エズリアルは、Q「ミスティックショット」を遠距離から当てて削る、スキルショット型のADCです。右クリックの通常攻撃だけで戦うのではなく、Qを何度も当ててダメージを出し、E「アーケインシフト」で安全な位置を取りながら立ち回ります。スキルを当てるたびに全スキルのクールダウンが短くなる仕組みを持ち、Qが回り始めると遠距離から一方的に削り続けられるチャンピオンです。
パッチ26.11時点でも、エズリアルはボットレーンで高い使用率を誇ります。基本となるAD(物理)型は、トリニティ フォース・アイオニア ブーツ・マナムネを軸にしたスキル回転ビルドが主流です。さらに26.9でエズリアル本体の魔力比率が大きく強化されたことで、ヘクステック ガンブレイドやリッチベインを積むAP(魔力)型エズリアルも実用的な選択肢として復活しました。この記事ではAD(物理)型をメインに解説し、AP(魔力)型は専用のコラムでまとめて紹介します。
- エズリアルはQを当てて削るスキル型ADC
- E「アーケインシフト」は攻めより逃げ用に残す
- 集団戦ではQで削りながら、安全な位置から通常攻撃も混ぜる
26.9でエズリアル本体の魔力比率が大きく強化された
26.9では、長らく姿を消していた「AP(魔力)型エズリアル」を復活させる方向の強化が入りました。AD(物理)型の主力であるQのダメージ効率はそのままに、魔力に乗るスケール部分が一気に引き上げられています。
- Q「ミスティックショット」の魔力比率上昇:15% → 40%。 Qのスキルショットがそのまま魔力で伸びるようになり、AP(魔力)型でも主力ダメージとして機能するようになりました。
- W「エッセンスフラックス」が魔力比率90%(固定)に。 印を起爆したときのバーストが魔力に強く依存するようになり、AP(魔力)型ではWが重要なダメージ源になりました。
- R「トゥルーショットバラージ」の魔力スケール強化。 遠距離からのフィニッシュ・ポーク火力がAP(魔力)型でも出しやすくなりました。
これらはあくまでAP(魔力)型を選んだ場合に効いてくる強化です。トリニティ フォース・マナムネを積む従来のAD(物理)型ビルドの強さがこの調整で下がったわけではないため、AD(物理)型をメインに使う人はこれまで通りで問題ありません。
結局どう変わる? AD(物理)型とAP(魔力)型の使い分け
AD(物理)型の基本ビルド・ルーン・立ち回りはこれまで通りで問題ありません。26.9の変更で増えたのは「AP(魔力)型」という第2の選択肢であり、迷ったときは次を目安に選び分けましょう。
- まずはAD(物理)型で問題ありません(特に初心者〜中級者)。 トリニティ フォース・マナムネのAD(物理)型は安定感が高く、Qを多少外しても通常攻撃とファームで試合を立て直せます。Qを当て、通常攻撃を混ぜ、Eを温存する基本を守るだけでよく、26.9以降も根幹は変わりません。
- Qの命中に自信があり、キルを取りに行きたいならAP(魔力)型。 QとW起爆のコンボで一気にHPを奪うバースト型です。ヘクステック ガンブレイド+リッチベインを積み、ミッドやボットでバースト寄りに戦いたい人に噛み合います。ただしQを外すと火力が出ない時間が長く、ピーキーな点には注意しましょう(詳細は後述のコラム)。
- 対面やサポートで選び分けるのもアリ。 相手にタンクが多く長期戦で削りたい試合はAD(物理)型が安定します。逆に、序盤からキルを取って主導権を握りたいレーンでは、AP(魔力)型のバーストが刺さりやすいです。
エズリアルは今ADCで強い?初心者にもおすすめ?
結論から言うと、エズリアルはパッチ26.11以降の環境でも使用率の高い人気ADCですが、勝つには「Qを当てること」と「Eを雑に使わないこと」が問われる中級者寄りのチャンピオンです。Eによる高い生存力と、アイテムが揃ったあとのQポークでLoL ADCの中でも「死ににくさ」と「自由度」が魅力です。一方で、Qを当てられないと火力が出ないため、最初はQの命中率を意識することが上達の近道になります。
- 現環境での評価:使用率が高く人気のあるADC。ただし勝ちやすさはQ精度にかなり左右される
- 初心者〜中級者におすすめできるか:触りやすいが火力を出すには練習が必要。「スキルショットを練習したい」人に向いている
- 操作難易度:中〜やや高め。Eがあるので生存はしやすいが、Qを外し続けるとダメージが出ない
- レーニング力(序盤の強さ):安定感は高い。QでCSを補助でき、危ない場面ではEで距離を取れる。ただし序盤から強く押し切るタイプではない
- スケール(後半の強さ):中盤〜後半も強い。アイテムが揃うとQの回転がよくなり、遠距離から削り続けられる
- ポジショニングの難しさ:ADCの中では比較的安全だが、Eを先に使うと一気に危険になる
- どんな人に向いているか:スキルショットが好きな人、ポークしながら戦いたい人、安全にADCを練習したい人
※26.9以降はAP(魔力)型という選択肢も増えましたが、はじめてエズリアルを使うなら、まずは安定感のあるAD(物理)型から触るのがおすすめです。
エズリアルの強みと弱み
強み
- Qで遠距離から安全に削れる
エズリアルの主力はQ「ミスティックショット」です。相手の射程外からダメージを出せるため、危険な距離に入らず戦えます。Qを当てるたびに全スキルのクールダウンが短縮され、Qの回転がどんどん良くなっていきます。 - E「アーケインシフト」で逃げやすい
ブリンク(瞬間移動のように位置を変えるスキル)を持つため、他のADCよりガンクやオールインに対応しやすいです。Eを温存できているかどうかが、エズリアルの生存率を大きく左右します。 - マナムネ完成後の火力が高い
マナムネ(強化後はムラマナ)が完成するとQのダメージが大きく伸びます。エズリアルはアイテム完成後に一気に戦いやすくなる、中盤以降が本領のチャンピオンです。 - ポークと追撃が得意
QとR「トゥルーショットバラージ」で遠くの敵を削れます。逃げた敵への追撃や、ドラゴン・バロン前のオブジェクト管理での削りが強力です。 - 不利レーンでも耐えやすい
QでCSを取れるため、相手に押されても最低限のファームを維持しやすいです。Eの生存力と合わせて、不利な対面でも試合を畳まれにくいのが強みです。
弱み
- Qを外すとダメージが大きく落ちる
エズリアルは通常攻撃だけで戦うADCではありません。Qを外し続けると、集団戦でもレーンでも存在感が薄くなります。命中率がそのまま火力に直結します。 - ウェーブ処理がやや遅い
ジンクスやシヴィアのようにミニオンを一気に処理する力は高くありません。押し込まれるとタワー下CSが難しくなることがあります。 - Eを攻めに使うと危険
Eで前に出た後に敵ジャングラーやサポートのCCを受けると、逃げ手段がなくなります。Eを攻めに切ったあとが、エズリアルの一番もろい瞬間です。 - 序盤のオールインはそこまで強くない
ドレイヴンやルシアンのように、序盤から一気に倒し切るタイプではありません。無理に殴り合うと負けやすいです。 - 通常攻撃を忘れると火力不足になる
初心者はQだけ撃ち続けがちですが、エズリアルもADCです。パッシブのスタックを活かすためにも、安全な時は通常攻撃を混ぜる必要があります。
おすすめルーン(物理型)
エズリアル ルーンは、リーサルテンポで攻撃速度を伸ばしながら、Qと通常攻撃を混ぜて戦う栄華メインの形が基本です。パッチ26.11時点では、リーサルテンポ+栄華メイン・天啓サブの構成が定番になっています。エズリアルはQと通常攻撃を交互に挟む(オートアタックウィービング)と火力が伸びるため、攻撃速度を補ってくれるリーサルテンポと相性が良いです。
| 項目 | 選択 |
|---|---|
| メインパス | |
| キールーン | |
| メインルーン 2段目 | |
| メインルーン 3段目 | |
| メインルーン 4段目 | |
| サブパス | |
| サブルーン 1 | |
| サブルーン 2 | |
| ステータスシャード | 攻撃速度 / アダプティブフォース / 体力 |
- リーサルテンポで攻撃速度が伸び、QとQの間に通常攻撃を挟む動きが安定する
- 冷静沈着でQを多用するエズリアルのマナ面を補い、レーン戦を安定させる
- ビスケットデリバリーと魔法の靴で序盤の体力・ゴールドを補助し、コアアイテム完成を早める
より長い継続戦闘を重視したい試合では、リーサルテンポの代わりに征服者をキールーンにする形も選択肢になります。スキルと通常攻撃を混ぜて長く殴り合う展開で噛み合います。
おすすめビルド(物理型)
エズリアル ビルドは、スキル回転・マナ・Qのダメージを伸ばす構成が基本です。パッチ26.11時点では、トリニティ フォース・アイオニア ブーツ・マナムネを軸に、相手の防御に応じてセリルダの怨恨やショウジンの矛を足していく形が代表的です。
スタートアイテム
ドランブレード
体力ポーション
コアビルド
トリニティフォース
アイオニアブーツ
マナムネ
セリルダの怨恨
アイテム詳細・選択肢
-
トリニティ フォース Qを当てた後の通常攻撃が大きく伸び、スキルヘイスト・移動速度・体力もまとめて確保できます。エズリアルはスキルと通常攻撃を混ぜるため、1手目として非常に相性が良いアイテムです。 -
マナムネ(→ ムラマナ) マナと火力を補います。マナが最大まで貯まってムラマナに進化すると、Qの1発ごとに追加ダメージが乗り、エズリアルの火力がワンランク上がります。Qを撃つほどマナが育つため好相性です。 -
セリルダの怨恨 物理防御の高い敵にもダメージを通しやすく、スロウでカイトしながら追いやすくなります。相手にタンクやアーマー持ちが多い試合のポーク・カイト性能を底上げします。 -
ショウジンの矛 スキルヘイストと継続戦闘力を強化できます。Qをより多く撃って削り続けたい試合で、セリルダの怨恨の前後に組み込む選択肢になります。 -
ブラック クリーバー 味方に物理ダメージが多く、前線を長く削る試合で選択肢になります。体力と物理防御低下で、タンク主体の相手に有効です。 -
ガーディアン エンジェル ADアサシンやファイターに狙われる試合で安定します。終盤の保険として、Eで逃げきれない局面でも1度復活できます。 -
マルモティウスの胃袋 APバーストがきつい試合で有効です。魔法ダメージを軽減するシールドで生存力が上がります。
ブーツ選択
アイオニアブーツ
エズリアルは基本的にアイオニア ブーツが最も相性が良いです。スキルヘイストが上がってQ・E・Rの回転率が高まるため、Qを多く撃ちたいエズリアルにとって非常に有効です。相手のCCがきつい試合では、マーキュリー ブーツ(マーキュリー トレッド)に変える選択肢もあります。
26.9で何が変わった?
26.9でエズリアルの魔力比率が大きく引き上げられ(Qが15%→40%、Wが魔力比率90%、Rのスケールも強化)、魔力を積む「AP(魔力)型エズリアル」がふたたび実用的になりました。AD(物理)型が「Qと通常攻撃を当てて削り続ける」スタイルなのに対し、AP(魔力)型はQとWのワンコンボで一気にHPを奪うバースト型です。ミッドでも使われますが、ボットでも成立します。
AD(物理)型と何が違う?
- ダメージの出し方:AD(物理)型は継続ポーク、AP(魔力)型はQ+W起爆+通常攻撃の瞬間火力。スキルショットが当たれば当たるほどリターンが大きい、ハイリスク・ハイリターンの構成です。
- スキル上げ順が変わる:AP(魔力)型では魔力比率90%になったWを最優先で上げます(W > E > Q)。Wのバーストが主力になるためで、AD(物理)型のQ最優先とは逆になる点に注意してください。
- サモナースペル:キル能力を活かすため、フラッシュ+イグナイトが定番です。
AP(魔力)型のおすすめビルド
ヘクステックガンブレイド
ソーサラーシューズ
リッチベイン
ラバドンデスキャップ
- ヘクステック ガンブレイド:魔力・回復・スロウ付きのアクティブを持ち、AP(魔力)型エズリアルの1手目として定番。Qの魔法ダメージと相性が良く、ハラスと追撃を支えます。
- リッチベイン:スキル使用後の通常攻撃に大きな魔法ダメージを乗せます。Qを撃ってから通常攻撃を挟むエズリアルのリズムと噛み合い、バーストの核になります。
- 仕上げの選択肢:ラバドン デスキャップで魔力を底上げし、相手の魔法防御が高ければヴォイド スタッフ、さらにバーストを伸ばすならシャドウフレイムやストームサージを足します。
ルーン(魔力型)
キーストーンは電撃(覇道)が定番です。QやWのコンボで電撃を起爆し、バーストにつなげます。サブパスは魔道を取り、マナフローバンド・追い風(または至高)・追火など、マナと魔力の伸びを補うルーンを選びます。
どんな人・どんな時に選ぶ?
AP(魔力)型はスキルショットの命中に自信があり、レーンを支配してキルを取りに行きたい人向けです。安定して削りたい・初心者というケースでは、まずはAD(物理)型をおすすめします。AP(魔力)型は当てれば爆発的ですが、Qが外れると何もできない時間が長くなる、よりピーキーな構成だと理解して使い分けましょう。
スキルオーダーとスキルの使い方
スキル上げ順
基本(物理型)の優先順位:Q > E > W(Rは上げられるレベルで必ず上げる)
Q 最優先
E 次
W 3番目
Q「ミスティックショット」が主力ダメージであり、レーン戦・ポーク・集団戦すべてで使うため最優先です。Eはクールダウン短縮と生存力のために次に上げます。Wはレベルを振る恩恵が小さいため最後です。なおAP(魔力)型を使う場合は、魔力比率90%になったWを最優先(W > E > Q)にする点が大きく異なります。
各スキルの解説
スキルやチャンピオンへの攻撃を命中させるたびに攻撃速度が増加します(最大5スタック)。Qを当て続けると通常攻撃も速くなるため、エズリアルはスキルと通常攻撃を混ぜると火力が伸びます。
- Qを当てたら通常攻撃を1発挟む「オートアタックウィービング」でスタックを維持する。これがエズリアルの基本リズム
- スタックが乗った状態は時間で消えるため、削りに行くなら攻撃の手を止めすぎない
エズリアルの主力スキルです。敵に当てるとダメージを与え、全スキルのクールダウンが1.5秒短縮されます。当てれば当てるほどQ・E・Rの回転が良くなる、エズリアルの心臓部です。レーン、CS補助、ポーク、集団戦すべてで使います。
- 相手ADCがCSを取る瞬間に撃つと、足が止まっていて当てやすい
- ミニオン越しでもオンヒット効果が乗る。トリニティ フォース・ムラマナの追加ダメージはQにも乗るため、アイテムが揃うほど1発が重くなる
- Qを当ててEのクールダウンを稼げば、逃げ用のEを早く再使用できる。攻防両面でQの命中が起点になる
- 26.9で魔力比率が15%→40%に上がった。AP(魔力)型ではこのQが主力ダメージとして機能する
やってはいけない使い方は、序盤からCS取りにQを使いすぎてマナを枯らすことです。取りづらいミニオンだけQで補助し、相手へのプレッシャーとマナを残しましょう。
敵チャンピオンやタワーに印を貼り付けるスキルです。印の付いた対象にエズリアルのスキルを当てると印が起爆し、追加ダメージとマナ回復が発生します。タワー削りやバーストに使えます。
- AD(物理)型では使用頻度は低め。タワーシージや、Q+Wで一気に削りたい場面で使う
- 26.9でWの魔力比率が90%(固定)になり、AP(魔力)型では主力のバーストスキルに変化した。AP(魔力)型はW→Qの順で印を起爆してダメージを出す
指定方向に瞬間移動し、近くの敵へ自動で魔法弾を飛ばします。逃げ・位置調整・追撃に使えますが、基本は防御用に残すのがおすすめです。
- Eは「攻めより守り」が大原則。Eを攻めに使った直後に敵のCCを受けると、逃げ手段がなくなり一気に倒される
- Qを当ててEのクールダウンを短縮しておくと、逃げ用のEを再使用できるタイミングが早まる
- 壁を越えられるため、ガンクが来たら壁越えで逃げ切るルートを普段から把握しておく
やってはいけない使い方は、削りやキルを焦ってEで前に詰めることです。「Eを使った後、自分は安全か?」を常に自問しましょう。
マップを横断する大型スキルです。ウェーブ処理、集団戦前の削り、逃げた敵へのとどめに使えます。距離が伸びるほどダメージはやや減衰しますが、画面外の敵にも届きます。
- 複数人に当たる角度を見つけてから使うと効果的。1人を追うためだけに乱発しない
- 逃げた敵のフィニッシュに使えるが、味方と「キルを取れる確信」がある時に。外すと長時間Rがない
- ミニマップを見て、別レーンの瀕死の味方や敵を狙うグローバルなフィニッシュも視野に入れる
レーニングフェーズの立ち回り
序盤(レベル1〜6)
序盤のエズリアル ボットは、無理にキルを狙うより、CSを安定させながらQで削る時間です。通常攻撃で取れるCSは通常攻撃で取り、取りづらいミニオンだけQで補助します。QをCSに使いすぎると相手へのプレッシャーとマナが減るので注意しましょう。
- 相手ADCがCSを取る瞬間にQを撃つ。当たったら、近くに敵サポートのCCがないか確認してから通常攻撃を1発入れる
- Eは基本的に逃げ用。敵サポートのCCや敵ジャングラーの位置が見えるまで温存する
- 相性の悪い相手(ドレイヴン・ルシアンなど)には殴り合わず、QでCSと体力差の管理を優先する
中盤(レベル7〜11)
中盤は、トリニティ フォースとマナムネ完成に向けて、Qで削りながら小競り合いに参加する時間です。マナムネがムラマナに進化するとQが一段重くなり、ここからエズリアルの存在感が増します。
- Wはタワーにも使えるため、タワー削り(プレート狙い)に役立つ
- ボットタワーを折った後はミッドへ移動し、Qで敵を削りながらタワーやオブジェクトを狙う
- ドラゴン前は味方の後ろからQでポークし、相手のHPを削ってから戦闘に入る
後半(レベル12〜)
後半のエズリアルは、戦闘前に削り、戦闘中は安全な位置からQと通常攻撃で火力を出すADCです。味方の前衛が先に位置を取ってから合流します。
- バロン・エルダードラゴン前はQとRで敵を削り、敵が入ってくる入口にQを置いてHPを減らしてから戦う
- サイドを押すときは壁越えでEで逃げられる位置を意識し、囲まれそうなら早めに引く
集団戦でのポジショニングと役割
エズリアルの集団戦での役割は、戦闘前にQで削り、戦闘中は安全な位置からQと通常攻撃を混ぜてダメージを出すことです。飛び込んでキルを取るADCではなく、後方から継続的に削り続けるのが仕事です。
- まずQで削る:いきなり通常攻撃の距離まで入る必要はない。まずQで敵前線を削り、敵の重要スキルが見えた後に少しずつ前へ出る
- 敵のCCが見えたら通常攻撃も混ぜる:Qが届く距離で戦い、安全が確認できたら通常攻撃も使ってパッシブのスタックを活かす
- Eは逃げ用に残す:Eを攻めに使った後に狙われると逃げられない。敵の飛び込みやCCを避けるために温存する
- Rは複数人に当たる角度で使う:Rをウェーブ処理だけに使いすぎると、重要な場面でフィニッシュに使えない
- まずQで削る
- 敵のCCが見えたら通常攻撃も混ぜる
- Eは逃げ用に残す
有利な相性・不利な相性
有利な相性
序盤から強く仕掛けるタイプではないため、エズリアルがQで削りながらファームしやすい相手です。
無理に倒しに行かず、Qで体力差を作る意識で問題ありません。
射程が短いため、エズリアルのQで先に触りやすい相手です。序盤の体力管理で優位を作れます。
レベル6以降の殴り合いは強いので、近距離で長く戦わないようにしましょう。
近づいて火力を出したいADCです。エズリアルはQで先に削り、カイ=サが入ってきたらEで距離を取ると戦いやすいです。
カイ=サのRでの飛び込みに備えてEを温存しましょう。
ウェーブ処理は強いですが射程は長くありません。スペルシールドを見てからWやRを使い、Qで地道に削りましょう。
スペルシールドが切れたタイミングを狙ってQを当てましょう。
不利な相性
序盤の殴り合いが非常に強く、エズリアルが近距離で戦うと負けやすい相手です。
CSはQで取り、無理に通常攻撃で殴り合わないようにしましょう。
射程差でレーンから押されやすい相手です。QでCSを補助しながら、罠に引っかからない位置で耐えることが大切です。
ケイトリンのヨードルトラップを踏まないよう位置に注意しましょう。
WのスローとRのキャッチが厄介です。Eがあるとはいえ、Rに当たると一気に倒される可能性があります。
アッシュRが飛んできたらEで素早く回避しましょう。
序盤のバーストが高く、短い距離で一気に削られます。
Eを攻めに使わず、ルシアンが前に出てきた時に下がれるようにしましょう。
一度CCを受けると、Eを使う前に倒されることがあります。
ミニオンの後ろに立ち、相手サポートの射程に入らないことが大切です。
初心者〜中級者がやりがちな失敗
- Eを攻めに使ってしまう
エズリアルで最も多い失敗です。削りやキルを焦ってEで前に詰めると、その直後にCCを受けて逃げられなくなります。Eは「守り優先」で温存し、攻めに使うのはキルを確信できる時だけにしましょう。 - Qだけ撃って通常攻撃を忘れる
エズリアルもADCです。Qばかり撃ってパッシブのスタックや通常攻撃の火力を捨てると、火力不足になります。安全な時はQと通常攻撃を交互に挟みましょう。 - 序盤からCS取りにQを使いすぎる
QをCSに乱発するとマナが枯れ、相手へのプレッシャーも下がります。取りづらいミニオンだけQで補助し、マナは削り・逃げ用に残しましょう。 - マナムネ完成前に無理をする
エズリアルはアイテムが揃ってから本領を発揮します。マナムネ(ムラマナ)完成前に強気のオールインを仕掛けて死ぬと、肝心の中盤の火力が遅れます。序盤はファーム優先で構いません。 - Rを1人追いに乱発する
逃げた1人を追うためだけにRを撃つと、本当に必要な集団戦やフィニッシュで使えません。Rは複数人に当たる角度か、キルを確信できる場面で使いましょう。 - Qが当たらないのに同じ位置に居続ける
Qが外れ続けているのに距離・角度を変えないと、自分だけ被弾して火力が出ません。命中率が落ちたらいったん引き、当てやすい位置を取り直しましょう。
エズリアルはどんな人におすすめ?
エズリアルは以下のようなプレイスタイルに向いているADCです。
- スキルショットを練習したい人
Qを当てる精度がそのまま火力になります。右クリック中心のADCとは別の「狙って当てる」感覚を磨きたい人に向いています。 - 安全にADCを練習したい人
Eのブリンクで生存力が高く、ミスをリカバリーしやすいです。ポジショニングを学びながら、死ににくい環境で練習できます。 - ポークしながら戦うのが好きな人
遠距離からQとRで一方的に削る立ち回りが得意です。じわじわ体力差を広げて勝つスタイルが好きな人に合います。 - (魔力型)一撃のバーストで仕留めたい人
26.9以降のAP(魔力)型は、QとWのコンボで一気にHPを奪えます。スキルショットに自信があり、キルを取りに行く爽快感を求める人はAP(魔力)型も試す価値があります。
- スキルショットを当てるのが苦手な人(Qが外れると火力がほぼ出ない)
- 序盤から一気にキルを取って押し切りたい人(エズリアルは序盤のオールインが弱め)
- Eをつい攻めに使ってしまう人(攻めEは捕まると即死につながる)
まとめ
エズリアル ADCは、「Qをどれだけ精度高く当てられるか」と「Eを攻めに使わず温存できるか」が問われるスキルショット型ADCです。パッチ26.9で魔力比率が大きく強化され、従来のAD(物理)型に加えてヘクステック ガンブレイド+リッチベインのAP(魔力)型という選択肢も復活しました。ただしAD(物理)型の基本ビルド・ルーン・立ち回りはこれまで通りで問題ありません。トリニティ フォースとマナムネを揃え、Qで削りながら通常攻撃を混ぜ、Eを逃げ用に残す。この基本を守れば、安定して勝ち筋を作れるチャンピオンです。
- Q「ミスティックショット」を当てて、戦闘前から敵を削る(当てるほど全スキルが速く回る)
- E「アーケインシフト」は攻めではなく、基本は逃げ用に残す
- 安全な時はQだけでなく通常攻撃も混ぜ、マナムネ完成後の中盤から積極的に小競り合いへ参加する
