスト15・魔法防御40。魔法ダメージで体力が30%未満まで減りそうになると、魔法ダメージを防ぐシールドが張られます。相手のMIDとジャングラーがどちらもAPのバーストなら、ナイト エッジの次に候補になります。 -
バスティオンブレイカー(キルからタワーを折る・3000ゴールド) 攻撃力55・脅威22・スキルヘイスト15。スキルダメージに確定ダメージを足す「シェイプドチャージ」と、キル・アシストの後にタワーやエピックモンスターへの次の通常攻撃に確定ダメージを足す「サボタージュ」。26.15で値下げと強化を受けた、ロームのキルをそのままタワーに変えたい人向けの選択肢です。
Wは先端で当てる ─ 戻りの一撃がダメージの本体
W「飛燕手裏剣」の刃は、射程の一番遠いところで一瞬止まってから、タロンのもとへ戻ってきます。往路のダメージより戻りのダメージのほうが大きく、スロウも戻りにしか付きません。相手の目の前で撃つより、射程いっぱいの距離で当てて、刃が戻る通り道に相手を置くように投げましょう。これだけでレーンの削りが一段強くなります。
押してから消える ─ ロームは「ウェーブを押し切ること」から始まる
タロンの壁越えは速いですが、ウェーブを押さずに消えると、相手のMIDはタワー下のCSを落とさずに拾いながら、同じように味方を助けに行けます。Wでウェーブを押し切り、相手がタワー下でCSを取っている間に壁を越えます。この順番を守るだけで、ロームは「得をしに行く動き」になります。具体的な手順は、この後のコラムで図解します。
Rは入りか出口か、先に決める ─ 同じRを2回は使えない
R「シャドウアサルト」は、姿を消して近づく「入り」にも、囲まれた場面から抜ける「出口」にも使えます。ただし、入りに使ったRは、その戦いの逃げ道にはならないことを忘れないでください。飛び込む前に「今回のRはどちらに使うか」を決め、入りに使うなら、Eで越えられる壁が近くにある場所で戦うのが安全です。
スキルオーダーとスキルの使い方
スキル上げ順
基本となるスキル上げ順の目安です。優先順位:R > W > Q > E(WをMAX優先)。
習得順はレベル1でW、レベル2でQ、レベル3でEが基本です。Lv1のWで最初のウェーブを削りながら相手にも当て、Lv2のQで「Wを当ててQで飛びかかる」レベル2の仕掛けができるようになります。Lv3のEは、ジャングラーのガンクから壁を越えて逃げるための保険であり、早めのロームの足でもあります。以降はWをMAX優先。Wはランクを上げると往路と戻りを合わせた基本ダメージが110から270まで伸び、クールダウンも9秒から7秒まで縮み、戻りのスロウも40%から60%まで強くなるので、削りとウェーブ処理の両方で一番得をするスキルです。2番目はQで、基本ダメージが65から145まで伸び、クールダウンも8秒から6秒まで縮みます。Eはランクを上げても越える距離は変わらず、同じ壁を越え直せるまでの時間が160秒から60秒まで縮むだけなので最後で問題ありません。R「シャドウアサルト」は上げられるレベル(6・11・16)で必ず取りましょう。ダメージと移動速度が伸びるうえ、クールダウンが100秒から60秒まで縮みます。
各スキルの解説
以下はパッチ26.19時点のゲーム内データにもとづく解説です(26.19でタロンのスキルに変更はありません。数値はランク別の値。「増加AD」=増加攻撃力反映)。
スキルが敵チャンピオンか大型モンスターに当たると、最大3回までスタックする「傷」を付与します。「傷」のスタックが3つになった敵チャンピオンに通常攻撃を当てると、その相手は出血し、2秒かけて大きなダメージ(増加攻撃力の210%を含む)を受けます。
- 傷が3つ付いたら、次の通常攻撃1回で発動する。出血の間は、その相手に新しい傷は付かない
- WとRは、刃の往路と戻りでそれぞれ傷が付く。W1回で傷が2つ付くこともある
やってはいけない使い方は、傷を3つ付けたのに、スキルを続けて押して通常攻撃を忘れることです。出血はタロンのダメージの中でも一番大きい部分で、通常攻撃を挟まなければ一度も入りません。「傷が3つ→必ず1回殴る」を、コンボの最後の一手として体に入れておきましょう。
対象に向かってジャンプして65〜145(+増加攻撃力の100%)の物理ダメージを与えます。近接攻撃の射程で使った場合はクリティカルになり、代わりに97.5〜217.5(+増加攻撃力の150%)の物理ダメージを与えます。このスキルで対象を倒すと体力が回復し、クールダウンが50%解消されます(射程575・クールダウン8〜6秒・マナ40)。
- 離れた相手には距離を詰める手段、隣にいる相手には一番重い一撃になる
- ミニオンのラストヒットに使えば、体力の回復とクールダウンの短縮が両方もらえる
やってはいけない使い方は、レーンの真ん中で、逃げ道を見ずに遠くの相手へQで飛び込むことです。飛びかかった先は相手のミニオンと相手のタワーに近く、そこで倒し切れなければ反撃を一身に受けます。遠距離のQで入るのは、傷が溜まっていて倒し切れる計算が立ったときか、Eで越えられる壁が近くにあるときだけにしましょう。
複数の刃を扇状に投げ、往路で50〜90(+増加攻撃力の40%)の物理ダメージを与えます。その後、刃はタロンのところへ戻ってきて、戻りで60〜180(+増加攻撃力の90%)の物理ダメージを与え、1秒間40〜60%のスロウを付与します(クールダウン9〜7秒・マナ50〜70)。
- 戻りのほうがダメージが大きく、スロウも戻りにしか付かない。射程の先端で当てるのが基本
- 往路と戻りでミニオンの列を2回なでるので、ウェーブ処理が速い
やってはいけない使い方は、相手に密着した距離でWを投げることです。刃は射程の先端まで飛んでから戻ってくるので、目の前の相手には戻りが当たりにくく、戻りの大きいダメージとスロウを捨てることになりがちです。削るときは射程いっぱい、飛び込むときは「Wを先に投げて、戻ってくる刃に合わせてQで入る」順番にしましょう。
最も近くにある地形や建造物を飛び越えます。スキル自体のクールダウンは短いですが、同一の地形や建造物は、再び飛び越えられるようになるまで160〜60秒待つ必要があります(射程725)。
- 違う壁なら、すぐに続けて越えられる。ジャングルの壁を次々に越えて一直線に移動できる
- 越えた壁はしばらく使えないので、帰り道には「まだ越えていない別の壁」を残しておく
やってはいけない使い方は、逃げ道に使う予定の壁を、行きのロームで越えてしまうことです。同じ壁は最大160秒越え直せないので、帰りに同じ壁で逃げようとすると、Eが押せても何も起きません。行きと帰りで違う壁を通るルートを、あらかじめ決めておきましょう。
周囲に複数の刃を投げて90/135/180(+増加攻撃力の100%)の物理ダメージを与え、移動速度が40/55/70%増加して2.5秒間インビジブル状態になります。インビジブル状態が終了すると、投げた刃がタロンのところへ戻り、再び同じ物理ダメージを与えます。通常攻撃か「ノクサスの刃」でインビジブル状態を解除すると、刃はその対象がいる位置に集まります(刃の射程550・クールダウン100/80/60秒・マナ100)。
- 刃の輪は「出るとき」と「戻るとき」の2回当たる。狙った相手に2回とも当てるのが最大火力
- 通常攻撃かQで姿を現すと、刃が相手の位置に集まるので、逃げる相手にも戻りを当てやすい
やってはいけない使い方は、相手から遠い位置でRを押して、刃の輪を誰にも当てずに姿を消すことです。出るときの刃が外れると、Rのダメージは戻りの1回だけになります。仕掛けに使うなら、Qで飛びかかって相手の隣に着いてから押す、あるいは相手を刃の輪の内側に入れてから押しましょう。
タロンのロームは「どの壁を越えるか」で速さが決まる
E「暗殺者の跳躍」は、最も近くにある壁や地形を飛び越えるスキルです。MIDからボットやトップへ向かうとき、ほかのチャンピオンが川や道なりに歩く距離を、タロンはジャングルの壁を2〜3枚越えるだけで一直線に進めます。ただし、一度越えた壁はしばらく越え直せないので、行き当たりばったりに越えると帰り道がなくなります。まずは「押す→越える→仕掛ける→別の壁で帰る」の流れを図で体に入れておきましょう。
コツ1:押し切ってから、相手がCSを取っている間に消える
Wでウェーブを相手のタワーまで押し込むと、相手のMIDはタワー下でCSを拾う時間が必要になります。その数秒のうちに壁を越えれば、相手のMIDより先にサイドへ着けます。ウェーブを押さずに消えるのは、相手に「CSを拾いながら、同じ場所へ助けに行く時間」を渡すだけなので、どんなに急いでいても先にWを投げましょう。
コツ2:着いたら、いきなりQで飛び込まずに先にWを当てる
壁の向こうから現れた瞬間は、相手からタロンが見えていない一番おいしい時間です。ここで射程の先端からWを当ててスロウをかけてから、Qで飛びかかると、相手は逃げ出す一歩目を失います。アンブラル グレイブを持っていれば、視界の外から出た最初の通常攻撃にナイトストーカーの確定ダメージも乗ります。
コツ3:味方のボットに「今から行く」を伝える
タロンがサイドに着いたとき、味方が下がっていたら仕掛けは始まりません。壁を越える前にピンを1つ出しておくだけで、味方は前に出て相手を引き止めてくれます。ロームの成功は、タロンの足の速さと、味方が合わせてくれるかどうかの掛け算です。
原因1:傷を3つ付けたのに、通常攻撃を挟んでいない
固有スキルの出血は、増加攻撃力の210%を含む、タロンのダメージの中でも一番大きい部分です。W→Q→Rとスキルを押し続けるだけでは一度も入りません。傷が3つ付いたら、必ず通常攻撃を1回入れましょう。これを覚えるだけで、同じコンボのダメージが大きく変わります。
原因2:Wを近すぎる距離で投げている
Wの戻りのダメージは往路より大きく、最大ランクでは約2倍(増加攻撃力の反映も40%と90%)です。相手に密着してから投げると、刃が戻る通り道から相手が外れやすく、往路の小さいダメージだけで終わりがちです。Wを先に投げてから、戻ってくる刃に合わせてQで飛びかかる順番にしましょう。
原因3:Rの刃が戻るときに、相手が輪の外に出ている
Rの刃は、出るときと戻るときの2回ダメージを与えます。姿を消したまま相手を追いかけていると、刃がタロンのもとへ戻る軌道から相手が外れやすく、2回目を当て損ねやすくなります。通常攻撃かQで姿を現すと、刃は相手の位置に集まるので、Rの後は相手の近くでQか通常攻撃から入るのが正解です。
タロンのスキルレシオ(増加攻撃力)
タロンのスキルは、すべて増加攻撃力(装備やルーンで伸ばした攻撃力)に反映します。なかでも固有スキルの出血の210%と、Rの出と戻りを合わせた200%が一撃の重い部分で、Wは往路と戻りの2回、Qは近接で使えばクリティカルと、どのスキルも「当て方」で数字が変わるのがタロンの特徴です。各スキルの「レシオ」を知っておくと、なぜ攻撃力と脅威を積むほどフルコンボで倒せる相手が増えるのかが数字で見えてきます。
※数値はパッチ26.19時点のものです(26.19でタロンの変更はなし)。バーの長さは、一番大きい出血の210%を満タンにした比率です。Eにダメージはありません。増加攻撃力100のタロンが、Wを往路と戻りの両方で当て、Rの刃を2回とも当て、近接のQと出血まで入れると、反映率だけで40%+90%+100%+100%+150%+210%=690%、つまり690ぶんが基本ダメージに上乗せされる計算です。Wが往路しか当たらず、Rの戻りを外すと、同じコンボでも190少なくなります。
- 全スキルが増加攻撃力に反映。攻撃力の高いアサシン装備を重ねるほど、コンボ1回の重さが増す
- 出血とRが大きい。「傷3つから殴る」「刃を2回当てる」を守るだけで、同じ装備でも火力が上がる
- 物理ダメージだけなので、相手が物理防御を積んだらセリルダの怨恨で貫通を足す
タロンの立ち回り(レーニングフェーズ)
序盤(レベル1〜5)
序盤は「Wの先端で削り、レベル2〜3の飛び込みで体力差を作り、ウェーブを押してロームの準備をする」時間です。近接でも、Wがあるのでレーンで受け身になる時間は多くありません。
- Lv1はWで最初のウェーブを削りながら、射程の先端で相手にも当てる。戻りのスロウが入れば、次の交換で優位に立てる
- Lv2になった瞬間が最初の山場。Wを当ててからQで飛びかかり、傷が3つ付いていれば通常攻撃で出血まで入れる
- Lv3でEを覚えたら、ジャングラーの位置が見えないうちは、越えられる壁の近くでCSを取る
- マナはW1回分を常に残す。Wが撃てない状態は、ウェーブも押せず、仕掛けもできない時間になる
中盤(レベル6〜11・1コア完成後)
Rを覚えてアンブラル グレイブが完成すると、タロンの本当の仕事が始まります。
- レベル6になったら、ウェーブを押し切ってからサイドへ。ボットかトップで、相手の体力が減っているか、行動妨害のスキルを使った直後の相手を狙う
- ロームが空振りしても、帰り道で相手のジャングルのワードを壊すか、味方のジャングラーと合流して無駄にしない
- サイドから戻ったら、まずウェーブを押し直す。押されたままのMIDは、タワーのプレートとCSを失い続ける
後半(レベル16〜・装備が揃ってから)
ボルテイク サイクロソードとナイト エッジが揃ったタロンは、集団戦で敵の後衛を消す役です。
- 集団戦の前は、戦場の横にある壁の近くで待つ。前衛どうしがぶつかってから、壁を越えて横から入る
- サイドのウェーブを1人で押しに行くのは、Rが使えて、帰りに越える壁が残っているときだけ
- 相手が物理防御の装備を揃え始めたら、前衛に触らず、柔らかい相手だけを狙う
- Wは射程の先端で当てて、戻りのダメージとスロウを取る
- レベル2に先に上がった側が、最初の飛び込みの主導権を持つ
- ロームの前に必ずウェーブを押し切る
仕掛けるタイミングと実戦コンボ ─ 「傷を3つ付けて殴る」を崩さない4つの条件
タロンは相手を止めるスキルを持たないので、仕掛けた後に相手のスタンや拘束が残っていると、そのまま倒されるチャンピオンです。飛び込んでよいのは、次の条件が揃ったときだけです。
仕掛けの4条件
- 相手の決め技が落ちている(スタン・拘束・打ち上げのスキルが外れた直後)
- Wの戻りが当たる距離にいる(スロウが入れば、Qで飛びかかった後に逃げられにくい)
- 相手のジャングラーの位置が分かっている(倒し切れなかったときに、挟まれない)
- Eで越えられる壁か、Rが逃げ道として残る(両方使い切る仕掛けは、倒し切れなかったときに帰れない)
コンボ1:基本のトレード(レベル2以降)
射程の先端からWを投げ、往路と戻りを当てたところにQで飛びかかり、傷が3つ付いたら通常攻撃で出血を入れます。W・Q・通常攻撃で電撃も発動します。Qは戻ってくる刃に合わせて押すのがポイントで、刃が戻り切る前に飛び込むと、スロウのかかった相手の隣に着地できます。倒せないと判断したら、出血を入れたところで歩いて下がり、次のWが戻るのを待ちましょう。
コンボ2:Rで仕掛けて倒し切る(レベル6以降)
Wでスロウをかけ、相手を刃の輪の内側に入れてRを押し、姿を消したまま近づいてQで姿を現します。Qでインビジブル状態を解除すると、戻ってくる刃が相手の位置に集まるので、Rの2回目のダメージも確実に入ります。最後の通常攻撃で出血を入れ、倒し切れそうならイグナイトを重ねます。姿を現した直後のQにはサドンインパクトが乗り、続く通常攻撃にはアンブラル グレイブのナイトストーカーの確定ダメージも乗ります。
Qは近接攻撃の射程で使うとクリティカルになるので、Rで姿を消したまま相手の真横まで歩いてからQを押すと、飛びかかりのQより大きいダメージを出せます。ただし、姿を消していられるのは2.5秒だけです。相手が逃げ始めているなら、欲張らずに遠い距離からQで飛びかかり、刃を集めるほうを優先しましょう。
タロンの有利な対面・不利な対面
タロンの対面相性は、「相手が逃げるスキルを持っているか」と「飛び込んだ瞬間に止められるか」でほぼ決まります。移動スキルの少ないメイジで、Wの先端に当て続けられる相手には有利を取りやすく、飛び込みを待って止めてくる相手や、スキルを受け流して逃げる相手、そもそも物理ダメージが通りにくい相手が苦手です。差がはっきり出やすい相手に絞って紹介します。
有利になりやすい相手
オリアナ ─ ボールの位置を見て、ボールの無い側から入る
オリアナのスキルは、すべて「ボール」の位置から出ます。ボールが遠くにあるときのオリアナには、タロンの飛び込みを止める手段がほとんどなく、移動スキルも持っていません。E「オーダー: 防御」でボールを自分に付けてシールドを張られると削りにくくなりますが、そのボールを使い終わった直後が仕掛けの窓です。
R「オーダー: ショックウェーブ」はボールの周りの敵を引き寄せます。ボールがオリアナの近くにあるときは、ボールの反対側からQで飛びかかりましょう。
ゼラス ─ 壁の向こうから現れれば、逃げる手段がない
ゼラスはQ「アルカノパルス」やW「デストラクションアイ」で、遠くから一方的に削ってくる長射程メイジです。序盤は削られますが、守りの手段がE「ショックオーブ」のスタン1本しかなく、移動スキルも持っていません。正面から歩いて近づかず、Eで壁を越えて横から現れるか、ショックオーブが外れたのを見てからQで飛びかかりましょう。
レーンで削られ続けるなら、無理に交換せずウェーブを押してロームへ。ゼラスは足が遅いので、タロンのロームに付いてこられません。
ツイステッドフェイト ─ ロームの速さで負けない相手
ツイステッドフェイトはQ「ワイルドカード」でウェーブを押し、W「ドロー」のゴールドカードで相手を止め、R「デスティニー」でマップのどこへでも飛んでいきます。1対1では移動スキルが無く、ゴールドカードさえ見てから下がれれば、タロンのレベル2〜3の飛び込みから逃げられません。デスティニーでロームされても、タロンも壁を越えて同じサイドへ追いかけられます。
ツイステッドフェイトがRを撃ったら、すぐにピン。自分はウェーブを押してから同じサイドへ向かうか、反対側で数の有利を作ります。
ライズ ─ 26.19で序盤が鈍った。レベル2〜3で差をつける
ライズはW「ルーンプリズン」で相手を拘束し、Q「オーバーロード」を何度も撃ち込んで削る、装備が揃うほど強くなるメイジです。26.19でQの増幅とEのマナが弱体化し、序盤の押し合いと削りが鈍ったので、タロンがレベル2〜3の飛び込みで先に体力差を作りやすくなりました。ルーンプリズンを使わせてから飛び込むのが基本です。
後半のライズはR「ポータルワープ」で味方ごとワープしてきます。レーンで差をつけて、ライズが装備を揃える前に試合を動かしましょう。
不利になりやすい相手
ヴェックス ─ 飛びかかるたびに、恐怖の的になる
ヴェックスの固有スキル「フコウとユーウツ」は、一定時間ごとに強化され、次の通常スキルが敵にフィアー効果を与えてダッシュを阻止します。さらに周囲の敵がダッシュするたびにマークが付き、マークを消費すると追加ダメージが出て、強化のクールダウンも縮みます。Qの飛びかかりもEの壁越えもダッシュのタロンは、動くほどヴェックスに有利な材料を渡してしまいます。W「パーソナルスペース」のシールドで、コンボのダメージも受け止められます。
ヴェックスが強化スキルを使った直後の数秒が窓。レーンでは無理をせず、ウェーブを押してロームで差をつけましょう。
リサンドラ ─ 飛び込んだ瞬間に、足元が凍る
リサンドラはW「リング・オブ・フロスト」で周りの敵をその場に拘束し、R「フローズングレイブ」で相手を止めるか、自分を凍らせて身を守ります。Qで隣に飛びかかった瞬間にリング・オブ・フロストを合わせられると、タロンは何もできずに止められます。レベル6以降は、フルコンボを当ててもRで自分を凍らせて耐えられることがあります。
リング・オブ・フロストを使った直後が窓。ナイト エッジのスペルシールドがあると、止める一手を1つ消せるので、2手目以降に早めに持ちましょう。
マルファイト ─ 物理ダメージそのものが通らない
MIDのマルファイトは、固有スキル「グラナイトシールド」の体力比例のシールドと、物理防御を伸ばす装備で、タロンの物理ダメージをまとめて受け止めます。Q「サイズミックシャード」で移動速度を奪われるので、Wの先端の距離を保つのも難しく、倒し切れないまま体力を削られます。
マルファイトを倒しに行くより、ウェーブを押してロームで味方のサイドを勝たせるほうが試合に効きます。集団戦ではR「アンストッパブル・フォース」を使われた後に入りましょう。
ブラッドミア ─ コンボの途中で、血の沼に消える
ブラッドミアはW「紅血の沼」で自分の体を血の沼に変え、その間はタロンのスキルが当たりません。Rのダメージを沼でやり過ごされると、倒し切れないまま反撃を受けます。Q「吸血」で体力を回復するので、Wの削りも長続きしません。
紅血の沼を使わせてから、次の沼が戻る前にもう一度入るのが基本。イグナイトの回復阻害は、ブラッドミアのQの回復にも効きます。
今日の対面がここにいない? チャンピオンを1体ずつ指定して相性と立ち回りを調べたい時は、こちらのツールが便利です。
MID対面相性チェッカーで調べる →マウス ─ Wの向きとEの着地点を狙った場所に
タロンのWは、射程の先端に相手を置くように角度を合わせるスキルです。Eも、カーソルの位置によって越える壁が変わります。高精度センサーの軽量マウスなら、ジャングルの壁を次々に越える場面でも狙いがぶれません。マウス選びはLOL向けゲーミングマウスおすすめ6選で詳しく解説しています。
キーボード ─ W→Q→通常攻撃を途切れさせない
タロンのコンボは、Wを投げ、戻ってくる刃に合わせてQを押し、すぐに通常攻撃を入れる、という短い流れの繰り返しです。反応が速く打鍵感の揃ったゲーミングキーボードなら、Qの押し遅れや、出血を入れ損ねる取りこぼしが減ります。選び方はLOL向けゲーミングキーボードおすすめ6選にまとめています。
ヘッドセット ─ スマイトやワードの音が、ロームの安全を決める
相手のジャングルを通ってロームするタロンにとって、壁の向こうの状況を音で知れるかどうかは生死に直結します。キャンプを殴る戦闘音、スマイトの音、ワード設置の音、味方の危険ピングを聞き逃さなければ、越える壁を選び直す判断が間に合います。どの方向から鳴ったかまで聞き分けられる、定位のはっきりしたゲーミングヘッドセットのおすすめはLOL向けゲーミングヘッドセットおすすめ6選で紹介しています。
モニター ─ ミニマップの変化を、一瞬早く見る
ロームに出る判断は、ミニマップでサイドの体力や相手ジャングラーの位置を見ることから始まります。大きく見やすい高リフレッシュレートのモニターなら、この判断が一段速くなります。選び方はLOL向けゲーミングモニターおすすめ6選を参考にしてください。
PC ─ 集団戦に飛び込む瞬間こそフレームレートが命
タロンが敵の後衛に飛び込むのは、敵味方のスキルが一番重なる瞬間です。フレームレートが落ちると、Rの刃の輪に誰が入っているかを見失います。安定した動作環境を整えたい人はLOL向けゲーミングPCの選び方をどうぞ。
まとめ ─ 環境を整えて、「押して消える」を当たり前に
デバイスは一つ替えるだけでも効果がありますが、まとめて整えると判断から操作までの速さが一段変わります。チェアやマウスパッドも含めた環境づくりはLOLゲーミング環境まとめにまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
集団戦でのポジショニングと役割
タロンの集団戦は、最初は戦場の横にある壁の近くで待ち、前衛どうしがぶつかって敵の行動妨害が味方に使われた後に、壁を越えて横から敵の後衛へ飛び込むのが基本です。後衛を倒し切ったら、Qのクールダウン解消で次の相手へ飛ぶか、越えていない壁を使って離脱します。正面から最初に入るのはタロンの仕事ではありません。
- 入るタイミング:自分からは入らない。前衛どうしがぶつかり、敵のスタンや拘束が味方に使われた後
- 狙うべき敵:敵の後衛(ADC・メイジ)。戦場の横の壁を越えて、正面の前衛を通らずに届く相手
- スキルの順番:W→R→Q→通常攻撃。1人倒したらQのクールダウン解消で次の後衛へ
- 離脱:Rを入りに使ったら、帰りは越えていない壁で。壁が無い場所では、深追いせずに味方の方向へ下がる
- 前衛どうしがぶつかるまで、戦場の横の壁の近くで待つ
- Rは後衛を刃の輪の内側に入れてから押す
- 後衛を1人倒したら、前衛には触らず次の後衛だけを見る
初心者〜中級者がやりがちな失敗
- 傷を3つ付けたのに、通常攻撃を忘れる
出血が入らず、一番大きいダメージを捨てています。傷が3つ付いたら、必ず1回殴りましょう。 - Wを相手の目の前で投げる
戻りのダメージとスロウが当たらず、往路の小さいダメージだけになります。Wは射程の先端で。 - ウェーブを押さずにロームする
相手のMIDはCSを拾いながら、同じ場所へ助けに来られます。消える前に、必ずWで押し切ります。 - 逃げ道の壁を、行きで越えてしまう
同じ壁は最大160秒越え直せません。帰りに使う壁は、行きでは越えずに残しておきます。 - 相手の決め技が残っているうちに飛び込む
止めるスキルを持たないタロンは、飛び込んだ瞬間に止められるとそのまま倒されます。決め技が落ちてから入ります。 - ビルドを毎試合同じにする
行動妨害の多い相手にはナイト エッジを早めに、ロームでキルが続く試合は妖夢の霊剣型やヒュブリスを、物理防御を積まれたらセリルダの怨恨を選びましょう。
タロンはどんな人におすすめ?
タロンは以下のようなプレイスタイルに向いているミッドチャンピオンです。
- レーンに張り付くより、マップを走り回りたい人
壁を越えて消え、サイドに現れます。自分の動きでマップ全体が変わる手応えは、タロンならではです。 - 味方のキルを作るのが好きな人
ロームで味方のボットやトップを勝たせる試合が多く、自分のキルより「味方を勝たせた」実感が大きいチャンピオンです。 - 短いコンボを確実に決めたい人
W→Q→通常攻撃の流れはシンプルで、覚えることが少ないぶん、判断に集中できます。 - 環境に左右されず1体を使い込みたい人
2026シーズンを通して本体のスキルの数値は変わっておらず、積み上げた練習が腐りにくいチャンピオンです。
- 後ろから安全に削って戦いたい人(タロンの仕事は敵の懐に飛び込むこと)
- 相手を止めて味方に倒してもらう戦い方が好きな人(タロンはスタンや打ち上げを持たない)
- マップを見る余裕がまだ無い人(ロームの判断は、ミニマップを見ることから始まる)
タロンのスキン一覧(全13種)
SKINS — TALON
ノクサスの裏路地で生きるために刃を覚えた、闇を駆ける暗殺者。いまは名門デュ・クートウ家の養子として帝国の命を受け、敵の指導者や英雄を、誰にも悟られずに仕留め続けている。気付いたときには、もう刃が届いている。
- 13スキン
- 6エピック
- 1ミシック
- 47クロマ
- 571最終スキンから(日)
最新スキンは「最後の清算タロン」(2025年3月5日)。そこから 571 日、およそ1年6か月のあいだ新しいスキンが来ていない計算になります。
2011.08
00クラシッククラシック タロン
2011.08
01スタンダードストリート タロン
2011.08
02スタンダード真紅の精鋭タロン
2012.01
03スタンダード龍剣タロン
2015.05
04レガシーSSW タロン
2017.02
05エピックブラッドムーン タロン
2018.09
12エピック不朽の剣タロン
2020.03
20エピックタロン ブラックウッド
2021.02
29エピック枯朽の薔薇タロン
2022.05
38エピック荒野のタロン
2022.05
39ミシックプレステージ荒野のタロン
2024.01
49エピック原始の襲撃タロン
2025.03
59スタンダード最後の清算タロン
画像:© Riot Games(Data Dragon より取得)。スキンの入手可否・価格はゲーム内ストアを確認してください。レガシー表記のスキンは通常ストアに並びません。リリース日は北米サーバーでの実装日を基準にしているため、日本サーバーとは1〜2日ずれることがあります。経過日数はページを開いた日で自動計算しています。
まとめ
タロンは、W「飛燕手裏剣」の往復する刃でウェーブと相手を削り、Q「ノクサスの刃」で飛びかかり、傷を3つ付けてからの通常攻撃で出血を入れ、R「シャドウアサルト」の刃の輪と姿隠しで仕留める近接アサシンです。そしてE「暗殺者の跳躍」の壁越えで、ほかのMIDより一歩早くサイドへ現れます。2026シーズンは本体のスキルの数値が一度も変わっておらず、26.1のアンブラル グレイブと26.9のボルテイク サイクロソードの改修で、「姿を消して、スキルを当てて、通常攻撃で仕留める」タロンの動きに噛み合うアイテムが揃いました。パッチ26.19でも、タロン本体は据え置かれています。
- 序盤:Wは射程の先端で。Lv2の「W→Q→通常攻撃」で先に体力差を作る
- 中盤:ウェーブを押し切ってから壁を越える。行きと帰りで違う壁を使う
- 後半:前衛どうしがぶつかるまで壁の近くで待ち、横から敵の後衛へ
26.19が入った今、タロンで最初にやっておきたいのは、練習モードでMIDからボットとトップへ向かう「越える壁の順番」を、行きと帰りの2通りずつ決めておくことです。実戦では壁を選んでいる時間はありません。あらかじめ通り道が決まっていれば、ウェーブを押し切った瞬間に迷わず消えられます。もうひとつは、ノーマルで数試合、「Wは射程の先端でしか投げない」と決めて遊んでみることです。戻りの刃でスロウをかけてからQで飛びかかる感覚がつかめると、レーンの交換も、ロームの奇襲も、同じひとつの流れとして見えてきます。最新情報は、このページで随時アップデートしていきます。

