グウェンは、ハサミと裁縫の力で近距離の殴り合いをこなす成長型のAPファイターです。固有スキル「裁断」で相手の体力に応じた追加魔法ダメージを与えるため、体力の高いタンクや前衛をじっくり溶かすのが得意です。W「聖なる霧」で外側からの攻撃を遮りながら、通常攻撃でQのスタックを貯めて削っていく、独特の戦い方を持っています。
パッチ26.16では、そのグウェンに固有スキル「裁断」の回復量を大きく引き上げる強化が入りました。チャンピオンに与えたダメージからの回復が50%から66%へ、1回あたりの回復上限も10〜25から12〜40へと跳ね上がっています。運営は「回復がより効果を発揮するTOPに向けた強化」と明言しており、殴り合う時間が長いほど得をする方向に、グウェンの性格がさらに寄せられた形です。26.13から26.15までは本体に一切手が入らなかったため、ひさびさの直接強化になります。ビルドは黄昏と暁から入り、シャドウフレイムとラバドン デスキャップで魔力を伸ばす構成が現在の最上位、ルーンは長く殴り合うほど強くなる征服者を軸にした栄華の形が定番です。レーンを安定させてコアを揃え、サイドレーンの1対1と集団戦の後入りで盤面を支配する動きが本領です。
- グウェンは通常攻撃でQのスタックを貯めてから削る成長型のファイターです
- 26.16の強化で殴り続けるほど回復が伸びるので、短い一撃離脱より長く殴れる形を作りましょう
- 1コア完成後はサイドレーンで1対1を作り、集団戦は後から入りましょう
26.1:2026シーズン開幕。TOPロールクエストと「黄昏と暁」の登場
開幕パッチ26.1で、TOPレーンに「ロールクエスト」が導入されました。TOPレーナーは経験値を多く得られるようになり、レベル上限が20まで引き上げられ、テレポートの扱いも強化されています。アイテムとレベルが揃うほど強くなる後半型のグウェンにとって、これは純粋な追い風です。さらにこのパッチで、魔力・体力・攻撃速度・スキルヘイストをまとめて持つ新アイテム「黄昏と暁」が追加されました。スキル使用後の通常攻撃が強化される「追撃」効果を持ち、スキルと通常攻撃を交互に使うグウェンと噛み合うため、登場直後から1手目の定番として定着しています。
26.3〜26.4:黄昏と暁が調整され、グウェン本体のバーストも抑えられた
26.3では黄昏と暁の体力が300から350へ増える代わりに、追撃の攻撃力反映が100%から75%へ下がり、殴り続けるファイター向けの性格が強まりました。続く26.4では、強くなりすぎたグウェン本体に下方修正が入ります。Q「チョキチョキッ!」の1切りごとの基本ダメージが10 / 15 / 20 / 25 / 30から10 / 13.5 / 17 / 20.5 / 24へ低下し、R「針仕事」の針1本あたりの基本ダメージも35 / 65 / 95から30 / 50 / 70へ低下しました。
26.9:黄昏と暁の再調整が、グウェンの序盤を直撃した
シーズン2「パンデモニウム」が始まった26.9で、黄昏と暁が再び調整されました。体力350→300、魔力70→60、攻撃速度25%→20%と素のステータスが下がる代わりに、追撃の強化攻撃に回復効果(魔力の10%+増加体力の3%)が追加されています。長く戦うほど得をする方向の変更ですが、1手目完成時の伸びは明確に弱くなり、これを誰より頼りにしていたグウェンは全レート帯でメタから姿を消しました。
26.12:QとEの直接強化で、失った序盤の力が戻った
26.12でグウェンに直接強化が入りました。Q「チョキチョキッ!」の1切りごとの基本ダメージが10 / 14 / 18 / 22 / 26へ増加し、26.4で失った火力の多くが戻っています。さらにE「スキップスラッシュ」の攻撃速度増加が20 / 35 / 50 / 65 / 80%から30 / 42.5 / 55 / 67.5 / 80%へ強化され、序盤レベルほど恩恵の大きい形でスタックを貯める速度が上がりました。あわせてテレポートの到着時シールドが「最大体力の30%を30秒」から「35%を10秒」へ変更されています。
26.13〜26.15:本体は3パッチ連続で無変更のまま停滞
26.13から26.15にかけて、グウェン本体への変更は一度もありませんでした。26.12の強化で持ち直したとはいえ、この期間の勝率は48〜50%台前半、ピック率も2%前後で推移し、TOPの上位陣からは距離を置かれたままです。強化そのものは正しい方向でしたが、「1コアが完成するまで我慢する時間が長い」という根本の弱点までは解消されていなかった、というのがこの3パッチが示した答えでした。
26.16:固有スキル「裁断」の回復が大幅強化。ここが今回の最重要点
そして今回のパッチ26.16で、固有スキル「裁断」でチャンピオンに与えたダメージからの回復量が50%から66%へ引き上げられました。さらに1回あたりの回復上限が10〜25(+魔力の6.5%)から12〜40(+魔力の7%)へ大幅に増加しています。レベル18時点の上限で見れば25から40と6割増しで、これまで「上限に引っかかって伸びなかった」後半の回復が、そのまま実数として伸びる形です。運営からは「回復がより効果を発揮するTOPに向けた強化と、後半の伸びの強化」というコメントが出ており、レーンでの1対1と集団戦の持久力の両方に効く内容になっています。Q・W・E・Rへの変更はなく、今回グウェンに入る調整はこの1点のみです。
あわせて、環境側にもグウェンに追い風となる変更が入りました。ソーサラー シューズの上位版「連呪使いのブーツ」の魔法防御貫通が18から20へ増え、逆にマーキュリー ブーツの上位版「チェインレースド クラッシャー」の魔法防御が30から25へ減っています。相手がグウェン対策に積む魔法防御が薄くなり、こちらの貫通は増えるという、二重の恩恵です。さらにサポートのロールクエストが「ボットレーンに留まるほど得をする」形へ調整されたため、TOPまで足を伸ばすローミング型サポートが減り、レーンで一方的に潰される展開そのものが起きにくくなります。
結局、立ち回りはどう変わる?
基本の考え方は変わりませんが、意識したい点が3つあります。
- 「殴り続けられる形」を作る価値が上がった:回復は殴った回数に比例して積み上がります。一撃離脱で下がるより、Wの霧やEの位置取りで数秒長く殴れる状況を作ったほうが、強化分をまるごと受け取れます。
- タンク対面での粘り勝ちが現実的になった:裁断は体力の高い相手ほど威力が上がり、その分だけ回復も増えます。上限が緩んだことで、これまで「削り切る前に自分が先に沈む」ケースだった相手にも、真正面から付き合えるようになりました。
- 回復低下(対象の回復量を減らす効果)への警戒は必要:回復に寄せた強化である以上、相手に回復低下を持ち込まれたときの落差も大きくなります。イグナイトや回復低下アイテムを持つ対面では、これまで通り慎重に交換しましょう。
※本記事に記載した26.16の変更値は、公開されているパッチプレビューをもとにしています。正式実装時に調整される場合があります。
グウェンは今TOPで強い?初心者にもおすすめ?
結論から言うと、グウェン TOPはパッチ26.16の裁断強化で明確に上向く見込みです。ただし序盤のレーン戦の入り方とWの使いどころが問われるため、TOPに慣れてきた中級者向けです。誰にでも序盤から勝てるタイプではなく、コアアイテムが揃う中盤以降にサイドレーンと集団戦で本領を発揮する、典型的な成長型チャンピオンであることは変わりません。
- 現環境での評価:26.15時点では勝率48〜50%台前半・ピック率2%前後の中堅下位。26.16の回復強化はグウェンが最も欲しかった部分に直接効くため、上位帯への浮上が期待できる
- 初心者〜中級者におすすめできるか:完全初心者よりTOPの基本に慣れた人向け。Wの使い方とQスタックの貯め方を覚えることが上達の近道
- 操作難易度:やや高め。スキル自体は複雑ではないが、いつ戦うか・Wをどこに使うかの判断が強さを左右する
- レーニング力(序盤の強さ):中の下。26.16で交換後の立て直しは速くなったが、強引なキル狙いよりCSを積んでコア完成を急ぐ動きが安定する
- スケール(後半の強さ):高め。回復上限が大きく伸びたため、集団戦で殴り続けたときの生存時間が目に見えて長くなる
- 集団戦での役割の難しさ:難しめ。後入りの判断とWの合わせが噛み合ってはじめて強さが出る
- どんな人に向いているか:サイドレーンで1対1をしたい人・タンクを削るAPファイターを使いたい人
※今回の強化はビルドやルーンの前提を変える内容ではありません。変わるのは「どこまで粘れるか」の一点です。これまでなら引いていた交換を、あと数発だけ殴ってから引く。その判断が正解になる場面が増えた、と考えてください。
TOPは「孤島」と呼ばれる特殊なレーン
TOPレーンは、味方やジャングラーの支援が届きにくく、基本的に1対1の決闘を強いられる「孤島」のようなレーンです。2026シーズンではこの特殊性に合わせて、TOPレーナー専用の役割(ロールクエスト)と報酬が用意されました。グウェンを使ううえでも、この仕組みを理解しているかどうかで勝率が大きく変わります。
TOPロールクエストで得られる3つの報酬
- 経験値の増加とレベル上限20:TOPレーナーはレーンにいる間、追加で経験値を得られ、最終的にレベル20まで成長できます。レベルが1つ先行するだけでスキルランクとステータスで上回れるため、グウェンのような成長型は恩恵が特に大きいです。26.16では裁断の回復上限もレベルに応じて伸びるようになったため、レベル先行の価値はさらに上がりました。
- テレポートの強化:テレポートを取らなかった場合でも、一定時間ごとに使える「強化テレポート」が解放されます。テレポートを選んでいる場合は到着時に最大体力の35%のシールドを10秒間得られます。効果時間が短いぶん、合流してすぐ戦う場面を選んで切るスペルです。
- クエスト達成によるパワースパイク:チャンピオン撃破・ミニオン・タワー・タワープレート・エピックモンスターなどでポイントを貯めると報酬が解放されます。TOPでの行動はポイント効率が高く設定されているため、レーンで主導権を取るほど見返りが大きくなります。
TOPレーナーが果たすべき役割
- 1対1で対面に勝つ・負けない:TOPは差し合いの連続です。グウェンはアイテムが揃うほど1対1が強くなるため、序盤は大きく負けないことを最優先し、コア完成後に対面を上回ることを目指します。
- ウェーブ管理で主導権を握る:押し引きをコントロールし、ガンクされない位置と相手を押し込む位置を使い分けます。押しすぎは敵ジャングラーの的になります。
- テレポートで別レーンに影響を与える:盤面から遠いTOPだからこそ、テレポートでドラゴンやボットの戦闘に合流できると価値が跳ね上がります。
グウェンはこの役割をどう満たすか
グウェンは「序盤は耐えて、コア完成後にサイドと集団戦で輝く」典型的な後半型のTOPです。序盤はCSと経験値を落とさず黄昏と暁の完成を急ぎ、レベルとアイテムが先行したらサイドレーンで1対1の圧力をかける。そして相手を引きつけて味方のオブジェクト確保につなげ、必要なら強化テレポートで即座に戦闘へ合流する──これがグウェンにとって最適なTOPロールの果たし方です。
グウェンの強みと弱み
強み
- 体力の高いタンクに滅法強い
固有スキル「裁断」は相手の体力に応じた追加魔法ダメージを与えます。体力が高いタンクほど1回の攻撃の威力が上がり、さらに与えたダメージの一部を体力として回復できるため、前衛との殴り合いで一方的に優位を作れます。 - 殴り続けるほど体力が戻る(26.16で大幅強化)
裁断の回復が与ダメージの66%まで引き上げられ、1回あたりの上限も最大40まで伸びました。これまで上限で頭打ちになっていた長期戦の回復量が伸び、削り合いでの粘り強さが一段上がっています。 - 1対1(デュエル)が強くサイドレーンを支配できる
アイテムが揃ってくると、サイドレーンで多くの相手に圧力をかけられます。1コア〜2コア以降は、相手TOPが無視できない存在になり、スプリットプッシュで盤面を引っ張れます。 - Wの「聖なる霧」で遠距離攻撃を遮れる
霧の外からの攻撃を防ぐため、相手のメイジやマークスマン、長射程のスキルに対して強く出られます。重要スキルに合わせれば、一方的に削られる展開を防げます。 - チームに魔法ダメージを供給できるTOP
味方のミッドやジャングラーが物理寄りの構成のとき、グウェンを出すとチーム全体のダメージバランスが整い、相手の防具積みを腐らせやすくなります。
弱み
- 序盤に強く押されると立て直しづらい
レベル1〜3で大きく体力を削られると、CSも取りにくくなります。アイテム依存度が高いため、序盤のデスがそのままコア完成の遅れに直結します。 - 行動妨害(CC)に弱い
スタン・ノックアップ・スロウで動きを止められると、霧の中に閉じ込められたまま何もできずに倒されやすいです。行動妨害の多い構成は明確な天敵です。 - 回復低下を持ち込まれると強みが半減する
強さの土台が回復にある以上、イグナイトや回復低下アイテムを当てられると失速します。26.16で回復に寄った分、この弱点も同時に大きくなりました。 - Wの使い方を間違えると一気に弱くなる
Wを早く出しすぎると、相手は霧の外へ下がって効果時間が切れるのを待ちます。霧の判断ミスが、そのまま敗着になります。 - 集団戦で最初に入ると溶けやすい
育ち切っていても、単独で敵5人の視界に入った瞬間に行動妨害を重ねられて終わります。後入りを徹底できないと火力役として機能しません。
グウェンのおすすめルーン
グウェン ルーンは、征服者で長く殴り合うほど火力と継戦能力を伸ばす、栄華メインの構成が基本です。グウェンは通常攻撃とQで継続して削るチャンピオンのため、戦闘が続くほどスタックが積み上がる征服者とキットが本質的に噛み合います。26.16で裁断の回復が伸びたことで、「長く殴るほど得をする」方向がルーンとスキルの両面で強調される形になりました。サブの不滅で行動妨害とバーストへの耐性を補います。
| 項目 | 選択 |
|---|---|
| メインパス | |
| キールーン | |
| メインルーン 2段目 | |
| メインルーン 3段目 | |
| メインルーン 4段目 | |
| サブパス | |
| サブルーン 1 | |
| サブルーン 2 | |
| ステータスシャード | 攻撃速度 / アダプティブフォース / 体力の伸び |
- 征服者は最大スタック時にチャンピオンへの与ダメージの8%を回復します。26.16で伸びた裁断の回復と足し合わさり、長期戦での生存力が二重に上がります
- 冷静沈着でマナ管理を補い、レジェンド: 迅速で攻撃速度を伸ばしてQのスタックを貯める通常攻撃を加速させる。背水の陣は不利な殴り合いでの逆転火力になります
- 不滅サブのボーンアーマーでコンボの被ダメージを抑え、気迫は行動妨害を受けている間とその後2秒間、物理防御と魔法防御が10増加する効果。捕まった瞬間に畳みかけられるダメージを軽減し、行動妨害に弱い弱点を防御面から補えます
グウェンのサモナースペル
グウェンはフラッシュ+イグナイトが最も多い組み合わせです。Eで距離を詰めてからイグナイトで押し切る形が作れるうえ、回復持ちの対面に対して回復低下を当てられるのが大きな理由です。
- フラッシュ+イグナイト(最多):レーンでキルを取り切る力が上がります。ワーウィックやドクター・ムンドのような回復で粘る相手には、これがそのまま解答になります
- フラッシュ+テレポート:不利対面で立て直したい試合や、ドラゴン戦への合流を重視する試合向けです。到着時のシールドは10秒しか持たないため、戦う直前に切ります
- フラッシュ+ゴースト:殴り続けるほど強いグウェンと相性が良く、逃げる相手を捕まえたい時に有効です。行動妨害の少ない相手ならこちらも選択肢に入ります
迷ったら、回復持ちや殴り合いになる対面はイグナイト、遠距離で触れない対面はテレポートという基準で選べば大きく外しません。
グウェンのおすすめビルド
グウェン ビルドは、黄昏と暁を起点に魔力と魔法貫通を積み上げる構成が現在の主流です。26.15時点の統計では、黄昏と暁・シャドウフレイム・ラバドン デスキャップを揃えた形が最も勝率が高く、攻撃速度を伸ばすナッシャー トゥース軸は少数派に回っています。26.16で裁断の回復上限が魔力にも比例して伸びるようになったため、魔力を積む構成の価値はさらに上がりました。
スタートアイテム
ドランリング
体力ポーション
序盤の体力と魔力を確保しながらレーン戦を安定させます。マナ回復が付くためQでCSを取りやすくなるのもメリットです。約8割のグウェン使いがこの出だしを選んでいます。相手のハラスがきつい対面では、ドラン シールドを選んで耐える形も選択肢に入ります。
コアビルド
黄昏と暁
ソーサラーシューズ
シャドウフレイム
ラバドンデスキャップ
黄昏と暁で魔力・体力・攻撃速度・スキルヘイストをまとめて確保し、シャドウフレイムで魔法貫通を足して削り速度を上げ、ラバドン デスキャップで魔力を一気に伸ばします。魔力が伸びるほど裁断のダメージと回復上限が同時に上がるため、この3品が揃った時点で殴り合いの結果がはっきり変わります。4品目以降は、相手が魔法防御を積んできたならヴォイド スタッフ、飛び込みが怖いならゾーニャの砂時計を選びます。
- 黄昏と暁 → ナッシャー トゥース → リフトメーカーの形も引き続き有効。通常攻撃の手数が増えるぶん、裁断の発動回数、つまり回復の回数が増えます
- 相手が体力を積んだタンク中心の構成のときは、火力を尖らせるより手数を増やすこちらのほうが噛み合います
アイテム詳細・選択肢
-
黄昏と暁(1手目) 魔力・体力・攻撃速度・スキルヘイストをまとめて伸ばせる最優先の1手目です。スキル使用後の強化攻撃(追撃)に回復効果が付いており、26.16で強化された裁断の回復と合わせて、殴り合いの最中に体力が戻り続ける状態を作れます。スキルと通常攻撃を交互に使うグウェンの基本動作と噛み合う、事実上の一択です。 -
シャドウフレイム(2コア) 魔力と魔法貫通を得られます。26.15時点で最も勝率の高い2コアで、貫通が乗るぶん裁断とQの通りが良くなります。体力の低い相手への威力が伸びる性質もあり、削り切る速度が一段上がります。 -
ラバドン デスキャップ(3コア) 魔力を大幅に伸ばす火力アイテムです。26.16では裁断の回復上限が魔力の7%分だけ増えるため、火力と生存力の両方が同時に伸びます。これを積んだ試合の勝率は統計上でも突出しています。 -
ナッシャー トゥース 魔力と攻撃速度を伸ばし、通常攻撃に追加魔法ダメージが乗ります。手数が増えることで裁断の発動回数そのものが増えるため、回復を目当てに長く殴りたい試合で選びます。 -
リフトメーカー 長く殴り合うほど火力が伸び、魔力分を体力に変換する自動効果を持ちます。体力の高いタンクや前衛をじっくり削る試合で特に効果的で、継戦力をさらに高めます。 -
ヴォイド スタッフ 魔法貫通を大きく確保できます。相手が魔法防御アイテムを積んできた試合で、ダメージを通すために購入を検討します。 -
ゾーニャの砂時計 飛び込んだ後に一度行動不能で無敵になれます。敵に物理ダメージのアサシンやファイターが多く、集団戦で狙い打ちにされやすい状況で時間を稼げる保険アイテムです。
ブーツ選択
-
ソーサラー シューズ(基本) 魔法貫通を得られる基本のブーツで、採用率・勝率ともに最上位です。26.16では上位版の「連呪使いのブーツ」の魔法防御貫通が18から20へ増え、後半まで伸ばす価値がさらに高まりました。 -
プレート スチールキャップ(物理ダメージがきつい時) 物理ダメージと通常攻撃を軽減します。対面や敵チームに物理ダメージが多い試合での防御選択肢です。 -
マーキュリー ブーツ(行動妨害が多い時) 行動妨害時間の短縮と魔法防御を得られます。スタンやノックアップが多い構成への対策として有効で、行動妨害に弱いグウェンの弱点を補います。
※毎試合ソーサラー シューズ固定にしないだけでも勝率が安定しやすくなります。物理ダメージがきつい試合ではプレート スチールキャップ、行動妨害が多い試合ではマーキュリー ブーツへ柔軟に切り替えましょう。
固有スキル「裁断」がタンク殺しの正体
グウェンの通常攻撃は、固有スキル「裁断」によって対象の体力に応じた追加魔法ダメージを与えます。これは割合ダメージに近い性質を持つため、体力が高い相手ほど1発の威力が上がるのが特徴です。そしてチャンピオンに与えたこのダメージの一部が体力として戻ってきます。26.16でその戻る割合が66%まで引き上げられ、1回あたりの上限も最大40(+魔力の7%)まで伸びました。タンクを殴るほど大きなダメージが出て、大きなダメージほど大きく回復する──この循環が今回の強化ではっきり回るようになったのが、26.16のグウェンです。
Qのスタックを貯めてから削るのが基本動作
Q「チョキチョキッ!」は、通常攻撃を当てるたびにスタックが貯まり、ヒット数が増えて威力が上がります。つまり、0スタックで撃つQと、スタックを貯めてから撃つQでは火力がまるで違います。範囲の中心に当てると確定ダメージになるため、当てる位置も意識しましょう。1切りごとに裁断が発動する仕様なので、Qの当て方がそのまま回復量にも直結します。レーン戦では「通常攻撃を数回当てる → Qを当てる」という流れを守るだけで、ダメージ交換の勝率が大きく変わります。
Wの「聖なる霧」で相手の主力を無力化する
- 外側からの攻撃を遮る: 霧の外にいる敵からは対象に取られません。メイジやマークスマン、長射程チャンピオンとの戦いで、一方的に削られる展開を防ぐ生命線です。
- 使うのは「戦う直前」か「重要スキルに合わせて」: 早く使いすぎると相手に下がられ、本当に防ぎたいスキルを受けてしまいます。敵ジャングラーのガンクや、相手の決め技に合わせて出すのが理想です。
- 霧の中で殴り合いを完結させる: 削って回復する時間を、霧に守られた状態で稼ぐ。26.16で回復が伸びたことで、この「霧の中に居座って殴り勝つ」勝ち筋の再現性が上がりました。
裁断でタンクを溶かし、Qのスタックで火力を底上げし、聖なる霧で相手の主力を無力化します。この三本柱が噛み合ったとき、グウェンはTOPレーンでもっとも止めにくいファイターになります。
スキルオーダーとスキルの使い方
スキル上げ順
基本の優先順位:R > Q > E > W
R 最優先
Q 2番目
E 3番目
W 最後
Q「チョキチョキッ!」がグウェンの主力ダメージなので最優先で上げます。次にE「スキップスラッシュ」を上げてクールダウンを短縮し、距離調整と逃げの頻度を高めます。W「聖なる霧」は効果値より使うタイミングが重要なスキルで、レベルを上げる恩恵が小さいため最後です。R「針仕事」は上げられるレベル(6・11・16)で必ず上げましょう。レベル1はダメージ交換とCSに使いやすいQ、レベル2でEを取るのが標準の形です。
各スキルの解説
通常攻撃が対象の体力に応じた追加魔法ダメージを与えます。チャンピオンにこの効果でダメージを与えると、その一部を体力として回復します。パッチ26.16で回復量が与えたダメージの50%から66%へ、1回あたりの上限が10〜25(+魔力の6.5%)から12〜40(+魔力の7%)へ強化されました。体力の高いタンクほど威力が上がる割合ダメージ型の固有スキルで、グウェンがタンクに強い最大の理由です。
- 体力が高いタンクほど1回の攻撃で大きなダメージを出せて、そのぶん回復量も増える。前衛との殴り合いを恐れず受けて立てる
- 26.16の強化で上限が緩んだため、「あと2〜3発殴る」判断が通りやすくなった。引くのを一拍遅らせるだけで結果が変わる場面が増える
- 通常攻撃を絡めることが前提のため、スキルだけで戦おうとせず通常攻撃をしっかり挟む意識を持つ
やってはいけない使い方は、スキルだけ撃って通常攻撃を挟まないことです。裁断は通常攻撃に乗る効果なので、殴る回数が火力と回復に直結します。
ハサミで扇状の範囲を最大6回切りつけて魔法ダメージを与えます。自動効果で通常攻撃1回につきスタックが1つ貯まり(最大4つ)、消費した数だけ切りつけ回数が増えます。範囲の中心部に当たった敵には確定ダメージとなり、防御力を無視して削れます。1切りごとに裁断が適用されるため、当てた回数がそのまま回復量にも跳ね返ります。
- 通常攻撃を数回当ててスタックを貯めてからQを使う。0スタックで撃つと火力が大きく落ちる
- 相手がCSを取りに前へ出た瞬間にQを合わせると、被弾を抑えながら一方的に削れる
- 範囲の中心に相手を入れると確定ダメージになる。当てる位置を意識するほど火力効率が上がる
- Qが空振りするとしばらくダメージ交換で勝ちにくくなる。当てやすい距離を保ってから撃つ
やってはいけない使い方は、スタックがないままQを撃って反撃を受けることです。「殴ってから撃つ」を一つの動作として体に入れてしまうのが近道です。
霧を召喚し、霧の中にいる敵からしか対象に取られなくなります。さらに防御ステータスも上がるため、殴り合いそのものを有利にします。一度だけ再発動して霧を自分の位置まで動かせるため、前進しながら守りを維持することもできます。
- 戦う直前、または相手の重要スキルに合わせて使う。早出しは相手に下がられて無駄になる
- 敵ジャングラーのガンク時や、相手のメイジ・マークスマンの遠距離スキルに合わせると生存力が大きく上がる
- 再発動で霧を動かせるため、相手を追いながら、あるいは下がりながらでも霧の中に居続けられる
やってはいけない使い方は、戦闘前になんとなく早出しすることです。Wは効果時間が限られるため、防ぎたいスキルに合わせて出す判断が強さを左右します。
短い距離をダッシュし、数秒間、攻撃速度と通常攻撃の射程が増加して、通常攻撃に追加魔法ダメージが乗ります。Qを当てるための距離調整、追撃、そして逃げに使える、攻守両用の機動スキルです。効果時間中に通常攻撃を当てると、このスキルのクールダウンが短縮されます。攻撃速度の増加量は30 / 42.5 / 55 / 67.5 / 80%で、序盤から手数を確保できます。
- Qを当てるために少しだけ距離を詰める使い方が基本。E後は通常攻撃の手数も増える
- 相手のスキルを横に避けながら使うと、回避と接近を同時に行える
- ガンク回避・逃走用に温存するのが原則。敵ジャングラーが見えない時は攻めに切らない
やってはいけない使い方は、攻めの接近にEを使い、その後のガンクや反撃に対応できなくなることです。Eは守り優先で温存する意識を常に高く持ちましょう。
針を投げ、命中した敵にスロウと魔法ダメージを与えるウルトです。チャンピオンに命中すると裁断も適用されるため、遠距離から回復のきっかけを作れます。最大3回まで連続で発動でき、発動するたびに針の本数とダメージが増加します。
- スロウで相手を捕まえるため、戦闘の早い段階で1回目を当てるのも有効。トドメ専用と考えない
- EやWに合わせて距離を詰めてから撃つと命中させやすい。遠すぎる距離で撃つと無駄撃ちになる
- 3回すべて撃ち切ると大きな総ダメージになる。キルを狙う場面では段階的に撃ち込んでいく
やってはいけない使い方は、トドメ用に温存しすぎて相手に逃げられることです。スロウとして使える場面では、早めに1回目を当てて相手を逃がさないようにしましょう。
グウェンのスキルレシオ
グウェンのダメージは、固有スキル「裁断」の割合ダメージと、Q「チョキチョキッ!」の切りつけ回数という2つの柱で成り立っています。攻撃力の成長がゼロ(レベル1の63から一切伸びない)という珍しい設計で、通常攻撃の威力は魔力とアイテムからしか伸びません。26.16で強化された裁断の回復上限も魔力を参照するため、魔力を積むほど火力・回復・持久力が同時に伸びる構造になっています。ビルドが魔力偏重になるのはこれが理由です。
※数値はパッチ26.16時点のものです。スキルランクで幅があるものはランク1〜5(Rはランク1〜3)の順に表記しています。公式データに数値が公開されていない項目は、性質のみを記載しています。
- 攻撃力の成長がゼロなので、攻撃力を積む意味がありません。通常攻撃を伸ばす手段は魔力と攻撃速度だけです
- 26.16で回復上限に魔力の7%が乗るようになったため、ラバドン デスキャップのような魔力の大きいアイテムは火力アイテムであると同時に生存アイテムでもあります
- Qは最大6回切りつけ、1切りごとに裁断が適用されます。スタックを貯めてから撃つほど、ダメージだけでなく回復量も跳ね上がります
- Eのクールダウンは最初の通常攻撃を当てるだけで大きく戻ります。ダッシュした後に必ず1発当てる意識を持つと、逃げ手段を切らさずに済みます
- Rは1回目を当てた時点でスロウと裁断が入ります。トドメ用に温存するより、戦闘の入口で1本目を投げるほうが噛み合います
グウェンの立ち回り(レーニングフェーズ)
序盤(レベル1〜6)
序盤のグウェン TOPは、安全にCSを取りながら、相手が前に出た瞬間だけ短く交換する時間です。26.16の回復強化で交換後の立て直しは速くなりましたが、成長型である本質は変わりません。通常攻撃でQのスタックを貯める感覚を磨きつつ、黄昏と暁の完成を目指します。
- CSの確保を最優先にします。Qのスタックがある時だけ短くダメージ交換し、すぐ引きましょう
- 交換で削られても、ミニオンを殴りながらではなく相手チャンピオンを殴って回復するのが最も速い。ただし深追いは禁物
- Eは逃げ用に温存します。敵ジャングラーの位置が分からないうちは、前に出る用途で使わないこと
- ウェーブを押し込みすぎないようにします。川側にワードを置き、ガンクの兆候を早めに察知しましょう
中盤(レベル7〜11)
黄昏と暁が完成し、ロールクエストでレベルが先行し始める中盤は、サイドレーンで1対1を作り、相手TOPに圧力をかけられるようになる時間です。
- コア完成後はサイドレーンを押して相手TOPに差し合いを仕掛ける。敵が複数人来たら無理せず下がる
- テレポートを持っている場合は、ドラゴンやボットの戦闘に合流して数的有利を作る。到着時シールドは10秒しか持たないため、合流したら即戦う前提で切る
- 味方がドラゴンやオブジェクトに触る前に合流できる動線を意識します。1人で奥を押し続けないこと
後半(レベル12〜20)
3コアが揃い、レベル20まで伸ばせる後半は、サイドレーンのスプリットプッシュと集団戦の継続火力が最大化する時間です。26.16の回復強化はこの時間帯で最も効きます。
- サイドを押して相手を引きつけ、味方がオブジェクトを取る時間を作る。複数人に囲まれたら即離脱する
- バロン・ドラゴン前の集団戦は、前衛が仕掛けてから後入りで参加し、前衛から順に削る。先陣を切らない
- 体力が半分を切っても、殴れる相手が目の前にいるなら回復で戻せる。逆に殴る対象を失った瞬間が最も危ないので、離脱の判断は対象の有無で決める
集団戦でのポジショニングと役割
グウェンの集団戦での役割は、最初に飛び込まず、味方の仕掛けと敵の重要スキルが落ちたのを見てから後入りし、前衛から順に削ることです。グウェンは育っていても、5人の前に一人で突っ込むと行動妨害を受けて即倒されます。後入りの判断とWの合わせが、火力役として機能するかどうかを決めます。
- 味方タンクやサポートが先に仕掛けたのを確認してから入る。前入りは行動妨害の的になる
- 狙う相手は基本的に近くの前衛。裁断でタンクを溶かしながら、触れるなら敵のマークスマンやメイジ、孤立した敵を狙う
- Wは敵の遠距離火力や決め技に合わせて使う。なんとなくの早出しは避ける
- Eは守り優先で温存し、フォーカスを受けたら横移動や離脱に使う。Rはスロウで相手を逃がさない場面で段階的に撃つ
- 敵のファイターが味方後衛に入ってきたら、横から殴って倒すピール役としても機能する
| スキル | 集団戦でのタイミング |
|---|---|
| 通常攻撃でスタックを貯めてから、複数の敵をまとめて範囲に入れて撃ちます。中心に当てるほど効率が上がります | |
| 敵の決め技や遠距離火力に合わせて出します。霧の中に居座って殴り続けるのが理想の形です | |
| 守り優先で温存します。狙われたら横移動や離脱に使い、殴れる状況なら1発当ててクールダウンを戻します | |
| 戦闘の入口で1本目を当ててスロウを入れ、逃げる敵に2回目・3回目を重ねます |
- 最初に入らず、味方の仕掛けと敵スキルが落ちたのを見てから後入りしましょう
- 無理に後衛を狙わず、近くの前衛から裁断で削るだけでも十分に仕事になります
- Wは敵の重要スキルに合わせ、Eは守り優先で温存しましょう
グウェンの有利な相性・不利な相性
グウェンは、体力が高くて近距離で戦うタンク・ファイターには強めですが、こちらの回復を上回る回復を持つ相手や、距離を取って削ってくる相手には苦戦しやすいです。以下は26.15時点の対面別勝率をもとにした顔ぶれです。
有利な相性
体力を伸ばして前に出るタンクですが、グウェンは裁断で体力の高い相手ほど削れます。サンプル数が最も多く、勝率も5割半ばで安定している代表的なカモです。26.16の回復強化で、ムンドの体力回復と真正面から張り合えるようになりました。
ムンドのQ(包丁)を踏まないよう左右に動きながら、通常攻撃とQでじっくり削りましょう。
ウルトのスタックで最大体力が膨れ上がるほど、裁断の割合ダメージが刺さります。スキルが大振りで避けやすく、当てられなければ何もできない相手のため、位置取りさえ守れば一方的に削れます。
Qの棘とWのサイレンスは足元に予兆が出ます。Eで横に一歩ずれる意識を持ちましょう。
霊魂とメイデンで押し込んでくる相手ですが、本体は体力を積む近距離ファイターのため裁断がよく通ります。Wの霧は外側からの攻撃を遮るので、群がってくる霊魂の処理にも役立ちます。
Wの檻に閉じ込められないよう、殴り合う位置は壁際を避けましょう。メイデンが出たら一度引くのも正解です。
Eの魂を引き抜く一撃を当ててから強くなる相手です。グウェン側はイラオイのEを避けてから前に出れば戦いやすく、ウルト中の正面の殴り合いだけ避ければ有利を取れます。
イラオイのEを避けた後が攻めるチャンスです。ウルトを発動されたらいったん距離を取りましょう。
もともと勝率で上回っていた相手ですが、26.16で固有スキルのシールドが低レベルほど薄くなり、Wの外側ダメージも下がりました。序盤の削り合いが以前より安全になり、有利がさらに広がっています。
Wの外側(後ろに下がった位置)を当てられると大きく削られます。カミールが構えたら距離を詰めるか、Eで内側に潜り込みましょう。
不利な相性
対面別勝率で最も苦しい相手です。こちらが回復で粘る戦い方をしても、相手はさらに大きな回復で押し切ってきます。体力が減るほど強くなるため、削り合いが長引くほど不利になります。
イグナイトを持って回復を止めるのが最も有効です。体力が半分を切ったら追撃せず引きましょう。
毒を撒きながら逃げ回るため、こちらが殴りたいときに殴らせてもらえません。裁断も回復も「殴れて初めて成立する」ため、追いかけっこに付き合った時点でグウェン側の負けです。
深追いは厳禁です。CSだけ確保してレベル差を作らせず、集団戦で仕事をする方針に切り替えましょう。
クリティカルの瞬間火力と、5秒間死なないウルトが噛み合う相手です。こちらの回復量を上回る速さで削られるうえ、削り切ったと思っても倒し切れません。
ウルトを使わせてから引き、クールダウン中の時間帯に仕掛け直すのが基本です。怒りが溜まりきった状態では正面から戦わないことです。
急所を突いて確定ダメージを出すため、こちらが体力を積んでも意味がありません。Wで攻撃を跳ね返され、ウルトで急所を連続で狙われると、回復が追いつかない速度で溶けます。
急所の向きを見て、そこに立たない位置取りを徹底しましょう。Wを構えたら重要スキルを撃たないことです。
遠距離から削られ、グウェンが前に出てQを当てる機会が減ります。26.16ではウルトのダメージと防御ステータスが強化されたため、レーンの相性は据え置きでも、集団戦での脅威度が上がりました。
しるしが3つ目になる直前には離れてスタンを回避しましょう。集団戦ではウルトに複数人で巻き込まれないよう散開します。
マウス ─ 殴る対象を切り替える速さが、そのまま回復量になる
26.16のグウェンは、殴った回数だけ体力が戻ります。つまり集団戦で「今どれを殴るか」を素早く指し直せるかどうかが、生存時間に直結するということです。前衛から後衛へ、逃げる敵から近くの敵へ、対象を切り替えるたびに一瞬の迷いがあると、その分だけ回復が止まります。狙った場所へ正確にカーソルを運べる高精度センサーのマウスは、この積み重ねで効いてきます。具体的な製品選びはLOL向けゲーミングマウスおすすめ6選にまとめました。
キーボード ─ Wを「防ぎたいスキルに合わせて」出す
Wの聖なる霧は、早出しすれば無駄になり、遅ければ受け切ってしまう、タイミングが全てのスキルです。相手の予備動作を見てから押すまでの時間は、体感で0.2秒あるかどうか。押したはずのキーが入っていなかった、という一度の取りこぼしが、そのままキルを献上する結果になります。同時押しに強く反応の速いキーボードは、この一瞬を確実に拾ってくれます。選び方はLOL向けゲーミングキーボードおすすめ6選にまとめています。
ヘッドセット ─ Eを守りに残すための「気配察知」
グウェンが最も倒されやすいのは、攻めにEを切った直後にガンクを受ける瞬間です。だからこそ、危険を見る前に聞けるかどうかが、Eを温存できるかどうかを決めます。ブッシュ裏の足音、味方の警告ピング、視界外のスキル音──定位のはっきりしたヘッドセットなら、押し込みすぎたウェーブでの事故を確実に減らせます。候補はLOL向けゲーミングヘッドセットおすすめ6選で比較しています。
モニター ─ 序盤を耐えるための「見てから避ける」
フィオラの急所、ケネンのしるし、対面の予備動作──見てから動けば避けられるものは少なくありません。序盤を大きく負けないことが仕事のグウェンにとって、高リフレッシュレートのモニターで相手のモーションを一瞬早く視認できることは、体力バー1本ぶんの価値があります。選び方はLOL向けゲーミングモニターおすすめ6選を参考にしてください。
まとめ ─ 後半まで集中を切らさないために
グウェンは試合が長引くほど強くなるチャンピオンです。裏を返せば、30分・40分と判断の精度を保ち続けることが求められます。手や耳が疲れにくい環境を整えておくことは、終盤の一回の「入るか引くか」の判断精度に直結します。デバイス全体の選び方はLOLゲーミング環境まとめに、当ブログで実際に使っている機材の構成は実際に使っているゲーミング環境の紹介記事にまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
初心者〜中級者がやりがちな失敗
- 序盤から強引に殴り合う
グウェンはコアアイテムが揃ってから本格的に機能する成長型です。26.16で回復が伸びたとはいえ、序盤に強い相手へ真正面から挑むと、育つ前にデスを重ねてコア完成が遅れます。序盤の仕事はCSと経験値の積み上げに絞りましょう。 - Qを0スタックで使ってしまう
スタックがない状態のQは火力が足りず、相手に反撃されます。通常攻撃を数回挟んでスタックを貯めてからQを当てる習慣をつけましょう。 - 回復を過信して深追いする
裁断の回復は「殴れる対象がいて初めて」発生します。相手が逃げた瞬間に回復源は消えるので、追いかけた先で囲まれると一気に倒されます。殴る対象を失ったら引く、と決めておきましょう。 - Wを早く使いすぎる
Wを戦闘前に早出しすると相手に下がられ、その後に本当に防ぎたいスキルを受けてしまいます。Wは「戦う直前」か「相手の重要スキルに合わせる」と覚えましょう。 - Eを攻めに使ってガンクで倒される
Eを前に使うと逃げ手段が一時的になくなります。敵ジャングラーが見えない状態で攻めにEを切るのが、最も倒されやすい瞬間です。Eは守り優先で温存しましょう。 - 集団戦で最初に突っ込んで溶ける
育っているときほど前に出たくなりますが、5人の前に一人で入ると行動妨害で何もできずに倒されます。味方の仕掛けと敵スキルが落ちるのを待ってから後入りしましょう。
グウェンはどんな人におすすめ?
グウェンは以下のようなプレイスタイルに向いているTOPチャンピオンです。
- サイドレーンで1対1をしたい人
コア完成後の差し合いとスプリットプッシュが強みです。「孤島」であるTOPで対面を上回り、盤面を引っ張る動きが好きな人に向いています。 - タンクを溶かすAPファイターを使いたい人
裁断で体力の高い相手ほど削れるため、メタにタンクが多いほど価値が上がります。硬い相手を真正面から崩す爽快感を味わえます。 - 殴りながら耐える戦い方が好きな人
26.16の強化で、削りながら体力を戻して居座る戦い方の再現性が上がりました。引き際を計算しながら殴り続ける立ち回りが好きな人ほど噛み合います。 - 後半に向けてコツコツ育てるのが好きな人
序盤は耐えて、コア完成後に輝く成長型です。ロールクエストのレベル20まで見据えて、試合を通して強くなっていく過程を楽しめるプレイヤーにやりがいがあります。
- 序盤から積極的にキルを取りたい人(グウェンは序盤の爆発力が低い)
- 行動妨害の多い構成相手でも突っ込みたい人(捕まると一気に溶ける)
- Wやスキルの「使うタイミングを待つ」判断が苦手な人(早出しが弱さに直結する)
まとめ
グウェン TOPは、「Qのスタックをどれだけ貯めてから削れるか」と「Wの聖なる霧をどの場面に合わせられるか」が問われる、タンク殺しのAPファイターです。パッチ26.16では固有スキル「裁断」の回復が与ダメージの66%へ、上限が最大40(+魔力の7%)へと大きく引き上げられ、殴り続けるほど体力が戻る性質がはっきり強化されました。ビルドは黄昏と暁から入り、シャドウフレイムとラバドン デスキャップで魔力を伸ばす形が最有力です。レーンを安定させ、ロールクエストの経験値とレベル20の追い風を受けながら、コアが揃う中盤以降にサイドレーンの1対1と集団戦の後入りで活躍しましょう。
- 序盤は無理せずCSを優先し、Qのスタックを貯めてから短く交換して黄昏と暁の完成を急ぎましょう
- Eは守り優先で温存し、Wは相手の重要スキルに合わせて使いましょう
- 1コア完成後はサイドレーンで1対1の圧力を出し、集団戦は最初に入らず後入りで前衛から削りましょう
グウェンは最初から簡単に勝てるチャンピオンではありません。しかし、レーン戦で大きく負けず、アイテムとレベルが揃った時間帯にサイドレーンと集団戦で役割を果たせれば、初心者〜中級者でも十分に勝ちを狙えます。「グウェン ビルド」や「グウェン ルーン」だけを追うのではなく、いつ戦うか・どこで戦うか・Wを何に合わせるかを意識して練習してみてください。26.16で回復を取り戻したハサミ一丁でタンクを裁つ、聖なる裁縫師の粘り強さを体感できるはずです。


